Netflix映画「最後の追跡」レビュー


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原題 HELL OR HIGH WATAR

監督 デビッド・マッケンジー、 製作 ピーター・バーグ

脚本 テイラー・シェリダン 

主演 クリス・パイン、ジェフ・ブリッジス、ベン・フォスター

レビュー

美しい演出力ある映像美に惚れる、芝居の自然な撮影手法に映像が溶け込んでいる。西武の雄大な風景を映し出し、そこに生きている西武の人間達の孤独が見事に描写されている。物語途中で唐突に描写される野火のシーンがまさにそれを表現している。

作品に流れるテーマはシナリオのテイラー・シェリダンの力による所が大きい。ボーダーラインシリーズをシナリオに昇華した力量はシリーズを見れば一目瞭然だがこの作品を観てもその筆圧は感じる事ができる。

元々はピーター・バーグ監督が監督する予定だったらしい、この作品においては製作にまわって正解なのではと感じる。ピーター・バーグ監督が監督していたらアメリカンニューシネマのノスタルジックさに加えてそれの二番煎じ気味の娯楽作品としての色を出すだけで終わっていたのではないか?と思う部分があるからだ。ちなみにピーター,バーグ監督はピーター・バーグ監督で好き。

監督のデビッド・マッケンジーはこの作品ののちクリス・パインと再びタッグを組んでNetflix映画でアウトローキングというブレイブハートの後日談とも言える作品を作っている。スコットランド出身ならではのと言える。



アカデミー賞ノミネート→作品賞、助演男優賞、脚本賞、編集賞。

映画って良いもんですよね

それではまた、アディオス!

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