結婚したい男子が生命保険に加入すべき2つの理由

こんにちは、やーです。

ほとんどのインフルエンサーが生命保険には加入するなと言いますが、全員が当てはまると判断するには早いかもしれません。

私自身は生命保険の営業でもなければ、金融系の仕事をしているわけでもない、一般的なメーカー系のサラリーマンなので、生命保険を売りたいわけではありません。

ただ私には妻と子供がいて、今後自分含めた私の家族がお金に縛られずに生きていくためには、現時点で生命保険は有用であると考えています。

もし今結婚している、もしくは結婚したいという方には参考になると思いますので、読み進めていただけたら幸いです。

生命保険に加入すべき人の条件
1. 20代
2. 子供が欲しい or 子供がいる
3. 貯蓄が1000万円以下
これらすべての条件に当てはまる人は生命保険に入ることを検討した方が良いかもしれません。

生命保険は自分のためのものではない

生命保険は、自分が直接的に利益を得られる保険ではありません。
利益を得るのは保険金の受け取り人だけです。
生命保険に加入すると、毎月生命保険料をあなたは支払いますが、生命保険の補償は加入者が死亡したときに発生するので、あなたが受け取ることはありません。
つまり、大前提として生命保険は、自分が死亡して困る人(主に配偶者や子)を守るために加入するものであり、自分のために加入するものではないのです。

いやでも貯蓄型保険なら掛け捨てじゃないから、満期を迎えれば老後の資金、つまり自分のためにもなるじゃないかという人がいると思いますが、やはり貯蓄型生命保険も、自分以外の人のためのものです。
この前提を履き違えては損をすることになるのでご注意ください。

貯蓄型生命保険も自分以外の人のため

貯蓄型生命保険は、月々の支払いを貯蓄とし、満期を迎えたら生命保険会社がその貯蓄分に加えて、銀行に預けておくよりは高い利息を載せて返してくれるという商品です。
貯蓄型を否定するインフルエンサの多くは、貯蓄するくらいなら自分で資産運用した方が利回りを高く出来るし、手数料が高い、という論拠です。
たしかにその通りで、さきほど損をすると言った根拠もここにあります。
生命保険で資産運用するより、長期で積立投資をしたほうが今のところは合理的です。

しかし、そもそも生命保険は資産運用ではないため、積立投資と比較する対象ではありません。
貯蓄型生命保険も、あくまで生命保険なのです。
論点は、生命保険vs自分で資産運用ではなく、
自分が死亡したときの補償が、毎月の保険料に見合っているかどうかであるべきです。
そもそも保険というのは、起こる可能性はかなり低いけど、起こったらかなりヤバいというリスクに対しかけるものです。
あなたが死亡したとき、今の資産で配偶者や子供が路頭に迷うことなく、きちんとした教育を受け、立派に自立できますか?
そこに保険をかけるとして、それはあなたの家計を大きく圧迫するものではありませんか?
というような視点で判断をするべきなのです。




生命保険に加入すべき人の条件

1. 20代
生命保険は商品にもよりますが、加入時期が早ければ早いほど、満期までに支払う総額が少なくなります。
これは貯蓄型生命保険に多い特徴です。
なぜなら貯蓄型生命保険では、保険会社が加入者から預かり受けた資金を持って長期の積立投資を行うため、加入が早ければ早いほど積立期間が増え、利益の増大につながるからです。
よって、もしあなたが20代なら貯蓄型生命保険に入ることを検討するべきでしょう。

2. 子供が欲しい or 子供がいる
こども一人を大学まで出して自立させるまでにかかる総額は2000万円と言われています。
生まれてから大学に入るまでの22年間で2000万円なので、こども一人につき、毎月8万円を捻出する計算になります。
これを子育てをしながら一人親でやろうと思えば、壮絶な倹約努力が必要です。あまり現実的ではありません。
しかし、ひとり親でも保険金で養育費が補償されれば安心です。

3. 貯蓄が1000万円以下
2の内容と重複するため簡潔にお伝えしますが、1000万円あれば万が一あなたが死亡しても、資産運用しておけば問題なく養育費を用意できるため、生命保険に入る必要はありません。逆にまったくないという方は要注意です。


どんな生命保険を選ぶべきか

上に書いたようなリスクは負えないと思った人は、じゃあなにがなんでも生命保険に入った方が良いのかというとそうでもありません。
保険料に家計を圧迫されて、ちょっとした贅沢や貯蓄ができないほどであればやめておいた方が良いです。
保険は将来の安定を補償するものですが、保険料を支払うことで家計を圧迫され不安定になるのであれば本末転倒です。
月々の支出を把握し、余裕をもって貯蓄が出来る保険料に押さえましょう。
そのうえで、守るべき人に必要な補償額をつけられると良いですね。
年収ごとでの生命保険料の目安などネットにも載っているので参考にしてみてください。


今回は生命保険について話しました。
・生命保険は自分以外のひとを守るためのもの
・生命保険に加入すべきひとの条件
 (20代、子供が欲しいorいる、貯蓄1000万円以下)
・家計を圧迫しない程度の保険料で加入する

インフルエンサは「入るな」の一点張りですが、それを盲信して誰もが加入しないのは危ないよなと感じ、投稿してみました。
余談ですが、私はここに挙げていない特別な理由で貯蓄型生命保険に加入しています。
その話は機会があればまた後日投稿します。

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