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笞打つて芽立ちを急かす習ひなり



春のこの時期は毎年何かと忙しく働いております浦島Ru太郎(またの名をオリエンタル工作員ルゥノスケ……あと二つ三つ名乗っている名があったかな)、案の定今年もイースターの伝統をきちんとご紹介する余裕もなく(その割に小説は書いとるやん、という突っ込みも昨年と同じく)、なんとイースター記事と俳句企画参加記事をドッキングさせるという恐ろしい必殺技を捻り出しましたよ!

と言うことで、本記事はこちらの春の俳句王を選出するらべあろ企画への参戦記事で(も)あります。

お題は「芽立ち」とのこと、本記事タイトルも五七五で掲げましたが、参戦句ではありません。
参戦の拙句、こちらになります。


筆の根の淡墨下りて芽立ち浮く
(ふでのねのたんぼくおりてめだちうく)


ラベンダーさん、Alohaさん、この度もお世話になります。よろしくお願いします。


無事投句も済みましたので、冒頭のかしゅたん&パツキンスキーの暴力沙汰に戻ります(2記事に分けたほうが良かったんじゃね?という突っ込みが聞こえてきます。汗)

ええ、あるのですよ、チェコにはこのような伝統が(あとスロヴァキアとポーランドの一部の地域でも、らしいです)。
イースターの月曜日(今年は4月1日)に柳の枝などを6~12本編み合わせて作ったPomlázkaと呼ばれるむちで女性の尻を叩くという習わしの一番古い記録は14世紀のものだそうですが、一体なぜにそのようなことを……?

なんでもそのムチを受けた女性はその一年、若く美しく健康でいられるんだとかなんだとか……。

チェコの東のモラヴィア地方やシレジア地方だとムチで打つのに加えて女性に冷水をぶっかけるという伝統もあるんだそうで……そのあたりの地域からスロヴァキアにかけては女性を水に放り込む、という習慣もあるんだとか……。

いいわ、そんなことまでして年不相応に若くしとかんでも……と思うのは、私だけ?

Pomlázka、イースター前になると他のイースターグッズと一緒にいろんなところで売ってます。

ヴァーツラフ広場のイースターマーケットで撮ってきました。

以上、俳句を交えてのイースターご紹介記事でした。
イースターを祝う地域にお住いの皆様、楽しいイースターをお過ごしください。


昨年のイースター記事はこちら↓


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