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RED BLADE(仮題)vol.4
ステージではTWO LEGS MUSCLEの撤収作業が終わり、総合格闘技で使用される金網で囲った円状のリングが現れていた。FULL BODY MUSCLEという名前と目の前に広がる光景に誰もがどんな競技が行われるか想像がついていた。
場内が暗転し、リングの中央に立つギャラクシー鈴木をスポットライトが照らした。
『みなさん大変お待たせいたしました!Aesthetic body celebrati
RED BLADE(仮題)vol.3
ステージにせり出ていたONEHANDMUSCLE用のスタンドテーブルは自動的に床の下に降りていった。
「うぉーーー すっげー!なんか雀卓みたい!!!」
シアラーが驚きながら軽口をたたくが、Dinnerは反応しない。
(---あの時たしかにこの義手に何かが起きた。。Dice-Kさん、私に言わないで何かカラクリを仕込んだのかしら・・・---)
『それでは続いての競技をスタートいたします。競技の名
RED BLADE(仮題)vol.2
3人が扉を開け、廊下にでると片方の突き当りは行き止まりで一方方向にしか行けない仕様となっていた。左右を見てもお互いの姿が見えないことを確認するとそれぞれ中央ホールに向かって歩き出した。
廊下には10個ほどの扉があり、最後の扉の前を通り過ぎ、中央ホールにでる仕切りの部分にはなにやら人が通れるようになっている空港の金属検査ゲートのようなものが取り付けられていた。ゲートの上部には青字の明朝体で書かれた
RED BLADE(仮題)vol.1
「あんた、せっかく招待されたってのにいつもと同じ恰好じゃない?その青のブルゾン何枚持ってんのよ・・・やる気あんの?」
「いいのよ、この恰好が一番落ち着くの!!あの時だってこれで撮ってもらったんだし、あんたこそあの時、よくあんな恰好出来たわね、ほぼ裸じゃん アレ」
「う、うるさいわね、、ついテンションがあがっちゃっただけよ・・・」
「どうだか・・・笑」
頬を紅潮させながら否定するこの女性