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ITJ 伊豆トレイルジャーニー2023 ②

①の続きです😊
①はこちら

https://note.com/dinkydonaldo/n/n35391425b01b?sub_rt=share_b

前日は18:30にオホシさん、いつきさんと飯を食って20:00前には寝ました。

そして2:00前に起床、いつもの朝食を食べてからホテルを出たのは2:45。
バスに並ぶランナーたちがすでにそこにいました。バスのチケットは三島駅からスタート会場までの3,500円。事前に購入し受付時に乗車🚌チケットを受け取って当日乗車しました。

バス自体は3時前に出発、松崎のバスターミナルに着いたのは4:20ごろだったので1時間20分ぐらい掛かりました。

会場に到着

荷物預かりの期限である5:30までオホシさんと談笑したり、座ってひたすら時間が経つのを待ったり、トイレに行ったりしてました。

トイレに行ったが💩出ず😭

Aブロックなので荷物を預けて早々と並びます。
周りにはトレイルが強そうなランナーさんばかりでちょっとワクワク☺️
そして記念撮影とスタートします報告。

スタート前に祈祷みたいなミュージックが流れていて誰が歌ってるのか気になったけど(多分外人さんが好きそうなThe Japanese musicと言う感じの)スタート2,3分前からどこかで聞いたことのあるテンション上がりまくりの音楽がかかり始めてアドレナリン出まくり状態からのスタート❗️

さて、ココでコースのおさらいです。

ITJ70kコース
  1. 0k 松崎新港 〜 9.7k 宝蔵院 C1

  2. 9.7k 宝蔵院 〜 13.3k 八瀬峠 C2

  3. 13.3k 八瀬峠 〜 21.4k 諸坪峠 C3

  4. 21.4k 諸坪峠 〜 26.0k こがね橋 第一エイド

  5. 26.0k こがね橋 〜 29.1k 二本杉峠 C4 

  6. 29.1k 二本杉峠 〜 40.2k 仁科峠 第二エイド

  7. 40.2k 仁科峠 〜 51.2k 土肥駐車場 第三エイド

  8. 51.2k 土肥駐車場 〜 56.1k 戸田峠 C5

  9. 56.1k 戸田峠 〜 58k 達磨山高原レストハウス C6

  10. 58k 達磨山高原レストハウス 〜 66k 日陰山出口

  11. 66k 日陰山出口 〜 69.1k 修善寺総合会館Finish 


0k 松崎新港 〜 9.7k宝蔵院 C1

ここは走れない事のない坂道を延々と登っていく感じです。スタート時の動画から分かる通りテンションMAXなのと、このくらいの坂道走らないでどうする❗️と変なプライドが働きそこそこなペースで登ってしまい宝蔵院に着く頃には汗だく💦

1〜10k ラップ

宝蔵院で上に着ていたトレイルブレーカーを脱ぎました、ヘッドバンド、ヘッドライトも取ってザックの中へ。
この時点でトレイルブレーカーは絞ると汗が出てくる位に汗だく。しかし本人的にはこれで涼しくなるから大丈夫だろーと思い颯爽とコースに戻ります。

因みに宝蔵院には1時間5分44秒で通過でした。

9.7k 宝蔵院 〜 26.0k こがね橋 (第一エイド)


宝蔵院から八瀬峠は3.6kの区間で一気に300mの登り。そしてここからトレイル区間と言う記憶(辛過ぎて記憶が曖昧w)なので追い抜きも追い抜かせも難しい区間。一旦流れに入ってしまうとその速度で進まざるを得ないのでここで完全にオーバーペースになり発汗システムがバグりました🤪
八瀬峠以降は下り、諸坪峠まで走れない事のない道が続くので走れるはずなのに降り終わった15k以降身体が重く感じる&足が疲労で動かない感覚に襲われました😭
『まだ54k以上あるのにどうすんだよこの身体…何故動かないんだ…😭』と思いつつギリギリ走ってる感じで淡々と走るもいっぱいのランナーに抜かされました(感覚的には500人ぐらいに抜かれた感じ🫢)
ハッキリ言うとここから第一エイドのこがね橋までの記憶があまりありません。多分第一エイドまでは辿り着こうと必死になって走ったからだと思います。
そしてこがね橋に到着❗️ここのエイドが見えた時に涙が出そうになるくらい嬉しかった。1リットルの水もほぼ無くなっていたので本当に助かりました。
こがね橋は3時間7分で通過。120人弱に抜かされてるのでどれだけの死に体だったのかお分かりいただけたでしょうか…🤣(244位から361位へダウン⤵️)

こがね橋のエイドではコーラ、バナナ、松崎の桜葉餅が振る舞われてました。

バナナ🍌、美味しかった
コーラ、2本も頂きました🤤
桜葉餅🌸

発汗システムバグり真っ最中なのでここで水をいっぱい飲みました&フラスコにもお水をたっぷり入れた。
15kで感じた絶望感から救ってくれたこのエイドには感謝しかありません‼️

26.0k こがね橋 〜 40.2k 仁科峠


26〜41kラップ

この区間も時間がかかってる区間があるのは小刻みなアップダウンがある事を物語ってます。この辺りのアップダウンが確実にランナーの足腰を削ってくるので #ITJ の主催者って本当にSなんだなぁと思いました🤣
そしてここも必死にエイド2の仁科峠を目指して走っていたので記憶が殆どない。
あるのはつくばマラソンでお会いしたフォロワーのwattiさん(会うなり『凄い汗かいてますね⁉️』と心配されたので発汗システム異常は間違いないと確信笑)と会った事、途中コースロストして後続ランナーさんに助けてもらった事、その後そのランナーさんと仁科峠手前までほぼご一緒させてもらった事ぐらい😅

さて、仁科峠では有名なこの景色が眼前に広がってて足の痛みと疲れを忘れるほど感動しました🥹

富士山🗻もバッチリ👌

仁科峠までは5時間46分45秒掛かりました。40人以上に抜かされてる…w

仁科峠のエイドでは西伊豆のしおかつおうどんが食べれました。

西伊豆しおかつおうどん

最初に2つのうどんをお椀に入れて貰い食べました。こんなにしおかつおうどんって美味いの⁉️って言うぐらいに感動しました🥹しかしながら一口うどんを入れたら右の奥歯がキーンと沁みたので相当歯を食いしばって走ってきた事を反省😢
異常な発汗の為、うどんをもう一杯おかわりして満足。コーラとクリームパンも貰った。そして俺は摂取するのジェルも貰った。
ここのエイドには多分10分ぐらい居たと思う、本当に助かりました🙏

40.2k 仁科峠 〜 51.2k 土肥駐車場

40.2kのエイドではもう一つエイドがあるのは分かってたけど今の足腰の状態だと不安でスタッフの方に念の為『まだこの先に後もう一つエイドありますよね?』と聞き「ありますよ!駐車場です」と言われ安心してスタート😊

この区間、正にITJのハイライトと言える稜線コースなので山が好きな人、グレートトラバースが大好きな人とかはめちゃくちゃ感動するコースだと思います。私も最近はトラックとロードばかりの練習にハマってますが、元々はお山大好き人間なので足腰はボロボロだったけどめちゃくちゃ感動しました❗️🥹

眺望を妨げるものなし
さっき写真を撮った場所(少し降ってる所)を撮影

しかしながら眺望抜群なんですけど、先を言ってるランナーさん達が丸見えなんで『ああ、俺はあそこまで行かないといけないのか…』とちょっとゲンナリしながら走ってました🤭
そしてここも結構な登り、降りの繰り返しで足が更に削られます。そして事件が起こります….

脹脛がトゥルルンッ!!

うおぉぉぉ❗️遂に自分もレースで攣るのか❗️とちょっとだけワクワクしたのは0.5秒間ぐらいで此処で攣ったらThe Endという恐怖に襲われました😭。その為ここの区間でも更に速度ダウン…😢
しかし途中のトレイルで落ちていた誰かが落とした薬や漢方を入れたビニール袋をちょっと前に拾っていたので中身を見たら攣りに効く漢方薬があったので頂いたら少し楽に。(すみません🙏)でも終盤にまた攣りかけたのでなるべく脹脛に負担をかけない様に登ったり、走ったりしました。
土肥駐車場には8時間12分20秒に到着。更に50名弱に抜かされてるので攣りがどれだけマイナスだったかをわかっていただけるかと…



第三エイドの目玉
伊豆産豚汁
コーラをこの人がずっと開けててくれて助かった

土肥駐車場でのエイドで豚汁とコーラを頂きました。豚汁がここでもとっても体に沁みました😭
そしてかなり前から脱水が進み過ぎた為か右耳が塞がれたかの様に聞こえにくい状況になってしまいました👂これは慣れているとはいえ足腰が限界of限界なのでメンタルを削られました…😫
でもここでは富士山のコスプレをして日本一の襷をかけた女性が応援してたので『日本一、応援ありがとう❗️』と声を掛けたら綺麗にお辞儀をしてくれて『頑張って❗️』と応援してくれたのでやる気復活💪
Finishを目指します❗️

51.2k 土肥駐車場 〜 69.1k 修善寺総合会館 (栄光のFinish🥇)


ここのパートのハイライトは達磨山❗️
達磨山に入るトレイルの前で石川さゆりさんの『天城越え』の音楽流してるスタッフさんがいたので『良い選曲ですね❗️』と声掛けしたら「これ聞いてみんなで達磨山越えしてもらいたいので❗️」と言われて思わず笑顔に☺️、ここでも力貰えました。
しかし達磨山の登りも先が見えるので眺望最高とは言え辛かった〜笑
登りを上がり切ったら応援団がいて「最後の達磨山登りだよー❗️ナイスラン❗️」と言われて安心したら頂上はまだその先でさ…😅ランニングの応援でよくある「あと少し❗️」詐欺かと思いました(応援ありがとうございます🙏)

達磨山は右上の山だと思われ
50k以上走ってきて何でこんな登らされるの…
達磨山到着

達磨山到着後は降りるのみ❗️と思ったら又登り初めて…⁉️
悪態つきながら登ってたら頂上見えてきたらなんと子達磨山だってさ❗️❗️なんやねん!!!!子達磨山って❗️❗️💢(コースを事前確認してない自分が悪い🙅)

その後は下りなんですが木段が降りにくくて仕方ない、木段一つ一つに高さがあるし、木段の周りの土がえぐれてて足の置き場が難しい。木段の上に足を置きたくてもバランスが取れるほど脚が残ってないから下手したら足を捻りかねないので慎重に降りる事(絶対に怪我をしたくない)に。ここでもいっぱいのランナーさんに抜かされたなぁ。

さて達磨山高原レストハウスに着くとスタッフの方々が「後11k❗️❗️」との声が。
15k過ぎで諦め掛けたけどようやくここまで来たか、後は1kずつ距離を減らしていこうと決意し降りを降ろうとするももう足が動かない…フカフカの芝生のトレイルでもちょっと歩いたし、その先の林道や砂利道でも登りもあり歩いてしまった。もうここまできたらゴール出来たら上出来と割り切って歩きました。

確か残り7kかな?前に見える砂利道が降りになったのでそこから歩かずにゴールまで走り切りました。砂利道から再びトレイルに入ると太陽の光は閉ざされて結構暗い中走りました。さも鬼滅の刃で闇が迫る山の中を鬼から逃げる炭治郎のイメージで麓を目指してひたすら走ってようやく日陰山出口に❗️

もうここまでくれば安心❗️と思って走ってるけど超絶遅い笑。ここでもいっぱいのランナーさん達に抜かされました。
でも警備員の方やスタッフや麓のお店の方々の応援で何とか走り続けてようやく見えた左に誘導する警備員さんとその先にある灯りと熱気❗️😭
みゃこさんの動画で見た結構な急な階段を降りて、また階段を登ってFinish lineを目指す❗️

ゴールラインが見えた時色んな感情に襲われました…15kからここまでずっと辛くて楽な瞬間が全く無かった事、エイドで生き返った事、脹脛を攣りかけて絶望しかけた事、眺望は最高だけど先の登りが見えるのが辛かった事、でも諸々の辛さがあった事に負けずに諦めずに足を前に出す事をやめなかった事…もう訳分からなくなったので取り敢えずゴール手前でカロスの時計を止められるように設定しました。

そして、

『よっしゃぁぁぉぁぁッッッッ!!!!!!!!』

と咆哮をしてゴール❗️

ガッツポーズ&咆哮
ゴール👏


33人に抜かれてます


ゴールで待ち構えてる鏑木さん(昔からよくトレランの番組や本でお見かけしていたのでめちゃくちゃ感動🥹)から『凄い声を上げてのゴールでした❗️』とアナウンスされて恥ずかしかったです笑

こうして私のITJは終わりました。
自分は性格的に慎重なレース(後半まで足を残しておきたい派)運びが好きなので今回の様に前半で自滅してから諦めずに走り切るレース展開は初めてでした。昔だったら途中で投げ出していたと思います。でも最後まで諦めなかったのはフルマラソンでも挑戦する走り(前半飛ばして後半粘る)をしたり、練習会でも辛い時に粘る事を教えられたからだと思います。トレランの練習ではないけど #まるお製作所RC #メタボの会 での練習は決して無駄ではなかったと思いました。
そして野沢では65k走ったけどあの大会はポールが使用可能だったこと、コレに尽きます。自分、後半で足腰疲れた時に野沢ではポールを使って登っていた事を思い出しました。ポールの有り難みを今回ITJ走りながら痛感しました。

そしてトレイルはトレイルの練習が必要です。
これも反省点。

スタッフの方々、応援の方々、ご一緒したランナーの皆様、本当にお疲れ様&ありがとうございました❗️
そしてここまで読んで頂き本当にありがとうございます❗️😘


ゴール🥰

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