見出し画像

デザイナーとこれから

ダイニーはシリーズBラウンドで74.6億円の資金調達、そして新プロダクトとして「ダイニーキャッシュレス」と「ダイニー勤怠」をリリースしました。

チームごとに考えるダイニーのこれからを記事化し、連載「ダイニーとこれから」として配信していきます。
第2回の本記事では、デザインチームの川上さんに、ダイニーのデザインチームのこれまでとこれからを聞いてきました。

まずは川上さんの自己紹介をお願いします。

ー川上
ダイニーのデザインマネージャーの川上です。制作会社への入社からデザイナーとしてのキャリアをスタートし、その後株式会社ピースオブケイク(現note株式会社)に転職。さらにスタートアップ企業でデザインの責任者を経験したのちに、ダイニーに入社しています。よろしくお願いします。


ダイニーのデザインチームでは、普段どんな業務を担当していますか。

ー川上
一番身近に使っていただく機会が多いものですと、モバイルオーダーの画面ですかね。最近でいうとオーダー画面のダークテーマをリリースしました。

これまでのダイニーのモバイルオーダーのイメージを変えるデザインのため、満足いくまでたくさんの議論を重ねました。また、飲食店さまに提供している管理画面、レジ、ハンディのデザインや、直近でリリースした「ダイニーキャッシュレス」のLPのデザインや「ダイニー勤怠」のUI・UXのデザインも行いました。

プロダクトが多いので、幅広いですね!

ー川上
これだけではありません。プロダクトだけではなく、例えば、セールスチームが使用する営業資料や顧客向けのマニュアル、イベントに参加する際に配布するフライヤーやノベルティなど、ダイニーに関わるもの全般のデザインはデザインチームから生まれています。


すごいです!それほど多くの領域のデザインを担当するとなると、デザイナーさんは何名いらっしゃるんでしょうか。

ー川上
実は最近まで、僕を含めて4名しかいませんでした。今考えるとなかなかハードな事をしていたな、と思います(笑)最近2名のデザイナーがジョインしてくれたので、強固なデザインチーム、「いいね」と言われるデザインをつくっていきたいと思っています。


お話をお聞きしているとプロダクトやイベント関係、資料だったりと、毛色が違うものをデザインされていると思いますが、なぜそれが可能なのでしょうか。

ー川上
ダイニーのデザインチームの強みってまさにそこで、幅広いスキルを持ったメンバーが揃っているからだと思います。前職でもモバイルオーダーの会社でデザインをしていたメンバーや企業雑誌の編集経験があるメンバー、大手toB企業のデザインをしていたメンバー、漫画アプリのデザイン経験がありグラフィックが得意なメンバーなど、バックグラウンドや活躍する領域・強みがバラバラだからこそ、互いが互いを補填しあえています。またみんな柔軟なので、メンバーからの意見やそういった強みを取り入れて自分の仕事に活かしています。素直で、互いを尊敬しあえている良いチームだと思います。


「完璧!」と思いましたが、反対に川上さんが考えるデザインチームの課題はありますか?

ー川上
デザインチームが主導となってダイニーの事業を進められるようなチームにならなければいけない、ということは直近の課題というか、目標です。各方面から“依頼をされたデザインをつくる”というのがデザイナーの仕事である一方、もう一歩踏み込んで「デザイナーがプロジェクトオーナーになり事を前に進める」みたいなこともやっていきたい。そのためには僕自身も各メンバーもスキルを上げていかなければいけないですし、チーム内にそういう文化を形成していかなければならないと感じています。


“チーム内の文化”の話がありましたが、川上さんがマネージャーとしてチームづくりで意識していることは何ですか?

大きく2つあります。まずは、個々の個性を活かしていくことです。先ほどもお話ししたように、ダイニーのデザインチームは強みの違うメンバーが揃っています。彼らの強みを最大限引き出してあげる・強みが発揮できる環境を整えてあげることが、僕のメインの役割だと考えています。軌道修正は早めにするようにしていますが、なるべく新しいことに挑戦してスキルを伸ばしながら伸び伸びと働いていただきたいと考えています。
そして2つ目はまさに伸び伸びと働くために意識していることですが、“平等性を保つこと”です。属人的なルールは作らずメンバー全員が守れるルールを策定して「デザイナーの働き方ガイド」というドキュメントに明記し、みんなで守るようにしています。これは、考える必要がないことをルール化することで、その分創造的な活動に集中できるようにするという思想から作成しました。ルールがあるからこそ、より自由に働けると考えて運用しています。
“自由に働くためのルール”は、チームが大きくなればなるほど必要だと思いますね。


確かに仰る通り。直近でメンバーも増え、チームが大きくなってきた事に関して、思うことはありますか?

ー川上
チームとしてできることの質も量も増えましたし、視点も増えたのでそれがめちゃくちゃ面白いし楽しいです。逆にそこを活かすことができる環境を如何に作り上げることができるか、が僕にかかっているので、もっと頑張らなければ!と思っています。今、自分にもプレッシャーをかけました(笑)


直近でリブランディングされましたよね、おめでとうございます!どういった役割分担でリブランディングを進めたのでしょうか。

ありがとうございます!主に、リブランディングプロジェクトの初期、中期以降で分けられるかと思います。初期は、ダイニーのデザインチーム全員が関わりました。ダイニーの“デザイン”における課題の洗い出しや今後どうなっていきたいかなど、リブランディングするうえでの骨組みを、テコ社さまと共創しました。中期以降は、デザインチームからは僕のみプロジェクトに入っていました。基本的にはテコ社さまが全工程を行い、僕は意思決定を一緒に行っていったイメージです。また、各案のコンセプト案の作成も担当しました。


かなり短期間でリブランディングプロジェクトを進めたと聞いておりますが、かなり大変だったのではないですか?

スケジュールがかなりタイトだったこともあり、リブランディング内容をあらゆる成果物に適用するための検証期間を十分にとることが出来なかったのは、かなり大変でした。一方で、デザインと一言で表してもいわゆる“プロダクトデザイン”とは異なる“グラフィックデザイン”の言語・思考を用いるテコ社の皆さまとプロジェクトに取り組めたので、新たな視点や学びを得ることができてとても楽しかったです!


どんなことを今後の目標にしていらっしゃるんでしょうか。

ー川上
チームのプレゼンスを向上させていきたいです。「ダイニーのデザインって良いよね」と認められたり、ベンチマークされるようなデザイン組織をつくる、ゆくゆくは世界の名だたる企業と肩を並べられるような世界標準のデザインをつくっていけるチームにしたいです。またメンバーがダイニーのデザインチームで働いていることにやりがいを感じられたり、もし退職をして他社の面接を受けることがある際に「ダイニーのデザインチームにいたんだ、すごいね」と言われるような存在感のあるチームにしていきたい。それがダイニーの成長にも繋がると思うので、大きな目標ですが、叶えたいですね。


ありがとうございます!最後に、ダイニーに興味がある方・選考を受けるか迷っている方へ、メッセージを!

ー川上
ダイニーのプロダクトは、飲食店さまにサービスを提供していながらも、お店に足を運ぶ消費者の方々にもサービスを使っていただきます。そのため企業向け・消費者向け両方のデザインに関わることが出来るのが、すごく楽しいです。また“食”は日本が世界に誇る素晴らしいコンテンツです。ダイニーでは、世界に誇れるプロダクトのデザインに携わることができます。日本のデザインをダイニーを通して世界に発信したい、飲食業界をデザインから盛り上げたい、そんな方のジョインを心からお待ちしています!

今回は、デザインチームの川上さんにお話を伺いました。次の『ダイニーとこれから』もお楽しみに。


▼オンライン会社説明会はこちらから

▼ダイニー公式サイトはこちら

▼ダイニーの採用サイトはこちら