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#05 自分の強み、ありたい未来とは 幸せな転職を Career Journal #05

自分の強みやなりたい自分を自らみつけることはかなり難しい。結局、私は自分の力で自分の強みを見つけることができず、支援してくれる人が、私の強みに気づかせてくれた。

丁寧に転職活動を続けることの大切さ

夏になり転職マーケットは宴のあとだった。転職マーケットは年度の切り替わりの3月末と、夏のボーナスを区切りにする6月末にピークがあった。宴に踊らされていたことに気づいたのは2023年7月だった。

職務経歴書を丁寧に書かなくてはならない。そのためには、自分の強みがなにか考え続けた。転職サイトで私をホットに扱ってくれる期間は終わってしまったが、一つひとつ丁寧に求人に応募した。数少ない希望の企業には志望動機書も書いた。転職エージェントに書類作成の指導を受けて、いくつか面談にこぎつけた。書類選考さえ通過できれば、最終面接まで進むことがほとんどだった。面談では自分のやりたいことを求人企業にぶつけてディスカッションするから、おのずと面談は盛り上がり時間オーバーすることもしばしばだった。選考を進めることを私から辞退することもあった。夏は求人募集が少なかったが、秋になると冬のボーナスを区切りにする求人募集が増えていた。

求人企業と転職エージェントが密に連携している場合は、求人企業のツボをつく書類の書き方の指導をしてくれたり、求人企業の人事に推薦してくれたりした。求人企業に聞きにくいことも代わりに情報収集してくれた。転職エージェントもうまく使えば、いい仕事をしてくれた。つまり、使われるのではなく、使えばいいのだった。

強みをさらに尖らせる

夏以降、自分自身に向き合い続けていた。私の強みは、これまでのビジネスキャリアとコーチングスキルだろうと思っていた。スキルをもっと高めつつ、実践できるところを探していた。

キャリアコンサルタント養成講座

人材・キャリア育成をするのに役にたつスキルで、人材開発コンサルタントに転職する上でも国家資格は有利になるだろうと思った。講習は2022年12月から約3ヶ月のコースだった。異業種のたくさんの方々と一緒に勉強し、視野が広がった。1on1もたくさんの人とやり、私のキャリアの悩みを聞いてもらいアドバイスをもらい、自分の気づかなかった一面に気づくことができた。人に悩みを話すときは、自分の考えを整理しないといけないことも良いトレーニングになった。自己分析ツールもたくさん受けた。当たっているものあったし、いまいちピンとこないものもあったが、多面的に評価されて有意義だった。強みについて理解が深まった。

コーチ養成講座

修了後にその企業で認定コーチとして活動できるサービスをみつけ、2024年2月から講習が始まった。私の思考や考え方、性格は幼少期の親の育て方が大きく影響しているしてるということを気づかせてくれた。これまで私は期待してくれている誰かのために頑張ろうとしてきたところがあった。自分のために生きないと結局苦しくなっていっているという経験をしているのを指摘され、ハッとした。自分の特性を理解した上で、本当にやりたいことは何かということを言語化してくれた。

友人はいいアドバイスをくれるのか

友人に相談するのは難しい。私のことをよく知っている理解者である反面、専門家じゃないので的を外す可能性も高い。関係が浅いと本音を言ってくれないこともあるし、適当なコメントをもらって惑わされることもある。

私自身も転職活動をやっていることを信頼できる数名の友達には話していた。転職より起業するほうが私に向いているという人が多かったことも僕の心を揺さぶった。

自分の強み・やりたいことを言語化する

結局、私は何が本当にやりたいのか、僕の強みは何なのかを職務経歴書に書けていなかったし、わかっていなかった。健康診断で例えるなら、検査してないのに体の調子の悪いところを勝手に予想して、効くかわからない薬を飲んでいるようなものだった。自分の健康状態は自分ではわからず、医者に適切な検査してもらい、治療してもらうのが一番だ。

私はたくさんの人の支援でやっと強み・やりたいことがわかってきた。1人でそれに辿り着けるのは一握りの天才か、専門のトレーニングを受けてきた人だけだと思う。

幸せな転職

転職は人生の大きな一歩なので、転職するからには幸せになってほしい。求人募集が多く、ウェブで簡単に情報を集められる今の時代で、転職するのは簡単だ。でも、その転職の先に幸せはあるだろうか。自分のやりたいことや強みは変化する。私の失敗を教訓に、後悔しない転職活動をしてほしい。

私が転職活動で得たものは…。次はそれをお話ししたい。

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