ストレスを与えて成功したゲーム
何の話かというと、『スペースインベーダー』の話。
今日で45周年らしい。元ネタはゆに様※のツイート。
※赤月ゆに…全く配信とか動画の更新はしてないけど、密かに自分が推してるVtuber。とてもVとは思えない(失礼)知識量、読書歴を持つ。
この解説によると、それまでのゲーム市場というのは、簡単な難易度で、一定の時間までは絶対に遊べるゲーム、というのが主流だったらしい。
そりゃそうだ、合理的に考えるとこの結論にいく。
せっかくお金を払ってるのに、一瞬で死んで無になるというストレスを、遊びで体験しようという人は少ない。そう思うのは当然。
だが、それをインベーダーゲームが変えた。
高難易度、上手い人ほど長くプレイができ、下手な人はすぐ終わるゲーム。今のアーケードゲームでは主流の考え方だが、それを作ったのはこのゲームということなんだろう。
遊びであえてストレスをプレイヤーに与える。この発想を思いつくのがすごいし、それが流行るのもすごい。
もちろん、ただストレスがあるだけではなく、その後のハイスコアランキングや、長く遊べるという利点など、様々な仕掛けがあるからこそだが。
1つ思ったのが、客を舐めてはいけないなと思ったこと。
一般人(プレイヤー)は思ったより根気はある。シビアな世界を好む。
もちろん、快適にプレイできる環境を用意するのは必須だけど、根幹的なシステムに関しては、チャレンジングに作ってもいいということな気がする。
配慮の塊だったゲーム業界に一石投じたのがこのインベーダーゲームだったのかも。
現代でいうフロムソフトウェアのポジションだったのかもなと思うと面白い。
以上!
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