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「好き」「尊敬」「カッコいい」 全部違う褒めことば

褒め言葉って、色々な種類がある。好き、尊敬、カッコいい。色んな言葉がある。何をつけても褒め言葉になるけど、だからこそ難しいと自分は思う。「その人にあった褒め言葉」というのがあると思うから。

なんでこんなことを書いているとかというと、会社の飲み会で、人のことを褒める場面があったから。

流れは覚えてないけども、「1番〇〇な人」というような評価をしよう、という話になっている中で
「Aさんって君にとってどんな1番の人?」
という会話になった。このAさんというのは自分の元上司。ちなみに、隣に普通にAさんは座っている。

これが嫌いな上司だったりしたら、面倒くさいシチュエーションだ。
でも、幸いなことにこのAさんのことは一緒に旅行に行くほど好きな上司。とても優しい人なので、何を言ってもいいし、特に問題はなかった。


問題は「どんな言葉で褒めるか」ということだった。
個人的に師匠と呼んでいる、同じく自分の好きな先輩、Bさんも同席していたのである。別に2人とも自分が何と言っても気にしない器の広い人だったから、なんて言ってもいいのだが。

ここで、適当に「Aさんすごい人ですよ!Bさんもすごい先輩です!」みたいなお茶の濁し方は、自分が許せなかった。2人とも、同じくらい褒めたい。でも、絶対にタイプが違う!これを言語化するにはどうしたら…とウンウン悩んでしまっていた。


結論、Aさんには「1番好きな先輩」、Bさんには「1番尊敬する先輩」ということを伝えた

もちろん、Bさんのことも好きだ。でも、「好き」と「尊敬する」では相手に向ける感情がけっこう違うと思う。特に、1番となるとなおさら。「カッコいい」なんて、それはこの2種とは更に別物だ。

「好きな人」ってのは、ダメなところも含めて、お互い受け入れながら付き合っていけるような、そんな関係性を築ける人に贈りたい言葉だ。
「イイところもあるけども、こいつここダメだなぁ。でもそのダメなところも、嫌いになれないんだよなぁ笑。」
そうやってお互い笑いあえるような、そんな付き合いができる人が自分の中で「好き」な人だ。

一方で、「尊敬する人」というのは、もう少し好きな人よりも距離をおきたい。嫌だから、というわけではなく。尊敬する人のダメなところは見たくないし、自分も見せたくないからだ。何より、欠点が少ない人に贈られるべき言葉だ。

今回の飲み会では言わなかったけども、「カッコいい人」もまた別だ。カッコいい人こそ、孤高な人であってほしい。絶対に妥協を許さず、何かに対して真摯に向き合う人。こういう人とは、友達になるよりも、一方的に見ていてたい。

そう考えると、人それぞれの褒め言葉があると思う。その言葉で言い表せるNO1の人がいると思う。そんな褒め言葉について考えた飲み会だった。自分もなにかの褒め言葉で1位になれるように頑張りたいものだ。

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