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顔認証技術の重要性がワカッタ!

こんにちは、とくひさです。

デジタル、DX、AI、等々、テクノロジーの進化が日々私たちの生活をどんどん便利にしていて、スマホのロック解除なんかも、パスコードから指紋、そして顔認証へと進化してきており、いつの間にやら昔描いた未来がやってきていますよね。

さて、本日は、そんな「顔認証技術」についてのセミナーレポートをお届けします。

スマートフォンを開く時だけでなく、どこかの空港でチェックインする時、様々なイベントに入場する時など、そういえば色んな所で顔認証技術が活躍しているなーと聞かれたこともあるかと思いますが、この認証技術、単に「便利」なだけじゃないんですよ。

替えのきかない唯一の自分の顔で認証をすることで、なりすましを防止してセキュリティを高めることもできますし、財布やスマホなんかを出さなくても“顔パス”で決済が完了しちゃったりしたら、大混雑するイベントの行列が解消出来たりするかもしれませんよね。(そういえば丁度先日、2025年に開催される大阪・関西万博でも、この顔認証システムが導入されるなんて記事も出ていましたよね。)

私も、万博に行って手ぶら決済やスムーズな入場を体感するのが、今から楽しみでなりません。

ということで、以下では先日開催された顔認証技術最前線を学ぶセミナーのトピックをご紹介しますね。

現地会場の様子

セミナートピック

今回開催されたのは、顔認証に留まらずその他の生体認証に関する最新の技術動向や実用例などを幅広に説明する「顔認証技術の最前線〜実例で学ぶ最新動向〜」というセミナー。(於やまぐちDX推進拠点「Y-BASE」)

メインの講演では、顔認証や虹彩認証、指紋や静脈など様々な認証技術が具体的にどのような特徴を持った技術で、どのようにして日常生活やビジネスに組み込まれているかが実例を挙げながら深掘りして紹介され、それを聞くだけで、今後のビジネス検討に役立つ実践的な知識と得ることができる内容となっていました。

また、講演の途中では「人間と画像認識技術との三本勝負」と題したクイズも差し込まれ、参加者の皆さん自身が、提示された2枚の写真から同一人物を識別して頂きました。

意外に難しい顔の識別

こうしたクイズに実際に取り組んでもらうことで、人間の観察力と最新の画像認識技術の精度を比較するという趣向で、とても楽しかったです。

ちなみに私も挑戦してみたのですが、3つのうち1つは間違えてしまいました。。。

いやはや、マスクや角度、経年での顔の変化なんかがあると、ぱっと見では分からないものですね。

あと、講演後のQ&Aセッションでは、技術の具体的な応用方法やプライバシー保護の対策について、現地・オンライン双方の参加者から色々な質問が寄せられました。

「この技術を使って、自分のビジネスにどう活かせるか」「個人情報の保護はどうなっているの?」といった実践的な質問などを含め、それぞれの質問に対して講師から丁寧に回答がなされました。

現地デモンストレーション

セミナーの終了後、参加者が実際に顔認証技術を体験できるデモンストレーションも現地参加者限定で提供。

ここでは、顔・虹彩のマルチモーダル生体認証実演や、リアルタイム感情推定、顔識別による体温計測などが展示されたのですが、顔認証技術の認識速度とその精度には、多くの参加者の方が驚かれていました。

認識の速度に驚き

特に、帽子やサングラス、マスクをしていてもしっかりと認証できるマルチモーダル認証のデモンストレーションは印象的で「こんなに隠れていてもバッチリ認識できるなんて、未来感がすごい!」という感想の声も聞こえて来ていましたよ。

また別のデモでは、リアルタイムでの感情推定や、性別・年齢などの属性分析が行われ、これがどのようにマーケティングや顧客サービスに応用できるかの例も示されました。

多人数を一気に認識

こちらも「テクノロジーがこんなにも人間を理解できるようになっているなんて、ちょっと怖いけど面白い!」といった声が聞かれ、技術の進歩に対する興味とともに、そこにある倫理的な議論の必要性なんかも感じるきっかけになったように思われます。

おわりに

ということで、今回のセミナーも参加者の皆さんに新たな知見とインスピレーションを与えてくれるとともに、顔認証技術の将来に対する大きな期待を抱かせてくれる内容となっていました。

今後も、こうした技術がさらに向上し、私たちの生活がより便利に、より安全になっていくことが期待できますので、その波をしっかりと捉え必要に応じて適切な技術を活用していきたいと思います。

あ、もちろん、プライバシーの保護やデータの安全な管理についても考えないといけないんでしたよね。ちゃんと学びましたよ。

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