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「シビックテック」が山口の未来を切り拓く

デジテック for YAMAGUCHI運営事務局 兼 Y-BASEスタッフのハラマルです。レノファ山口のJ2残留が決まりませんでしたが、その分、28日(日曜日)に予定されているホーム最終戦の応援し甲斐が増えましたね!どれだけビールを飲んでしまうのか、自分のお腹が心配な今日この頃です。

本日は、11月22日(月曜日)に開催した、「オンライン座談会~『シビックテック』が山口の未来を切り拓く~」の様子をご報告します。こちらも、「やまぐちデジタルマンスリー」の一環として実施したイベントです。

参加者のお一人は、東京都のコロナサイトをオープンソースで作成するなどで有名になっていらっしゃる「コード・フォー・ジャパン」の代表理事である関治之氏です。デジタル庁のプロジェクトマネージャーも務めていらっしゃり、大変ご多忙なところ、山口県のCIO補佐官を引き受けていただいているご縁で、「デジテック for YAMAGUCHI」のスペシャルサポーターにもなっていただいています!このような方に、山口県の未来について語って頂けるというのは、非常に貴重な機会で、開催前から非常にワクワクします。

もうお一方は、山口県宇部市出身で、ヤフー株式会社にお勤めの水田千惠氏で、山口県のデジタルコミュニティ・マネージャーを引き受けていただいているご縁で、これまた「デジテック for YAMAGUCHI」のスペシャルサポーターになっていただいています!大変ありがたいことです。水田さんには、27日(土曜日)に「ワークショップ~デジタルの力で地方の暮らしをもっと楽しく~」も開催していただくことになっています。

そして、もうお一方は山口県の村岡知事です。村岡知事は、今年の1月に、台湾のデジタル担当大臣・オードリー・タン大臣ともオンライン面会をされており、コロナ禍でマスク不足の中、市民エンジニアたちがマスクの販売をしているお店のマップを作成した活動などを踏まえた意見交換をされ、シビックテックを進めていきたいという思いをお持ちです。

座談会は、水田さんと村岡知事がY-BASEから参加され、関補佐官がオンラインで参加いただきました。

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冒頭、村岡知事から、これまでシビックテックの重要性について、いろいろな方から意見をいただいたこと、また、これを受け、会員同士の交流・共創を通じた課題解決を行う官民連携コミュニティ「デジテック for YAMAGUCHI」を発足させたこと、そして、その現在の活動状況などの説明がありました。

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関補佐官・水田さんからは、これまでの活動状況などをお話しいただきました。シビックテックに関わるきっかけは東日本大震災。「何とかして被災者の力になりたい」という思いから、テックの力で何かできないか。そこから、同じ思いを持つ人が人を呼んで活動が活発になっていく様子や、バックグラウンドが全く違う人たちが一つの目的の下に集まっていく様子をお聞きすると、「デジテック for YAMAGUCHI」もそうやって大きくなっていくといいなと夢を与えていただきました。

自分が好きでやっていることの延長戦で、いつの間にか地域や社会のためになっていると気づくことができたのが魅力だというお話もありました。お二人ともシビックテックを愛して活動されているんだなぁと感じるとともに、シビックテックはとても素晴らしい取組だなぁとつくづく思いました。

最後に、これから山口県でシビックテックを大きくしていくためには、異業種・多様な人材との交流を深めていくこと、「楽しさ」や初心者が気軽に参加できる雰囲気を大事にして、活動を継続させていくことなどのアドバイスをいただきました。村岡知事も、山口県にシビックテックの文化をしっかり根付かせていきたいという意気込みを話されました。

他にもたくさんお話をいただいたのですが、当日の様子は、後日、動画にて公開予定ですので、見逃された方、再度観たいなと思われている方は楽しみにお待ちください!村岡知事が最後におっしゃったように、是非、多くの方に「デジテック for YAMAGUCHI」に興味を持っていただき、参加いただきたいと思います。我々、運営事務局としても、これから、さらに、しっかり頑張っていきたいと思います。

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水田さんは、オンライン会談終了後、現地で聴講された若手県職員との意見交換もしてくださいました。本当にありがとうございました!

※11月24日追記:当日の様子をYouTubeにアップしました。


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