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けんちゃんのAI Quest攻略日記#8 「第1回ハンズオン講座を開催しました」


こんにちは!デジテック運営事務局のケンタです。
本日はQuest開始から104日目です。なんとも中途半端な数字ですがお許しください。実は本日投稿したのは理由があります。運営事務局の皆さんも投稿されていますが、昨日と今日は「デジタルの日」です。
デジタルに触れ、使い方や楽しみ方を見つける日として、今年、初めて制定されたデジタルの記念日です。テーマは「 #デジタルを贈ろう 」です。

 “祖父母にタブレット端末を贈る”
 “子どもとプログラミング教室に行ってみる”
 “仕事なら、業務のデジタル化にチャレンジしてみる”

そんな皆さんのアクションが「人に優しいデジタル社会」を進めるきっかけになればという想いから制定されています。(デジタル庁HPより)

この「デジタルの日」関連イベントとして、10月9日(土)、やまぐちAI Quest 第1回ハンズオン講座を開催しました。今回は、そのハンズオン講座の様子をお知らせします。
ぜひ最後まで読んでもらえると嬉しいです。

「はじめに」

001 挨拶

やまぐちAI Questハンズオン講座の目的は、次の3つです。
 〇 AI・データ分析とは何か?の理解を深める
 〇 知っている≠実施できる、のギャップを体感いただく
 〇 今後のデータ分析の学習の方向性などのヒントにしていただく

今回は、e-Learning講座の受講者のうち28名の方が参加されています。
10代から60代まで、データ分析の経験も、初学者の方から日常的に活用している方まで幅広く参加されています。オンラインでの参加も8名です。
12月の「最終発表」までの間、4チームに分かれて、年齢も普段所属する組織も異なるメンバーにより、精度の高い予測モデルの開発を目指します

先ずは、ハンズオン講座の受講開始に先立ち、山口県デジタル政策課長からご挨拶をいただきました。
山口県では、デジタル技術やノウハウを身に付けた人材、特にAI技術を活用できる人材の育成を図っています。データサイエンティストとしてご活躍されている講師から直接ご指導いただけるまたとない機会です。ご参加の皆様には、AIの“実装力”を身に付けていただき、今ご活躍の様々な分野において、ますますご活用いただくよう期待しています。

「カリキュラム」

今回の講座のテーマは「Jリーグ観客動員数予測に挑戦!」です。
どうすれば予測モデルの精度が上がるか?グループワークで検討します。
「知識」と「実践力」のギャップを体感し、具体的に何を考える必要があるか、次にどんなことを学べば良いか、の気づきを得ることを目的とします。

002 お題

  9:40 ~ 11:00:本研修の概要・データ分析に関するガイダンス
 11:00 ~ 12:00:EDAチュートリアル
 12:00 ~ 13:00:昼休憩
 13:00 ~ 13:30:ハンズオン課題チュートリアル
 13:30 ~ 15:30:グループワーク(データを眺める・仮説を考える)
 15:30 ~ 16:15:仮説の共有
 16:15 ~ 16:30:まとめ

「本研修の概要・データ分析に関するガイダンス」

003 EDAチュートリアル

まず、高田講師による“本研修の概要”と“データ分析に関するガイダンス”
続いて、衣笠講師による“EDAチュートリアル”に関するレクチャー。
データサイエンスで重要な点をサマライズし、予測モデル作成時の注意点やデータの前処理について、解説がありました。

「グループワーク/データを眺める・仮説を考える」

ここから、参加者は4つのチームに分かれて、チーム毎のグループワークによる分析コンペティションに挑戦します。課題は次の2つです。

 〇課題A:精度の高い予測モデルを作成する
 〇課題B:コンペ配布データから得られるインサイトを分析する

004 グループワーク

課題A。まずは何をすべきかの手順や仮説を話し合います。
配布データのサンプルコードの確認などから始めます。
観客動員数の増減に寄与しそうな仮説・アイディアを反映した特徴量をデータから作成し、予測モデルを作成します。
得られたインサイトはグループで情報共有しながら進めます。

005 グループワーク

課題B。実際のデータを集計したり、分析しながら、データから読み取れるインサイトを分析します。
グループで話し合った仮説・アイディアを元に、まずは分析テーマの候補を考えてみるところから始めます。
分析テーマが決まりましたら、実際にその仮説やアイディアをデータや分析手法を利用し、証明・説明します。
発表資料では、表やグラフを用いて、得られたインサイトを説明します。

006 グループワーク

本日は、①自己紹介やチーム名を決める、②Jリーグについて理解・共有する、③データを眺めて仮説やアイディアをまとめる、④次回までの作業内容/スケジュールを確認する、ところまでグループワークを進めます。

「本日の成果物」

011 仮説の共有

007 共有フォーマット

008 共有フォーマット

009 共有フォーマット

010 共有フォーマット


「まとめ/Day2までのお願い」

012 まとめ

次回のハンズオン講座では、課題A(精度の高い予測モデルを作成する)について、各チームの中間発表を行います。最高スコア、分析方針、分析手順、採用モデル、出された仮説、悩み・疑問点について発表します。
という説明をしたところで、本日の講座は終了です。
各チームは、Day2までの期間のミーティングの日程調整、役割分担など相談して解散となりました。

12月の最終発表では、チーム毎に課題に関する発表を行います。
課題に向き合った結果が、スコアという数値で示されることになります。
どのようなアプローチが高スコアに結びつくのか楽しみです。


あとがき・次回予告

今回は、現地に講師を招いたオフライン形式で開催することができました。
講師の方もオフライン講義2年ぶりと仰っていました。講師の皆様ありがとうございました。一部の方はオンライン参加となりましたが、SlackZoomブレイクアウトルームをうまく利用して、グループワークを進められていたようです。どのチームでも、一体感や楽しそうな雰囲気を感じられ、事務局としては一安心です。これから、各チームで活発に熱い議論が交わされることを願いつつ、今回はこのあたりで終わりとさせていただきます。
最後までお読みいただきありがとうございました。

「第2回ハンズオン講座」は、11月13日(土)開催です。
今回「第1回ハンズオン講座」から1カ月余りの間、グループワークにより取り組んでいただいた成果を“中間発表”していただきます。
次回は、その様子をお伝えする予定です。どうぞご期待ください。