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Instagramやnoteでアクセスを集めるハッシュタグの選定方法

Instagramなど最近のSNSにはハッシュタグを付け、そこから新しい繋がりを作る文化があります。

この記事を書いているnoteにもハッシュタグ機能が存在していますね。

最近は、例えばカフェを探す時に、「#カフェ」で素敵そうなカフェを探すだとか、ハッシュタグを検索エンジンがわりに使っている人もいるので、あなどれません。

ですからこのハッシュタグ、単にノリで付けるのではなく、戦略的な思考を持ちながら付けていくことで、自身の投稿に対してアクセス流入を獲得することができます。

そこで、今回はアクセス流入効果を高くするハッシュタグ選定の秘訣をお伝えします。

1) 自分たちのビジネスに関連性のあるハッシュタグをつける

まず重要なことが、「自分たちのビジネスに関連性のあるハッシュタグをつける」ということです。

床屋さんが「#味噌汁」とつけた投稿をしても自分たちのビジネスターゲットにはまったく響きません。

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「#味噌汁」で投稿を見ている方は、上記の人気投稿のように、美味しそうなレシピ写真が見たいのですから。

でも床屋さんなら「#美容室」とつけて、美容室の客を奪いに行くのはアリだと思います。

美容室で男性がバーバー風(床屋風)のカットしてもらうのは一種のトレンドスタイルだったりしますからね。

つまるところ、見込み顧客が興味関心を持ちそうなキーワードをハッシュタグにすることが重要です。

これは検索連動型広告のキーワード選定に通じるものがあります。

2) 投稿数の規模が自分たちに見合うものを選ぶ

例えば、「#カフェ」、検索当時、1799万件も投稿がありました。

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それだけ注目度が高いハッシュタグなので、この中で目立つことができれば、大いにアクセス流入を見込める反面、あなたの投稿は1/1799万なので、埋もれてしまう可能性も非常に高いです。

そこで一歩引いて、「#東京パンケーキ」とかにしてみると、投稿数が8,283件となりました。

実際に東京に店舗があって、パンケーキを出しているカフェであれば、こういう一歩引いたハッシュタグを用いることによってライバルがグッと減り、目立ちやすくなります。

つまりハッシュタグ選びは投稿数規模と自分たちの知名度・注目度を天秤にかけることがポイントです。

3) 時流に沿ったハッシュタグをつける

投稿数の多いハッシュタグであっても、それが最近いっぱい投稿のあるハッシュタグなのか、そうでないのかは注意したいです。

例えば毎年「#ハロウィン」はものすごく盛り上がるハッシュタグですが、それを4月の今つけても間抜けな感じですよね。

オフライン・オンライン問わずマーケティングに重要な「トレンドを読むセンス」がここでも問われます。

ちょうど今ですと自粛モードですので、「#おうち時間」「#家での過ごし方」「#外出自粛」みたいのが流行っています。

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こういう旬なハッシュタグに乗っかって(あくまで自分たちのビジネスとの関連性が大事です!)、うまく存在をアピールできればアクセス増が見込めます。

また、noteでは定期的に「コンテスト・お題企画」というものを開催しています。

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ここで募集されているハッシュタグはnoteサイト内でもピックアップされ、日の目を浴びやすいので、関連性がありそうだったら積極的につけてみると良いと思います。

4) ハッシュタグは一つでなくて良いが、つけすぎてもダメ

当然ですが、ハッシュタグを一つに絞る必要はありません。

見込み顧客が興味を持ちそうで自分たちのビジネス規模にふさわしいハッシュタグは常にいくつか用意しておきましょう。

しかし、アクセス数が欲しいと、ついつい色々なキーワードでハッシュタグを付けてしまいがちですが、「つけすぎ」も効果が薄れると言われているので注意してください。

例えば、Instagramではハッシュタグは30個までつけることができますが、各社の様子を見ている限り、ハッシュタグ流入数は厳選した10個前後の時に最大になる印象があります。

また、noteでは、運営サイドから「タグは5つぐらいが効果的」と言われていますので、なるべくそこに照準を当てましょう。

自分基準の勝手な意見(たくさんつけた方が良いんじゃない?)と、多くのnote投稿を見ている運営側の意見(タグは5つぐらいが効果的)は、どっちが正しいかというと、私は後者、運営側だと思います。

■まとめ

ということで今回は、Instagramやnoteでアクセスを集めるハッシュタグの選定方法について書いてみました。

特に「2) 投稿数の規模が自分たちに見合うものを選ぶ」はみなさん対策が抜けている傾向があるので、注意してみてくださいね。

「流入数を増やしたいのであれば、何も考えないでノリでつけるのはダメ」ということがわかっていただければ、この記事を書いた甲斐があります。

みなさんの参考になれば嬉しいです。

この度は私のnoteをご覧いただきありがとうございます。 もしもサポート頂ける場合は、お礼にデジタルマーケティングに関するお悩みにお答えいたします! 追ってお礼メッセージとともにご連絡させていただきます。