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Instagramギフトカード機能導入、ますます進む独立メディア化

Instagramの進化が続いています。

Instagramにギフトカード機能が導入されました

コロナ禍でビジネスに影響が出ている中小企業を支援する試みということですが、先日お伝えした「料理を注文(ウーバーイーツなどと提携してデリバリーを頼める)」機能に加え、「ギフトカード」機能が導入されるということです。

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飲食店などコロナ影響で運転資金に影響が出てきている企業も多いと思います。

ギフトカードの販売は、あくまで将来の売上の前借りみたいな形ですけれど、厳しい「今」、キャッシュを手にできるという意味でありがたく思う企業もいるサービスではないでしょうか。

気になる企業はぜひチェックしてみてください。

Instagramひとつで全てのデジタル体験が完結する

さて、このニュースを受けて、改めて思ったのがInstagramの独立メディア化です。

もともと導入されていたショッピング機能に加え、料理注文やギフトカードの機能。

もはやInstagramひとつで全てのデジタル体験が完結してしまうようになってきているんですよね。

一昔前、デジタルマーケティングの戦略はWEBマーケティングという言葉に示されるように、WEBサイトに全て落とし込んでコンバージョンさせるというのが基本でした。

メルマガとか広告とかSEOとかで自分たちのWEBサイトに人を引っ張ってきて、そこで購入とか申し込みとかをさせていたわけです。

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ところがSNSの台頭、特にInstagramが人気を集めることによって、だんだんWEBサイトを見ずにSNSだけやっている層が増えてきました。

お店探しや洋服を見つけるのに、Googleなどの検索エンジンを使うのではなく、Instagramのハッシュタグを使って、映える物を探す。

そして、そのままショッピング機能などから購入まで行う。

(もちろん決済機能は楽天とかAmazonになるのかもしれませんが、WEBサイトを経由せずにいきなりショッピングカートなわけです)

もはやWEBサイトと同じ立ち位置にInstagramが存在するようになってきています。

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WEBサイトありきの考えはもう古い

そもそもInstagramは設計上、WEBサイトへ誘導することを考えていないメディアです。

フィード投稿の文章にURLを書いてもクリッカブルにならない(リンクされない)のはご存知だと思います。

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(ストーリーズでは1万以上のフォロワーがいればリンクをつけられますけれど、あれもInstagramアプリ上にオンボードのブラウザなので、そこから延々とネットサーフィンしてもらうことを望んではいない設計ですね。)

そうなりますと、デジタルマーケティング戦略上、WEBサイトとは別個のチャンネルとして考えないといけません。

この「WEBサイトありきでない考え方」というのは、これからどんどん他のSNS、あるいはこれから出てくる新しいサービスにも受け継がれると思います。

取り組むべき物が増えるという意味で、デジタルマーケティング担当者は負担増かと思うのですが、逆にいうとWEBサイトへの注力を少し減らしてその分をInstagramなどに割くようにする抜本的な発想転換が必要な時期に来ていると思います。

柔軟に対応していきましょう!

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クニサワヒサノリ@デジタルマーケティング大学校
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