ビジネスSNSでも大事なのは共感であるという話
私は、SNSというのは、よくもわるくも「いいね」でつながる世界だと思っています。
「新しい商品がでました。」
「この商品、こんな使い方もあるんですよ。」
結局言いたいのはそういうことであっても、そこに読者との共感性がないと「いいね」と言ってもらえないので、SNSマーケティング的には失敗です。
例えば、鍋料理を紹介したい時に「今日は寒いですよね、鍋料理なんてどうですか?」と単純に「鍋料理食べてください」では「いいね」がまるで違う。
どういうことかというと、(本当に寒い日に投稿した場合)前者は「寒い」というフックで読者の共感を得ています。
もちろん後者も多少は「いいね」されると思います、でも前者の方が「いいね」が多いのは目に見えている。
だからSNSのビジネス活用では、誰が読むのか、その人は今どういう状況かというのを常に想像することがとても大切。
例えば、こちらの写真を見てください。
私が街中で見た、居酒屋さんの看板です。
こちらはデジタルではないオフラインの例ですけど、この打ち出し方は参考になるはずです。
実はこの記事を書いている2020年3月、世間の話題は感染症。
誰もが、この新しい感染症にかからないようにしたいし、かかっても軽症で終わらせたい。
よって自分の免疫力が気になっている人が多いです。
そういう状況下で「へぎそば食べて免疫力UP!」という看板は刺さる人が多いのではないでしょうか?
私はへぎそばについて詳しくないので、その健康効果についてはよくわかりませんが、免疫力を上げておきたい人間心理を見事に突いて、共感を得ていると思います。
こういうことがSNSの投稿でも必要ということです。
政治宗教トピックは賛否両論になりやすいので避けた方が良いですが、季節トピックや流行りの芸人ネタをパロディすることは共感を得やすいと思うので積極的に活用すると良いかと思います。
ようは、マーケッターはトレンドに敏感であれ、とも言えますね。
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