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<保存版>3D歯科の高効率クラウン製作ワークフロー(2024年現在版アップデート) (2023年現在・歯科用ミリングマシン導入不要)2023年9月ClinicCAD内容も追記しました 2024年ソフトアップデートに対応しました

2024年12月に現状に合わせてアップデートしました。
アップデート追記場所には*をつけています。3万文字の長文記事です。
ソフトのアップデートやPEEK保険導入など、環境の変化に対応させました。

今回の記事は以下を含みます。

ジルコニア、CAD /CAM冠の製作コストを50%程度削減する(特に単冠臼歯部)

・必要な投資は210万円260万円(うち200250万円は口腔内スキャナー(技工用スキャナーでも可能。お持ちの先生は必要投資10万円以下。
*IOSの低価格化が進みました。単冠補綴しかしないのならもっと安価なものでもOKと思います。

ミリングマシン、シンタリングファーネス不要

・在庫リスク、故障リスク減少、医院競争力向上

・1歯当たり作業時間は15分以下

・口腔内スキャナー(Medit)でのバイト採得のコツ、形成時の簡単な注意点

・患者さんへのジルコニア提案のアイディア(更新しました今後更新予定

ただし、以下のことに注意してください。

ワンデイトリートメントは行いません

個別の色付け、ステイニングは基本的に行いません

・すでに記事にした内容は含みません(3Dプリントセッティング、歯のサンプリングなどは別記事を読んでいただけると嬉しいです。)




はじめに

今回ご紹介するのは、わたし 3D歯科 が2024年2023年現在で行なっている
歯科補綴物製作のワークフローです。


まず初めにお断りしておくのは、もし参考にしていただくとしても、
先生方の自己責任で行うようにお願いします。
3D歯科 は全ての内容について責任は持ちません。

保険制度や認可材料などはどんどん変化しています。
紹介当時行っていたことも、すぐに使用できなくなっているなど
うまく先生方自身で情報を取り入れ判断し、工夫しながら取り入れてみてください。

今回は、クラウン補綴技工を高効率化する内容を紹介します。
ですが、ベストな方法としては「非常に腕のある技工士さんに外注する」
のが一番だという考え方は変わっていません。

この方法が技工士さんの製作するクラウンに勝るとは思いませんし、
外注技工を0にする、ということを目標にするわけではありません。

患者さんのニーズはそれぞれで、①最高のものを求める方②とにかく白い歯でちゃんとした性能のものならいいという方、③保険のみという方がいるはずです。


今回の内容は、②③の方を対象として、歯科医師側・患者さん双方が
幸せに
なれる方法を記載します。
(理想論ですが、最終的には技工士さんも幸せになれる方法と思っています)


この後の内容は歯科医師・歯科技工士のみの閲覧としてください。
患者さんへの情報提供を目的とするものではありません。
また、内容は共有せず自院での取り組みにとどめてください。
以上の内容にご理解いただけた方のみ、この先に進んでください。

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ご理解いただきありがとうございます。
歯科医師、技工士さんのみ読み進めていただくようお願いします。


今回の内容を読む理由

補綴治療を行う際、おそらくは技工料として先生方は材料込みでこの程度が
1歯当たりの相場として(人件費を除く)かかっているのではないでしょうか。

・ジルコニア 10,000から18,000円
・CAD /CAM冠 8,000から12,000円
・*PEEK冠 10,000から14,000円

今回の内容を取り入れていただくと、以下のようになります。

・ジルコニア 4,300から5,500円
・CAD /CAM冠 4,000から6,500円
・*PEEK冠 7,000円

差額が1歯4,000円だとしても、
月に5本の補綴製作を行うと20,000円。
年間240,000円の差が生まれます。
もっと補綴の本数が多いクリニックも多いでしょう。

また、これは単に同じ本数の補綴を外注したのと比較した場合です。

クラウンの製作費が抑えられることで、患者さんへ提供する
ジルコニアの治療費用を抑えることもでき、
場合によってはジルコニアの症例数が大幅に増える可能性も秘めています。


この内容に興味を持っていただいた先生の多くは、
院内ミリングマシンを導入すべきか迷っている状態ではないでしょうか。

3D歯科 もCERECやROLANDのミリングマシンを比較検討しました。
多くのメーカーで、設備投資すれば1ヶ月5〜6本以上製作すれば
投資回収できコスト削減になる、などと目にすることがあります。

ですが、故障リスクや経年的な陳腐化のリスク、
ソフト操作やミリングマシン操作の時間、習得するための時間などは
考慮されましたでしょうか。
ミリングマシン導入=デザイン+CAMソフト設定+シンタリング(ジルコニアの場合)+ディスクから切り離し操作+研磨等の技工操作
・・・が必要になります。先生の医院では可能でしょうか。

これらのことを考慮した上で、投資リスクが少なく原価も抑えられ
作業時間も最小限でクラウン製作を行うワークフローを共有します。
しかも患者さんに提供するクラウンの素材は手を抜かず良いものを使用できます。
妥協する点は、シェードだけではないかと思っています。

このような内容ですので、今回は広く共有をする目的ではありません。
口腔内スキャナーを遊ばせてしまっている先生、ミリングマシンの価格と保守料に
元が取れるのか心配されている先生
、地域での競争力を上げたいと本気の先生
何よりも患者さんに「保険」「審美補綴」の中間の選択肢を提案してあげたい、
そんな先生方
の一部、少数の方にのみ共有させていただきます。

そのため、今回の記事のみ以下のような価格設定とさせていただきます。

数名までの購入者の方:20,000円 購読いただき誠にありがとうございました!
10名程度までの購入者の方:30,000円
30名程度までの購入者の方:50,000円
(領収書発行はnoteのアカウント設定より可能)

https://www.help-note.com/hc/ja/articles/360000332061-領収書を発行する

今後の通常の記事は公開直後は無料で公開いたします。
よろしければ他の内容も確認いただけますと嬉しいです。

(加筆を加えながら*ついに3万字を超えました!2万1万五千字を超える長文となっております。院内補綴製作方法やバイトスキャンのポイントなどをビッシリと書いた記事となります。また、今後も内容を追記変更予定です。一度購入いただくと更新内容も含めて全て内容を読んでいただくことが可能となっています。)

更新予定:6月中 患者さんへのジルコニア提案のアイディア

更新予定:7月中 Medit Temporariesの簡単な使用方法

更新予定:8月中 Medit ClinicCADの簡単な使用方法
     遅くなりました、2023年9月3日に更新しました

更新:2024年7月 口腔内スキャナーやクラウンの費用を現状に合わせて更新しました。

更新予定:2024年8月中 dentbirdのアップデート(ベータ)が予定あり。
     新しいインターフェースでの解説も更新予定です。
→Dentbirdのベータアップデートが2024年9月に延期されてしまいました。
 そのため更新予定を2024年9月中 に変更させていただきます。
*更新:2024年11月:Dentbirdのアップデート内容に対応させ、2025年の価格変更などの情報取得があり更新が遅れました。
遅くなって申し訳ありませんが、更新しました。

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