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仕事とキャリア

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現在、株式会社5(5co.ltd)では積極的に未経験からの採用活動を行っています。 面接やWebサイトだけではなかなかお伝えできない5co.ltdの考え方、デジタルマーケティング…
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#面接

面接に遅刻したのに逆ギレしてきた人

いやぁ、ほんとにいたんですよ、先日。笑い話みたいなものですが。 一次面接(当社では一次はオンラインで行っています)で、10分とか15分経ってもログインされなかった方がいらっしゃいました。連絡もありません。 長年、面接をしていると時々いらっしゃいます。 それで、無断欠席→辞退扱いとして「残念ながらログインされなかったので、辞退扱いとさせていただきます」とメールをしたところ、その後「遅刻したのはこちらが悪いですが、そんなの理由も聞かずに辞退扱いするなんて酷いです。そんな会社で

「教えてもらわないとできません」

「そうですよねぇ」って、もしどこかで思っているのなら、そんな学生みたいな考え方は社会人であるなら早く捨てさってください。 会社は何かを教えてもらってから仕事をする場所ではなく、いままで学んできたことを発揮する場所であり、活躍するために必要なコトは自分で見つけて自分で学ぶ場所なんですよね。 これ、「入社してから学びます」っていう人と似ていると思っているのですが、「教えてもらわないとできません」っていう人は、結局一人では何も出来ない状態がずっと続いてしまう、中途半端な仕事しか

インターンや副業で得たWebライティングの経験やSEOの知識は、マーケティング業務には役に立たない?

採用の面接をしていると時折「インターン時代には(あるいは、副業として)、Webライティングを行っていました」「SEOの要件通りにコンテンツを作成してSEO知識を学んできました」「それらを通じてマーケティングに興味があったので、きっとその時の経験が生きると思って応募しました」と話していただく方がいらっしゃいます。 似たような話に「SNSのアカウントを担当してまして、フォロワー数を半年でこれだけ増やしました!その経験が生きると思い応募しました!」「ブログを作ってアフィリエイトを

「未経験OK!」と書いてあるからといって、何も調べず(学ばず)に「興味がある」だけで応募してませんか?

面接をしていると割と良くいらっしゃいます、そういう方。 「御社の業務は未経験なので、入社してから学びます!」って話される方。 ただ、過去の経験上、面接時に「入社してから学びます」って話される方で、実際に「入社してから自ら学んでいる人」ってあまりいらっしゃいません。これ、「自ら」という点が重要なのですが、自ら学べる人は入社してから学ぶのではなく、会社をリサーチして探しているときに、業界や仕事に興味があって応募しようかな?って思った時点から学び始めているんですね。 つまり入社

面接での逆質問例−1:マーケティング施策を考えるというのは具体的にはどのような作業なのでしょうか?

面接中や選考段階で候補者の方から時々聞かれる質問です。今回は、メールで問い合わせをいただいたので、回答した内容をそのまま公開します。 ーーーーー マーケティング施策の立案・検討という仕事は、毎日の定型業務を手順通りにこなしていくといった「作業」ではなく、市場環境や事業の進捗状況を常に把握し、あらゆる事を考え想定しながら柔軟に対応をしていく「目標管理業務」です。 その場合の目標とはマーケティング目標であり、その目標には例えばクライアントのEC売上げ拡大(前年対比**%達成

18時以降、19時以降の面接を希望することがなぜマイナス印象になるのか?

採用活動をしていると「面接は平日19時以降、もしくは土日にお願いします」といった希望を伝えてくる方がいらっしゃいます。当社の場合「基本的に面接は平日の業務時間内にお願いしております」とお伝えしながら調整をしていきます。 候補者の方からしてみれば「今の仕事もあるし、なかなか就業時間内は抜けられないんですよね」ということだと思います。その事情はわかりつつも、多くの会社の場合、面接はその会社の就業時間内(営業時間内)に行われます。 これ、ちゃんと理由があるんですね。 一つは、面

入社前に読む本ー(実は、面接官はこれらのことが理解できる素地があるかどうかを見極めたいのだ)

以前に、「入社前に読んで欲しい本」というエントリーを上げました。これは、面接中によく聞かれる質問に答える内容でした。 一方、最近読んだ本の中で「これは当社に内定したあと、入社するまでに読んでおいてもらおう!」という本が出てきたので、ご紹介。 一つは「デジタルマーケティング用語図鑑」。 デジタルマーケティングに関係する本はたくさんありますけど、これは割とデジタルメディアのプランニング現場にあわせた内容からはじまって、マーケティング戦略やデジタルの動向といった結構広めのところ

二次面接こそ、事前の準備を怠るな

採用面接で、一次面接と二次面接を同じ準備レベルで受けてしまう人がいます。どういうことかというと、一次面接を通過したあと二次面接までの間に、追加でその企業のことや業界のことを調べてみるとかをなにもしないのです。実は、一次面接通過後の二次面接は、絶対に一次面接と同じ状況(自分自身の意識、相手の会社や業界にたいする理解、受け答え内容等)で受けてはいけません。 せっかく一次面接を通過したのにもの凄くもったいないと思うのですが、実際には、一次面接を通過して二次面接の間に何もしていない

転職(就職)希望先の業界地図は見ておいた方がいいよ。

という話です。 ちなみに、広告業界の規模はこのあたりを見ればわかります。 電通報「2022年 日本の広告費」解説 何を言いたいかというと、先日の中途採用面接でこんなことがありました。 Q「どうして、デジタル広告の業界を受けてみようと思ったのですか?」 A「はい。これから自分自身のキャリアを考えてみると、より市場の大きな業界で成長をしていこうと考えたからです」 Q「なるほど。いまあなたのいる業界の市場規模ってどのくらいですか?」 A「いやぁ、それはちょっとわからないので

「御社ではどんな人が活躍していますか?」

と言う質問も、よく面接(中途採用・新卒採用を問わず)で聞かれる質問です。 そりゃ、知らない業界の採用面接を受けようとする際に、自分に向くのだろうか?自分に出来るんだろうか?資質や性格的にどうなんだろう?って思うことはあると思います。 ただ、実際は広告会社やマーケティング会社であろうが、全然違う業界でも活躍する人って結局同じなんだと思うんですよね。ただ、私が面接中に「広告会社ではどんな人が活躍していますか?」と聞かれると多くの場合は以下のような内容で答えています(実際はその