広報のノウハウ① 〜広告と広報(PR)の違いとは?〜
こんにちは。
デジタルフューチャー広報PR事業部 松澤です。
広報のノウハウシリーズ第一弾は、「広告と広報(PR)の違い」についてです!
広告と広報は似ているイメージがありますが、全くの別物です。
混同されがちですが、実はこの違いがものすごく大事なのです。
なぜなら、”誰が” ”誰に向けて” 記事を書くのかが全く変わってくるからです。
1. 広告と広報の違い
まずは、広告と広報の違いを下記の図にまとめました!
広告の発信者は、企業側。
世の中に向けて「うちの商品は〜」「うちのサービスは〜」というアピールをするために、費用を払って広告枠を買い、世の中に発信することを指します。
一方、広報は直接企業側が世の中に発信するのではなく、「企業→メディア→世の中」と、メディアの力を借りて世の中に発信するものになります。
世の中に発信するのはメディアで、「〇〇株式会社は〜」「〇〇株式会社のサービスは〜」と、第三者目線で世の中に事実を伝えることを指します。
2. 広告と広報のメリット・デメリット
上記の違いから、それぞれのメリット・デメリットをまとめるとこのような形でしょうか。
それぞれメリット・デメリットがあり、企業にとってはどちらも大事。
バランスを取りながら、広告も広報も上手く活用することが望ましいと思います。
3. 広告と広報の目線の違い
そして、広告には広告の難しさが、広報には広報の難しさがあります。
広告であれば、世の中にダイレクトに発信をするわけですから、消費者が求めている情報をきちんと届けるべく発信する必要があります。
キャッチコピーひとつ、画像や写真ひとつで消費者の反応や消費者が持つイメージは大きく変わるでしょう。
一方、広報では、企業はまずメディア向けに発信をします(企業がメディアに向けて発信する記事を「プレスリリース」といいます)。
メディアに「この情報は価値がある」と受け取られない限り、世の中には発信されません。
「メディアが価値を感じる情報って…?」
ここに、広報のすべてが詰まっていると言っても過言ではないでしょう。
次回は、メディアが価値を感じる記事(プレスリリース)のポイントや書き方についてお話したいと思います!
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