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KBFの前に、リストに残ってますか?

今日はKBFを語る前に
意識すべきことをお話しします。

KBFとはKey Buying Factor、
購買決定要因のことです。

MBA的な視点ではこのKBFを尖らせて
「ターゲットに刺す」なんて言いますよね。

(個人的には「ターゲット」も「刺す」も
適切な表現ではないと思いますが)

しかし、購入動機を突き詰める前に、
まずもっと大事なことがあります。

それは「比較対象に残ること」です。

顧客は商品やサービスを購入する際、
必ずと言っていいほど他と比較します。

最終的な選択肢に残るかどうかは
最初の印象や基本的なスペックが重要です。

ここで候補から外れると
その後どんなにKBFを語っても見向きもされません。

従って、選ばれる前にまず候補に残ることが肝心。
どんなにKBFを磨き上げても、リストに残らなければ話にならないのです。

では、どうすれば候補から漏れないのか?

顧客は最初に「ベストな選択肢」を選ぶのではなく、
「ダメなものを排除する」という作業を行います。

従って、まずは
ダメ出しされないことを意識したアプローチが求められます。

最初の段階で排除されず、少なくとも
「これを見ておかないと損するかも」と思ってもらうことが大事です。

そのためには顧客の判断基準を理解すること。
顧客はどんな基準で選択肢を比較し、何を排除するのか?
これを理解しなければなりません。

そのために、例えば、キーワード検索をして競合をリサーチし、
自分ならどう選ぶか、どんな基準で探すかを考えましょう。

顧客がどうやって「除外」を進めていくかを理解することが
比較対象に残るためのカギです。

KBFとは、実はKeep Being Found(見つけられ続ける:和製英語w)
なのかもしれません。

KBFに焦点を当てる前に、まずは顧客の「比較リスト」に残ること。
この点を意識することで、選ばれる可能性を高めることができます。

デジタルな振る舞いなら、これも余裕ですよね。

さて、今日は一粒万倍日です!
(私は新しい財布を使い始めます。入れたお金が万倍になって返ってくるそう。。)

今日はここまで。
今週もツイてる!素敵な一週間をお過ごし下さい。

私たちのパーパス
人生100年時代を生き抜くデジタルマスターを育てる
カチカチ


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