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音楽が、『聞く』から『聴く』に変化する瞬間のトキメキ


『聞く』と『聴く』の違いとは


「聞く」と「聴く」の意味の違いについて、以下、調べてみました。

「聞く」と「聴く」の意味の違いは、音を認識する時の意識の仕方にあります。自然に音が耳に入ってくる場合は「聞く」を使用しますが、音や、音が持つ意味を認識しようと注意して耳を傾ける場合は 「聴く」を使用します。「聞く」「聴く」どちらも「きく」と読みます。

『類語国語辞典』(角川書店)では、「聞く」と「聴く」の違いを下記のように記しています。

“「聞く」は、音や声を耳に感じ認める意、「聴く」は、聞こえるものの内容を理解しようと思って進んできく意である。”
Weblio辞書


より意識することで、『聞く』から『聴く』に変化する


少し前にある曲を聴いて、
「聞く」が「聴く」に変化する瞬間を、とくに意識する体験がありました。

それは、下の新旧問わず紹介する「最近聴いてる曲 …」と言うplaylistを作っている時のことです。playlistで公開したい曲数が揃わなくて、新曲紹介のplaylistから漏れた候補曲を見繕っていたら、何気に繰り返し聞いていた曲が、突然、なにこの曲、すごく良くないか?とか、自分の中で、評価が爆上がりしたのです。
少し前まで、あまり興味がなかった曲なのに、突然、力を入れて紹介したくなる曲に変化したのです。

たぶん、今までも特定のアルバムをCDなりDLなりで購入して、聴き込んだりする事で、偶に起きていた現象だとは考えるのですが、サブスクで大量の曲を聞き出してからは、こんなハッキリと短時間で印象が切り替わったのは初めてで、とても新鮮でした。


これは、あくまで推測なのですが…
私にとってこの曲は、ある程度意識してきちんと「聴く」状態までもって行かないと評価が上がらない、それが時間なのか、回数なのかは不明ですが、ある閾値を超えた瞬間に、初めて「好き」から「大好き」に変化する曲だったと思われます。

私がサブスクの新曲紹介で音楽を探す時は、たぶん「聞く」と「聴く」が曖昧な状態なのだと思いました。

この曖昧なまま、自分好みの音楽を短時間で作業的に探しているので、中には、曲の持つポテンシャルにより、数秒聞いただけで、そのまま「聴く」モードまで引き上げられる曲もあれば、どうかすると「聞く」モードのまま、その心地よさだけで終わって行く曲もあるのだと、あらためて実感しました。




TVドラマのタイアップ効果がもたらすもの

この曲については、まだ話に続きがあって…
このplaylistを公開した後、普段よりもあきらかに再生数の伸びが良かったのです。不思議に思って調べたら、この曲がAWAのリアルタイム急上昇のランキングで1位になっていて、それをplaylistの先頭に設定していたからだと、分かりました。

再生の勢いの強さは違いますが、似たようなことは、髭男の「subtitle」をplaylistの先頭に設定していた時にも起きたので、試しに「星月夜 ドラマ」とググるとビンゴで、現在放映中のTVドラマ『星降る夜に』のタイアップ曲でした。



ドラマの方は観てないのですが、たぶん番組の最後の方のシーンの一番盛り上がる部分で、被せるようにこの曲が流れていると想像しました。当然、ドラマに感情移入してる人の耳は、皆、聞くモードから聴くモードに変わる訳です。そうなれば、反則のように、大量にファンが生まれるのも納得だなとか、すごく共感できました。

たぶん、ドラマの方も、髭男の「subtitle」同様に素敵な内容で、相乗効果が生まれているのでしょう。




髭男のタイアップのすごいところ

最近、このnoteを書くために音楽関係の動画をよく観るためか、比例してyoutubeのレコメンドでも、あれこれと音楽関係の動画が表示されます。

何気に観た下のyoutubeの動画で、髭男のタイアップについて語っていて、今までザックリと髭男のタイアップってハズレがないな、とか自分が感じていたことを、キチンと言葉で、これはすごい事なんだと上手に説明されていて、思わずフムフムとか、うなずきながら高評価をクリックしていました。

やっぱり、髭男ってすごいですよね。




ニラジさんって、初めて知ったけど、この人面白いな…


話は飛びますが、下の動画もyoutubeのレコメンドでオススメされて観た音楽関係の動画です。

この動画も非常に面白かったです。

まだググっても、この動画の感想とかネットで出てこないから紹介してみます。
再生数も2万超えてて、まだまだ伸びそうな感じです。
音楽とか興味なくても、インタビュー動画として、すごくオススメします。



最初は、機材とかスタジオの事を、すごい知識量と熱量で語るマニアックな人のこだわり談義的な内容で始まります。語りが上手く、嫌味じゃないので、なんとなく観続けるのですが、そのうち途中からインタビューになって、本人の生い立ちとか、音楽業界のビジネスセンスの話とか、なんかビックリするくらい面白くて、1時間超えてる動画なのに途中で止めずに観終わってしまいました。

これ、1年くらい前に成田准教授の出演してる動画を何気に見始めた時以来の感覚ですね。久々に時間忘れて全然知らない人の出演する長い動画を観てしまいました。

このニラジカジャンチさんって、とても魅力的ですね。
引き出しも多そうですし…
質問への返しが早くて、その内容も深くて、なんか色々と驚きました。

こういう動画が何気に流れてくるのなら、youtubeのレコメンドも侮れないな、とか思いました。

下は、私と同じようにyoutubeのレコメンドで観て紹介してる、もっと詳しいnoteの記事です。


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