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ポリツィア原発最大の危険:意図的な妨害工作

地球最後の日までの残り時間を概念的に示す「世界終末時計」を発表している米国科学誌「ブレティン・オブ・ジ・アトミック・サイエンティスツ(Bulletin of the Atomic Scientists)」は2023年07月06日に、2022年03月にロシア軍に占拠されて以来、6基の原子炉を持つヨーロッパ最大のザポリツィア原子力発電所(Zaporizhzhia nuclear power plant)は、放射能災害の深刻な危険をもたらしてきた。

現在、ウクライナ当局はロシアが原発に爆発物を仕掛けたと告発し、ロシアはウクライナがこの施設への攻撃を計画していると主張している。

2023年07月04日、原発はまたもや電源を失い、冷却システムはバックアップ電源に頼らざるを得なくなった。

大規模な放射能災害のリスクはどの程度深刻なのだろうか?

それは、意図的な放射性物質の放出なのか、それとも不注意によるものなのかによって異なる。もし、原発を支配するロシア軍が大規模な放射能放出を引き起こし、そのために爆発物を使用することをいとわないのであれば、広大な地域を汚染する可能性がある。

原子炉はほぼ停止し、数カ月にわたって冷却されているが、まだ大量の強い放射性物質を含んでおり、爆発物によって拡散させることができる。

原子炉の屋根に地雷を2、3個設置するだけでは十分ではない。

大放出を引き起こすには、爆発物を使った本格的な解体が必要だ。

しかし、ウクライナのカホフカ・ダム(Ukraine’s Kakhovka dam)を破壊するのに必要だったのは、ロシア軍が現場を制圧している間に、内部から爆発物を使用して行われたようだ。

汚染範囲は、災害の原因、風の強さ、雨によって放射性物質が地表に戻されたかどうかなどによって異なる。しかし、ロシアがこのような放射性物質の放出によってウクライナの反攻を妨害し、一部の部隊がロシア軍との戦闘よりも住民の避難や放射性降下物の除去に集中せざるを得なくなることを期待していることは容易に想像できる。

それは、ロシアが、アメリカの廃棄処分の武器や勉強嫌いのEC(European Commission/欧州委員会)のウルスラ・フォン・デア・ライエン(Ursula von der Leyen)委員長に支援された武器で戦うダニか乞食のようなウクライナのヴォロディミル・ゼレンスキー大統領(Ukrainian President Volodymyr Zelenskyy)やが嫌いだからともも言える。

私も、米国のジョー・バイデン大統領(President Joe Biden)に涙を流して甘え、棄処分の武器をもらっているゼレンスキー大統領を見ていると、虫唾が走る。

ゼレンスキー大統領は、戦う正義の味方ではなく、男芸者か太鼓持ちである。
彼は、何人のウクライナ市民が殺される原因を作っていると分かっているのだろうか?

頭も悪そうである。

フィンランドも何回もロシアに攻められ、我慢をして、ノキアなどの世界企業を作ってきた。

フィンランド人の友人は、我慢をして、技術を磨いた。

ポーランド人も、ロシアとドイツ人に何人も殺された。

ポーランド人の知人は、ロシア人とドイツ人に、勉強で勝てると言っている。

戦争して、多くの国民を殺して喜ばない。

平和主義者は、戦争が好きな人が嫌いである。

対照的に、不慮の事故による被害だけを見れば、楽観できる理由がある。ザポリツィア原発の原子炉は分厚いコンクリート製の格納容器で建てられており、数カ月にわたって冷却されている。この地域での戦闘による数発の流れ弾が、深刻な放射性物質の放出を引き起こす可能性は非常に低い。

そのような戦闘は、炉心や使用済み燃料プール内の高温の放射性燃料を水で覆い、燃料の融解を防ぐ冷却システムを損傷する可能性がある。しかし、誰かが妨害工作をして水を抜かない限り、原子炉が現在のように冷えていれば、水が沸騰して燃料が溶け始めるまで、数日から数週間はかかるだろう。

事故を防ごうとする人々が現場に立ち入れば、冷却水を補給することは可能かもしれない。

仮に燃料が溶融したとしても、原子炉の圧力容器は鋼鉄製であり、原子炉と使用済み燃料プールの周囲にはコンクリート製の格納容器があるため、放射能の大量放出は防げるだろう。

日本では、溶融燃料と高圧蒸気の反応によって放出された水素が爆発し、格納容器が破壊された。

しかし、福島原発事故後、ウクライナのザポリージャ原発の事業者は、爆発レベルの水素の蓄積を防ぐ水素再結合装置と、格納容器内の圧力で格納容器が壊れそうになった場合に蒸気を逃がすフィルター付きベントの両方を設置した。

要するに、ザポリツィア原発にとって最大の危険は、放射能放出を目的とした意図的な軍事行動である。

残念ながら、ロシア軍が現場を掌握しているため、このような意図的な災害の発生を阻止するために、他の国々が簡単にできることは多くない。

IAEA(International Atomic Energy Agency/国際原子力機関)は2人の査察官を現地に派遣しており、爆発物を探すために必要な立ち入りを許可するよう求め続けることができる。

国連と個々の国々は、IAEAのラファエル・グロッシ事務局長(IAEA Director General Rafael Grossi )が2023年05月に示した戦争における原子力安全の原則を、すべての当事者が遵守するよう要求することができる。

安全と喜ぶ音は、まだできないが、可能性は残っている。

即刻、ゼレンスキー大統領は世界平和のために、停戦に向けて動くべきである。

今年の末に、停戦にもちこむためには、今すぐ動かないと間に合わないし、嘘を言った事になる。

嘘を言っっても支援しているのは、ボケた米国のジョー・バイデン大統領(President Joe Biden)と、勉強嫌いなEC(European Commission/欧州委員会)のウルスラ・フォン・デア・ライエン(Ursula von der Leyen)委員長だけである。

フォン・デア・ライエンは、いかに危険に支援してるかが分かっていない。
あなたの仕事は、危険を排除する事だが、現状は火をつけ回っている放火魔である。

ウクライナのザポリツィア原子力発電所(Zaporizhzhia nuclear power)のポイント
47°30'39.6"N 34°35'10.2"E
または、
47.510989, 34.586178

1956年にソ連が建設したダム(Nova Kakhovka dam)の緯度、経度。
46°46'42.6"N 33°22'10.0"E
または、
46.778489, 33.369444

2023年07月05日---IAEA、ロシアとウクライナが妨害行為を主張する中、ザポリツィア原発への立ち入り調査を要求。
2023年06月06日---カホフカ水力発電所のダムを「ロシア軍が破壊」!?
2022年03月04日---戦場ウクライナの原子力発電所。
2022年02月28日---ベラルーシ大統領、「第三次世界大戦」勃発の可能性を警告。
2022年02月26日---チェルノブイリの放射線量が安全レベルを超えたと発表。

https://thebulletin.org/2023/07/the-largest-danger-at-the-zaporizhzhia-nuclear-power-plant-intentional-sabotage/
https://www.nytimes.com/live/2023/07/05/world/russia-ukraine-news/the-zaporizhzhia-nuclear-power-plant-has-for-months-been-the-focus-of-global-concern
https://www.iaea.org/newscenter/pressreleases/update-171-iaea-director-general-statement-on-situation-in-ukraine
https://www.nytimes.com/interactive/2023/06/16/world/europe/ukraine-kakhovka-dam-collapse.html
https://thebulletin.org/2023/01/how-the-war-in-ukraine-hinders-us-russian-nuclear-arms-control/
https://www.ensreg.eu/sites/default/files/attachments/stress_test_nacp_ukraine_2021.pdf
https://www.iaea.org/newscenter/pressreleases/update-171-iaea-director-general-statement-on-situation-in-ukraine
https://www.iaea.org/newscenter/statements/iaea-director-general-statement-to-united-nations-security-council
https://thebulletin.org/2023/03/the-narrow-field-of-options-for-safely-managing-ukraines-zaporizhzhia-nuclear-power-plant/
https://apnews.com/article/ukraine-russia-zaporizhzhia-nuclear-drill-856d616b63c7d3b48645fc55ad3b0853

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