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世界のFintech投資低迷!?



ドイツのインフォグラフィクスを紹介しているハンブルク(Stadt Hamburg)にあるStatista GmbHのデータ・ジャーナリスト(data Journalist)のレネ・ボックシュ(René Bocksch)の報告として2022年11月03日に、世界中のフィンテック企業は今年、昨年よりもずっとベンチャーキャピタルの誘致に苦労している。

戦争やインフレによる経済状況の悪化から、現在、多くの投資家が投資を控えている。

CB InsightsのState of Fintech Q3 2022

CB Insightsによると、2022年第3四半期のフィンテックへの投資総額は約US$129億で、前年の非常に好調な時期に比べて約64%減少している。2022年は、第1四半期にUS$ 300億近くが世界のフィンテック企業に投資されるなど、当初は有望なスタートしたが、Statistaのグラフが示すように、次の四半期にはすでに大きく低迷している。

投資不足の結果は、企業にもはっきりと伝わっている。例えば、Klarnaは大量解雇で身を守り、評価額の割引を受け入れなければならなかった。

ベルリンにあるドイツのネオブローカー・トレード・リパブリック(Neobroker Trade Republic$)も、スタッフの何人かを解雇せざるを得なかった。そして、これらの企業の融資担当者が事実上、過去に列をなしていたにもかかわらず、激減している。

その背景には、経済の低迷があり、金融機関は、フィンテック(Fintech)どころではないと言うのが実情である。

しかし、東アジアで、シンガポールと香港は、すでに大きく動き出している。

激減しているのはEUで、ウクライナ戦争が原因である。

このままいくと、EUは崩壊する。

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