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北京、台湾周辺での前例のない軍事演習を月曜日も継続。

香港の英字新聞「SCMP(South China Morning Post/サウス・チャイナ・モーニング・ポスト/南华早报/南華早報)」は2022年08月08日に、中国本土は先週、ナンシー・ペロシ米下院議長(US House Speaker Nancy Pelosi)の台湾訪問を受け、台湾周辺での前例のない軍事演習を72時間行った後、終わったと思ったら、2022年08月08日月曜日にさらに継続したと報告した。

北京は開発中の対潜水艦・海上攻撃訓練を台湾周辺で実施した。

https://time-az.com/main/detail/77451

人民解放軍(People’s Liberation Army)は先週のナンシー・ペロシ米下院議長の訪問を受け、台湾周辺での演習を続けている。

中国本土も2022年08月08日月曜日から渤海(Bohai Seaで1ヶ月間の実弾演習を開始した。

人民解放軍東部戦区司令部は声明で、台湾周辺の海域と空域で合同訓練を継続したと発表した。
この通知には、演習の場所や終了時期は明記されていない。
北京が指定した危険地帯は、日曜日の正午には解除されていたが、月曜日には解除されていたかどうかは不明である。

中国と北朝鮮の違いは、危険地帯を指定したかどうかである。

オーストラリアのペニー・ウォン外務大臣(Australian Foreign Minister Penny Wong)は、オーストラリアとして、台湾海峡の緊張を「自制、緩和」するよう求めた。

北京が台湾付近の軍事演習を実施したことを「指弾」して非難した後、「地域全体が安定を取り戻すよう求めている。」と述べた。

彼女はまた、日本の排他的経済水域へのミサイル発射を非難し、中国を「緊張を高め、地域を不安定にする。」と非難する日米の共同声明に土曜日に署名した。
在オーストラリア中国大使館は、この三国間声明に対して次のように返答した。「中国の国家主権と領土保全のための正当な行動を非難することは、絶対に容認できない。」と言った。

日本の排他的経済水域へのミサイル発射は、「中国の国家主権と領土保全のための正当な行動」には当てはまらない。

これは、国際法違反であり、犯罪である。

国際法違反の犯罪国家が、国連で代表権を持つのは、異常なことである。

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