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AIと法律。何が今必要か、走りはじめたAIの未来。

Mediumは2023年03月27日に、1日で100万人のユーザーを集めたChatGPTの登場で、AIが大きな話題になり、同時に大きな不安を感じる人も増えたことから、ポール・デルシグノア(Paul DelSignore)が「AI and the Law: What You Need to Know」を公開した。

ロボットの登場で、大きな話題に成った経済産業省が平成19年04月に公開した「次世代ロボット安全性確保ガイドライン(案)」のような「次世代AI安全性確保ガイドライン(案)」が必要になった。

ジェネレーティブAIが広く普及し、エンタープライズ企業がAI生成コンテンツを採用する可能性があるにもかかわらず、ほとんど議論されることのないコンテンツが氾濫するように存在している。

AIが生成したコンテンツのIPは誰のものなのか?

2023年03月16日、米国著作権局は、ジェネレーティブAIに関連する著作権法および政策の懸念を調査する取り組みを開始した。

「この取り組みは、ジェネレーティブAI技術の最近の目覚ましい進歩と、個人および企業によるその急速な利用拡大に直接対応するもののために、著作権局は、クリエイターやAIユーザーを含む議会や一般市民から、著作権に関わる問題提起を検討するよう要請を受けており、すでにAI生成コンテンツを含む作品の登録申請を受けています。」と述べている。

AI作品の著作権に関する現行法を明確にすることから始まっている。

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NewsNet Archive
NewsNet Issue 1004
Copyright Office Launches New Artificial Intelligence Initiative
Issue No. 1004 - March 16, 2023

米国著作権局長官シラ・パールマター(US Copyright Office Director Shira Perlmutter)は、「作品の伝統的な著作権要素が機械によって生み出された場合、その作品は人間の著作権を欠いており、事務局はそれを登録しない。 (“If a work’s traditional elements of authorship were produced by a machine, the work lacks human authorship and the Office will not register it.")」と述べている。

DALL-E、Stable Diffusion、Midjourney、ChatGPT、あるいは新しくリリースされたGPT-4のようなツールを使って生成されたデジタルアート、詩、本は、人間がテキストの説明やプロンプトだけを使って作った場合は著作権で守られないことになる。

では、Generative AIの現在の状況や進歩は何を意味するのでしょうか?

問題が多すぎる。

「線引き」という言葉が死ぬ。

境界が消える。

さらに国境が消え、国家の成立まで分からなくなる。

さらに、さらに多くのWebで自慢しているフォロワー数も無意味化する。

つまり、Googleが無意味化する。

フォトラボや画像販売が「詐欺」になる。

複数の著作権物を合成して出来上がった作品は、著作権が消える?

https://medium.com/the-generator/ai-and-the-law-what-you-need-to-know-bfebb51b7d53
https://www.copyright.gov/newsnet/2023/1004.html
https://www.theregister.com/2023/03/16/ai_art_copyright_usco/
https://www.theregister.com/2023/03/14/openai_gpt4_ai/

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