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次なる飛躍へ!『次世代の教科書』プロジェクト、第2フェーズ全開!

本記事は、株式会社金風舎が発行する「次世代の教科書」メールマガジンを転載しています。メルマガ購読はこちらから!


次なる飛躍へ!『次世代の教科書』プロジェクト、第2フェーズ全開!

「次世代の教科書」は、本の企画制作プロダクションのデジカルと出版社の金風舎が共同でてがける出版プロジェクトの総称です。

今年3月にシリーズ第1弾を刊行して以来、2ヶ月に1冊の間隔で6冊の新刊を発刊しました。9月には、次のフェーズでの展開を計画しているデジタルライブラリー版の見本となる、読み放題サブスクリプションサービスも正式リリースしました。

プロジェクトを立ち上げてから1年あまり、次世代を担う若者のための出版シリーズを現役の学生たちの力を借りて立ち上げるといった当初の構想から変わりはありません。

年内に新刊をあと2冊、年明けにはいよいよ書店販売の単行本の新刊を刊行、そして第2フェーズの目標である総集編となる企画も準備開始いたしました。

プロジェクトを推進しているデジカルでは、「出版のDXで新しい読書体験を創造する」との信念を掲げ、皆さまには「新しい」、そして次世代にとっては「当たり前」となる本を提供して参ります。
このフェーズでのさらなる飛躍にご期待ください。

既刊本紹介

夢子『いつのまにか自分の幸せは、マルチにとって都合のいい幸せに書き換えられていた。』

子供に見せているのはマルチを崇拝する狂気の姿です。

「第一章 最終話:今、あなたに伝えたいこと」より抜粋

本作の著者である夢子さんは元マルチ商法のトップセールス。現在はブログ「マルチ商法は夢物語」にて、マルチ被害を無くすための啓発活動を行っています。元々は「絶対に騙されない」と考えていた彼女は、ひょんなきっかけからマルチに足を踏み入れてしまい、時間も自由も健康も奪われてしまいました。しかし、これは決して他人事ではありません。

学校で学ぶことなんて、社会に出てから何の役に立つんだろう?という疑問を、だれもが一度は思い浮かべたのではないでしょうか。現代のような、社会が大きく変わりつつある転換期であれば尚更です。「マルチ商法」は、そんな疑問や不安につけ込んでくる存在でもあります。


「学校では教えてもらえない、社会に出たとき役に立つ知識が学べるよ」

こんな誘い文句に連れられて、マルチグループのセミナーやコミュニティに入ってしまう学生が後をたちません。稼ぎたい野心に溢れていたり、無闇な冒険心を持つ人だけがマルチの闇にハマってしまうのではないのです。ごくごく普通の人たちが、友人や先輩といった身近な人の軽い誘いをきっかけとしてマルチに足を踏み入れてしまうことが大半です。とくにSNSで簡単に他人と知り合えるようになった現代では、マルチの被害は「だれにとっても」脅威となります。マルチへの入り口は私たちのすぐ近くにあり、だからこそ身を守る方法を知ることが必要です。

『いつのまにか自分の幸せは、マルチにとって都合のいい幸せに書き換えられていた』では、マルチ商法のシステムと恐ろしさ、そしてマルチから身を守る方法が語られています。何らかの形でマルチに関わってしまった人々のインタビューや、マルチの勧誘を断るための一問一答集といった生々しく実践的な知識が豊富に蓄えられた本書を読めば、巧妙なマルチの脅威に対処する準備ができるはずです。

サービスサイト紹介

🌟 「問い」から始める講義ノート集「次世代の教科書」 🌟


https://jisedai-textbook.com/

「次世代の教科書」のデジタルライブラリーサービスです。

ウェブブラウザ上で手軽にアクセスでき、サブスクリプションへの加入と会員登録をすることで、隔月で追加される豊富で実践的な知識にいつでも触れることができます。充実した無料試し読みも用意されており、気になる本は単体で購入することも可能です。

専用アプリのダウンロードなどは一切不要です。ネット環境さえあれば、通勤・通学などの隙間時間にストレスなく面白く価値のある文章を手軽に楽しむことができます。

「次世代の教科書」は、読書体験にとどまらず、読者が主体的に「問い」に向き合う力を育むことを重視しています。各本には編集部が提起した魅力的な「問い」が書影として提示され、学びの深化が期待できます。

新刊情報やnote記事の更新は、メルマガや公式LINEを通じて手軽に入手できます。未来を切り拓く学びの先に、「次世代の教科書」が待っています。

サービスの詳しい解説はこちらから!


編集後記

今回紹介した『いつのまにか自分の幸せは、マルチにとって都合のいい幸せに書き換えられていた』は、夢子さんと聞き手を務める学生二人のインタビューを中心に構成されているため大変読みやすく、また「興味本位でマルチなんかに近づくもんじゃないな」と思わせる本でした。

「次世代の教科書」は最近、フェーズ2に入りました。コンセプトも再検討され、より洗練された形でコンテンツをつくっていけるのではないでしょうか。フェーズ2では、学生スタッフが編集者として一人の著者を担当し、企画を進めていくということになっています。これまでも「次世代の教科書」プロジェクトには学生スタッフが深く関わってきましたが、さらに責任ある立場と経験を担うことになり「このプロジェクトに学生が参加する意義」について、あらためて考えたいなぁと感じます。

「次世代の教科書」編集部員 小阿瀬


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