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SaaSスタートアップ一人目社員が語る、チームづくりの秘訣と今後の課題

DIGGLE株式会社は、 「経営の意思決定サイクルを速くする」ビジネスの実現を目指し、 経営管理クラウドサービス「DIGGLE」の開発・提供を行っています。

今回はDIGGLE一人目社員にして、現在PdM(プロダクトマネジメント)チームでUIデザイナー/エンジニアを務める、大澤にインタビューしました。
後編では、現在のチームづくりで大事にしていることや、SaaSのデザインに対する考えをお伝えします。


▼前編はこちらから


自律し協働するチームの礎を築いたスクラム体制

最初の1年半ほどは、開発チームは僕とCTOの水上くんの2人体制でしたが、その時からチームでの開発体制を整えたいと思いスクラムを導入していたことで、スムーズにチームを拡大できました。

また、以前は僕がずっとスクラムマスターを担当していたのですが、チームが大きくなるにつれてチーム全員で月交代で、順番に担当を回すことにしました。始めたきっかけは「一人でずっとスクラムマスターをするのは大変だから順番にしちゃえ!」という思いつきでしたが、チーム全員がスクラムマスターを経験することで、タスク管理や他のチームメンバーに対する意識が向上して自律的な組織になりました。

個々人が自律し、かつチーム全体で助け合える現在の開発チームのカルチャーは、このスクラム体制が元になって築けたところが大きいと思っています。


いかにユーザーに知覚されないかが、良いSaaSのデザイン

開発チーム唯一のデザイナーとして、またBtoBのSaaSのデザインにおいて大切にしていることは、”ユーザー体験をできるだけ薄くする”ということです。娯楽施設やエンタメ商材をつくっているのであれば、どんなものをどんな風に体験してもらい、いかに体験に価値を感じてもらうかが重要になりますが、僕らは違います。作業中に画面の中でかわいいキャラクターがでてきて踊り出されても、ちょっといらっとしますよね笑。

BtoBでSaaSのユーザーは基本「やりたくない煩雑な作業をできるだけなくしてスムーズにしたい」と思っている方が多いと思います。DIGGLEだと、エクセルの数値集計やミスの確認などをいちいち手作業で行うといった苦痛なユーザー体験をなくしたい。手前の煩雑な作業をできるだけ知覚させず、本当に力を使いたいところに集中できる環境をつくること、ユーザーにとっては注意を向けずとも気づいたらそんな状態になっている、というのがゴールだと思っています。

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PdMチームが目指すことと課題

DIGGLEは現在メンバー数が約20名で、これからますます大きくなっていくでしょう。組織が大きくなっていっても、顧客に価値を届けることにフォーカスし続ける組織でありたいと思っています。

開発チームのスクラムマスターを全員で回すという体制は、その体制により自然と自律し学習し続けるチームの礎になりました。今後は、事業全体の仕組みづくりを行っていくのがPdMチームの一つのミッションだと思っています。組織が大きくなり分業が進むと、自然と人間は自分の担当している範囲でのみ最適化を図ってしまうものですが、それでも全体最適が叶う仕組み、プロセスを今からつくっていこうと考えています。

そのための課題の1つが、開発チームの拡大です。やりたいことに対して、エンジニアが足りません。特に僕がフロントエンドエンジニアからデザインに軸足を移したので、UIを実装できるフロントエンドエンジニアにチームに加わっていただきたいです。顧客に優れたインタラクションや体験を提供したい方、顧客にとって本質的に価値あるサービスを追求したい方、また自律したチームで自社プロダクトの開発に集中して成長したいと考えている方は、ぜひ一度お話しましょう。


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