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男子高校生120kgからのゆるめ糖質制限ダイエット⑪

現在の体重は111㎏で停滞中。糖質制限ダイエットは効果はありますが、息子にとって、決して楽ではないようです。※高校生の息子のダイエットをサポートする母の記録

やせたい!やせたい!食べたい!

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世の中には沢山食べても太っていない人もいれば、それほど食べていないのに太ってしまう人がいる。

SNSでチートディなどの動画をみるたびに「なんでこんなに食べてるのに痩せてるの?なぜ、オレは太るの?オレは太る運命。我慢なんてもうやめた。」と諦めていた息子。

食べ物の動画なんて見なければいいのに、食べることが好きすぎて、爆食いの動画ばかり息子は見ている

どうしたら痩せますか?

息子からこの質問が出るたびに、食べるのを控えれば痩せるとわたしは答えてきた。たけど、”食べていないのに痩せない”というのが息子の言い分。

だから、食べても太りにくい食材を食べて痩せる「糖質制限ダイエット」を息子に勧めた。

糖質制限ダイエットの効果はあった。120kg近くあった体重が10kg近く落ち、その後、多少糖質をとってもリバウンドはしていないのだから。

だけど、息子は否定的。そもそも糖質を多く含む食材を好むため、糖質を制限されると食べたいものがないらしい。豆腐も納豆も飽きたし、こんにゃくは見るのも嫌。肉も米ほどは好きじゃない

米とパンとお菓子があれば満足なのに、何が悲しくて好きでもない食べ物で腹を満たさなきゃならないんだと切に訴えてくる。

糖質制限生活をはじめて、ストイックな糖質制限の後、糖質を沢山取ると体調不良になるデメリットもあることを知った。糖質を沢山とらなければよい話ではあるが、好きだから無性に食べたくなる衝動を抑えきれない。

だから決めた。糖質を適度に取り入れる食生活にシフトしようと。ああ、なぜ息子は、白米、パン、パスタを主菜よりも好むのか。こんな息子にぴったりの減量法はあるのだろうか。

わたしと息子の苦悩は今日も続く。

作戦1:米と玄米を混ぜる

いわゆる主食をこよなく愛する息子にとって糖質制限はもはや拷問に近い。では主食を無しにするのではなく、太りにくい主食を選ぶのはどうかと考えた。 

まずオートミール。これは不評。オートミール米化等、美味しいといわれるレシピを試したがどれもアウト。唯一食べられたのはオートミールクッキー。主食ではなく、もはやお菓子である。

続いて玄米。オートミール米化を試したこともあり、オートミール米化とほぼ変わらないので、嫌いとのこと。これを食卓に出してみたところ、大激怒。ごはんと思ったのにこれは何?オートミールじゃん!

続いて、こんにゃく米。こんにゃくがそもそも嫌いなので小さくしたところで微妙と不機嫌に。巷で人気のカリフラワー米はもはや論外

色々と試行錯誤したところ、やっとなんとか落ち着いたのが白米と玄米のミックス。または、麦ご飯。喜びはしないが、食べられる。

少しづつ混ぜる玄米の量を増やし、1:1で落ち着いた。できれば白米1:玄米2で行きたいところだが、白米の量を玄米が上回ると食感が変わるらしく、オートミールだと騒ぎ立てる。

作戦2:全粒粉のパン

訪れた肥満外来で白米やパンは避けるべき食材であるけれど、玄米や全粒粉のパンであれば体重増加に影響を与えないと説明を受けた。

パンは全粒粉パンを選ぶことにした。ただ、全粒粉のパンといっても小麦粉の分量が多く、少ししか全粒粉を使っていないパンも多数存在するので厄介。当然息子は、小麦粉多めの白い全粒粉パンを絶賛する。

作戦3:糖質オフのパスタ

麺は糖質をおさえて作られたものが存在する。もちろん、糖質ゼロ麺というものもあるが、これは全種類、息子の口にあわず、食べられなかった。なので、糖質オフのパスタ麺を選ぶことに。

まとめ

糖質制限ブームのおかげで食べても太りにくいものは多数存在する。ただ、どれも息子にとっては好き好んで食べたいと思わないものばかり。なぜ糖質オフの食べ物はどれもこれも不味いのだ!と悲しみに暮れている。

一方、息子とは正反対の痩せ型のわたしは糖質オフの食べ物がどれもとても美味しく感じる。いわゆる糖質オフの食べ物が痩せるべき息子の口にあわず、痩せる必要のないわたしの口にあうとはどういうことなのだろう。

糖質制限ではないので痩せるペースは緩やかになるが、しばらくは主食をとりながら体重減少を目指していきたいと思う。焦りは禁物。だが、高校を卒業するまでに痩せられるのだろうか。今はまだ不安しかない。



いただいたサポートは、息子の糖質制限に役立てて記事内で紹介します。よろしくお願い致します。