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忙しいときの腸メンテナンス

投稿が空いてしまいました・・・

前回の投稿の後から息子の体調不良が重なり、家にいる間中は息子の対応。

気づくとこんなに更新があいているなんて!!

たまに、浦島太郎のような気分になります。とほほ・・・

今日は、

「 あーもう忙しい!私の時間なんてない! 」

そう思ってしまうときにもできる腸ケアをお伝えしていこうと思います。

忙しいときのわたしたち


最近、漢字ってよくできているなと思うんです。
忙しいっていう言葉も、りっしんべん(心)に、亡くすとかきます。

本当にそうだと思うんです。

忙しいと何振りかまってられなくて、自分のことはどうでもよくなったり、人のことも思いやれなくなったり。

そういう日がつづくと、自分のことを大切にするとか、自分のケアなんて考えられなくなるんです。

私自身、忙しさで頭がいっぱいいっぱいになると自分の時間なんてとれるものかと、人からのアドバイスも聞きいれがたくなったりすることがあります。

以前、ママ向けアプリの投稿欄で、こんな投稿がされているのを読みました。

「 自分の時間なんてないのよ。自分の意志でできているのは呼吸くらいで。 」

子どもが小さい頃は目が離せず、自分の時間どころか、生活に必要最低限のトイレに行くのも我慢したり、走って行ったり。お風呂に入るのだって雀の行水状態。

自分の自由って何?という投稿だったのを覚えています。

そもそも私、ズボラなので、そこまで徹底して子どもと向き合えているかどうかはわかりませんが、それでも共感できる部分はとても多くありました。

もちろん子育てでなくたって、自分のキャパを越えるほどのやることがたまっていたら、だんだんロボットのようになり、気持ちがすり減っていきますよね。

私自身、会社員をしていたときは、お客様とのスケジュールが切羽詰まりすぎて、頭がフリーズ、何も手につかなくなってしまった経験が何度かありました。

無理して時間を作らない


ほんらい、そうやって気持ちがパツパツなときほど、何か手放せたり、自分の時間を持たせてあげることができれば、心や身体の安定につながるのですが、それは理想論。

むしろ、自分の時間を作らなきゃ 自分を大切にしなきゃ そう思えば思うほど、それができない自分にストレスを感じます。

また、こんなに大変なのに、自分の時間がほしいなんて言っている場合じゃないじゃないのと、自分の中で自分を攻撃してしまうこともあります。

自分時間をとれている人のことをうらやんだり、いやな気持ちにもなってしまうこともあります。

だから、時間がない時は無理して時間を作ろうとしない。

私が忙しさを感じているときにすることは、
本当にだれでも、どんなときでもできることだけなんです。

腹の底から息を吐く


私が忙しい時にしている腸エクササイズはこれだけ。

腹の底から息を吐く。

なんだそれ。そんな簡単なことか。
呼吸なんて、みんなしているじゃないか。

そう思うかもしれませんが、
実は、忙しい時、人は呼吸することまで忘れかけています。

かろうじて、生きていくために呼吸できていても、細く浅い呼吸。

だから、身体はどんどんつかれるし、イライラもたまっていきます。
集中力だってなくなります。

そして呼吸するときの筋肉は、腸を動かす筋肉と同じです。

腸セラピーサロンにお越しなられるお客様の7割がうまく息が吐けない・吸えない

また呼吸ができている方のなかでも、呼吸筋をコントロールして動かすことができている方は、2割もいませんでした。

たかが呼吸。されど呼吸。

本当に奥深いのです。

呼吸法にはいろいろありますが、

細かく「これしよう」「あれしよう」は、忙しい時には、逆効果。
身体と心は聞く耳を持ってくれません。

だから意識することはただひとつ、 「 吐く 」

呼吸は吐かないとしっかり吸えないので、
「吐く、吐ききる!」を意識します。

吐ききるときは、身体の中に一滴も空気を残さないイメージですべてをぺちゃんこにします。

意識する時間は、一日のうち、たったの呼吸3回分だけ。

自分のためにエクササイズをするというより、嫌なこと、忘れたいことや自分の中のけがれのようなものをすべて吐き出すつもりで、おまじないがわりに3回やりきる。

それだけで、呼吸するための筋肉が目覚め、普段の呼吸の質をあげてくれるのです。

一日の呼吸数は2万回。
2万回の呼吸ひとつひとつのレベルがすこしあがることのメリットは計り知れずですが、下に例をあげてみます。

  • 気持ちが落ち着きます

  • 腸がうごきはじめます。

  • 筋肉や内臓が柔らかく温かくなります。

私は、これを続けるようになって、さらに便通がよくなったのはもちろん、姿勢や冷えにも変化を感じています。

お客様には、いくつか呼吸トレーニングをお伝えすることもありますが、
呼吸がかわってくると、みなさん身体の変化は必ずというほど表れています。それはまた次回以降でお伝えしようかな。

まったく時間を取られず、手も取られず、人知れずできて自分のためになっている。それが呼吸のよさです。


忙しい時は、考えるな、吐け!!

とんでもないまとめになりましたが、伝えたいのはこの一点。

考えるな、吐け!

心をなくしているときに考えたってろくなこと出てきませんし、忙しいんだから時間もありませんよね。

そんなときは、時間も道具も手もいらない呼吸で、身体と心のピンチを乗り切ってしまいましょう!

私も乗り切ります!!

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