ズボラ腸セラピストの食養生② 食物繊維編 主食
ダイエットと便秘改善を両立したい!!
でもダイエットをしていると、便秘になる…
そうやってサロンにお越しになられる方の
2人に1人が
炭水化物抜きダイエットをしています。
血糖値があがる!脂肪になる!悪の根源!
という気持ちから、
炭水化物が多く含まれる主食を控えている方が多いのですが、
実践していて、お身体の変化を聞くと、
・低血糖状態がつづき、
もうだるくてだるくて仕方がない、動きたくない
・ご飯を抜きやすい朝に、炭水化物をぬいている
→お昼の活動に集中できない・だるくなってしまう
・炭水化物以外に甘い飲料やお菓子などをつまむ
→血糖値が急激に上がる
→脂肪をためこむ
→痩せない
そう感じていらっしゃる方がすごく多いのです。
でも、ここで考えてみてください。
炭水化物=糖
ではありません。
食物繊維が含まれています。
前回のnoteでもお話した通り、1日の食物繊維を野菜だけで摂るのは至難の業。
主食のなかには、小麦、ライ麦、白米、玄米など、いろいろな種類がありますが、
その中でも、食物繊維を多く含む主食を選ぶことで、血糖値も上がりにくくしてくれます。
うまく主食を選び、摂り入れたほうが便通も改善し、長期的にみて健康的にダイエットが成功します。
今回は、食物繊維を多く含む主食について紹介していきます。
玄米には、白米の4-5倍もの食物繊維!
ズボラ腸セラピストの私がおすすめしたい主食は、玄米です。
茶碗一杯で、2グラムの食物繊維。
白米は、茶碗一杯あたり、
大体0.5グラム含まれているので、
白米ごはんから玄米ごはんに、
3食置き換えるだけで、6グラム。
白米ご飯と比べると、
なんと4.5グラムも多く摂れていることになります。
一日に必要な食物繊維が約18グラムなので、
玄米ご飯を食べるだけで、
1日に摂りたい食物繊維の3分の1とれているんですね!
また、食物繊維含有量が多い分、血糖値が上がりにくくなります。
また消化がゆっくりなので長く満腹感を感じていられます。
ゆっくり血糖値を上げてくれるから、
身体に負担がかかりにくく、
脂肪を貯めにくく、
またお通じも出やすくなる。
まさに、便秘とダイエットの両立ができる食材です。
お通じ不調の味方 玄米の魅力
玄米のいいところは、他にもたくさんあります。
まず、ミネラルが豊富なこと。
ミネラルの重要性は、今回のテーマと外れるので割愛しますが、なくてはならない栄養であり、また現代人が不足しやすい栄養素です。
玄米には、特にマグネシウムというミネラルが多く含まれますが、これは便を柔らかくしてくれる効果があります。
お腹が張りにくい
実はパンに含まれる小麦自体も、
食物繊維は多いのですが、
小麦は日本人の7-8割がうまく消化できない体質だと言われています。
お腹のハリにつながり、ガスがたまったり、アレルギーの原因になったりします。
玄米はその心配がなくいただけます。
むくみ体質にぴったり
玄米は古くから薬膳としても親しまれていますが、
水分調整をしてくれる役割があるといわれています。
水を身体に溜め込みやすい方にぴったりです。
また、胃腸の弱りやすい方は甘いものを欲してしまう傾向にありますが、玄米は、ほのかに甘く、味付けしなくてもいただけるのが嬉しいところ。
簡単!玄米の炊き方
玄米って、炊くの大変じゃない?
と言われたりするのですが、炊飯器があれば簡単!
玄米モードのある炊飯器なら、その目盛りに従ってお水を入れてたくだけ。
玄米モードがなくても、
炊くお米の2倍量のお水をいれて炊くだけ。
また、玄米は研がなくて大丈夫です。
(水の吸収が白米に比べるとよくないので、予約炊きにして、数時間浸水しておくのがおすすめです)
難なくチャレンジできてしまいます。
主食として摂ることがためらわれる方は、サラダに玄米を混ぜて玄米サラダとして食べるのもおすすめです!
そこまでダイエットにこだわりのない方は、炊く時にはちみつを小さじ一杯いれてみると、よりふっくら甘みのあるご飯になります。
良質なお塩(ミネラルたっぷりの自然塩)を小さじ一杯入れて炊くのもおすすめです。
お客さまの嬉しい変化
サロンでは、ふんわりした腸を目指したお腹と身体のアプローチで、ご自身の潜在的な身体のチカラを引き上げるとともに、
お客さまには、ご希望や状態に合わせて、
このような簡単な食養生・エクササイズなどをお伝えしています。
前回と今回のnoteでご紹介した食物繊維の摂り方だけ実践していただくだけでも、
うんちの質がコロコロからバナナ状に変わってきました!
軟便・下痢気味だったのがなくなってきました!
便意が久しぶりにきました!
3日に1回のお通じが、1-2日に1回まで改善しました!
むくみが減って身体のラインが綺麗になりました!
などのご感想をいただいています。
まとめ
炭水化物=糖じゃない
食物繊維が多く含まれる主食を選ぶ
玄米は食物繊維をはじめ、必要な栄養素が豊富!
お腹が張りにくくお腹の不調対策にぴったり!
次回、ズボラ腸セラピストの食養生③ たんぱく質
人の身体をつくるたんぱく質
不調になりにくい体づくりをキーアイテムを紹介します!
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