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TXTやSexy Zoneの曲感想をツイートしたら反響が大きかった理由を考えてみて気づいたこと

ShinanoYama

今年、Twitterの方で大きな反響を頂く事がありました。

こんなツイートです。

TXTについては、


以前からこのブログでもレビューを多く書いていて、今年リリースされたアルバムのレビューにも

本当にありがたいことにたくさんの方に読んでいただいたり、「いいね」を頂いたりしました。

それ以前にもBTSの時から同じような反応は頂いていたのですが、TXTも同様で。本当にありがたいです。


Sexy Zoneの方については、

Sexy Zone 「RIGHT NEXT YOU」


確かこの曲、２年前のリリース時にも私がフォローさせてもらっている音楽好きの方達の間でちょっと話題になってたりして、聴いてみると本当にカッコいい曲だし、メンバーの歌い方もちゃんと曲に沿ったいい歌い方だったりして。英語詞も上手くいってると思うし、「凄いな～。」って当時も思ってたので、そのことを思い出して上記のツイートをしたんです。

で、最近アルバムが出たとのことで「聴いてみたいな～」と思ったら、ジャニーズ特有のアレで（笑）配信プラットフォームで配信されていないんですけど、

Sexy Zone 「THE FINEST」


最近出たこのシングルと

このアルバムのダイジェスト動画（アルバムのダイジェストを曲だけ流す動画を公式で初めて知った）をyoutubeで聴いてみたら、やっぱりいいんですよね～。

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シングルの「THE FINEST」の方は（YouTubeバージョン）とあるのですが、全編アニメでまさに80ｓに日本で流行った絵柄をうまく使ったMVで時代感も良く出せてるし、何より曲がシティポップの知識に乏しい私でも「おお！」と思わせる本格的な曲作りで。クレジットを見たら

JQ（Nulbarich）が提供とのこと。

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今人気ですよね！私も

この「TOKYO」って曲が結構好きだったので、「うまいところに依頼したな〜」って思いました。メンバーの歌い方もアイドルらしい歌い方と等身大の歌い方をちょっと工夫してるような、良く研究されてると思います。

ちょっとSexy Zoneにお詳しい方に教えてもらったところ、メンバーの中にかなりの音楽好きの方がいらっしゃるそうです。（菊池さんかな？）

アルバム自体も全部聴けてないけど（笑）、全曲とはいかないまでも、やっぱり聴いていていい曲が多そうだし、（ダイジェストだからちゃんと聴けないのがもどかしいのですが）、「普段アイドルの曲を聴きなれてないような音楽好きな人も結構気に入るような曲も多いのではないかな～」と勝手に思って。「配信解禁しないのはほんともったいないな～」と。
とはいえ、やっぱりなかなかフィジカルまで購入には至れないので、その事をなんの変哲もない感想で(笑)ツイートしたんです。


そしたら、TXT、sexy zoneのそれぞれのグループのファンの方から、たくさん「いいね」とか「そうなんです！」みたいな返信を頂いたりして。
こういった反応にも驚きました。

ツイート自体を喜んでくれていることに加えて、「グループの誰がかっこいい」とかいうことではなく、音楽そのものに対する評価だけでも「こんなに反応があるのか」と。
恐らくたまたま私はBTSやTXT、SexyZoneだっただけで、他にもこういうグループで特に音楽制作そのものにもしっかりと力を注いでいるグループに対してはきっと同じ反応だと思います。

私は結構ざっといろんなジャンルを聴いちゃうタイプで、しかも聴いて「よいな」と思ったらすぐ感想をツイートしちゃうような尻軽タイプな人なので(笑)、ぶっちゃけメンバーの名前も知らなかったりすることも多々だったりするんですけど(笑)、そんな人間のツイートでもこんなに面白がってくれるし、そのツイートに対する返信や反応をちょっと見てみると、ファンの皆さんの音楽に対する愛情とか聴きこんでるところとか、グループに対しての曲にも求めているところが本当に良いものを求めているし、ただ「誰がかっこいい」とかいうだけの評価だけでなく、「他のジャンルのアーティストと同列に評価する」ってことにファンの間でちゃんとアンテナも貼られてますし、そういう風に音楽をフラットに評価する人の意見をちゃんと受け止めているような気がしました。

だからファンの感覚も例えばバンドやアーティストに対するファンの感覚ととても近くなっているのかな、と。

もちろん音楽の聴き方は「何が正しい」とか私はないと思っているので、自由に楽しんでナンボだと思うのですが、


特にK-POPはBTSで多く語られてますけど、既存のK-POP枠内だけではなく洋楽のアーティストと並んでも評価されるような事が多くて。それは


こういった海外の音楽評論メディアでも取り上げられたり。私も入口がBTSだったので知ったきっかけになりましたが、今や他のK-POPグループもよく取り上げられています。
日本の評論メディアは、私は日本のコンテンツ自体から離れてたりしていたので全く詳しくないのですが、どうなんでしょう。
そこらへんはよく分からなくて申し訳ないのですが。

そしてこの流れは日本やK-POPだけじゃなくて、

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ハリー・スタイルズみたいにアイドルからロックアーティストへ昇華した存在がとてもクローズアップされたり、もはや世界的な流れなんじゃないかと。

「では、どうしてその流れになったんだろう」って考えてみた時に、もちろん表現側の意識も多分にあると思うのですが、その表現側の意図や思い、それを何より一番把握し、求めているのはやっぱり「ファン」なのではないかな、と気づいて。ファンの方々のリテラシーの高さというか、ちゃんと音楽を聴いて、グループやアーティストに対して「音楽的な高みを目指して求めているところがファン側にもしっかりとあるんだ」と思って。

ファン以外の評価についてやメディアでの扱い方についても、ただ闇雲に取り上げたりほめたりしても恐らくこういう反応にはならないんじゃないかと思います。そういうズレた扱いについてはむしろファンは手厳しい印象です。
そういうところも、なんとなくバンドファンと似た感覚で。以前はもっと距離があったような気もしますが、少なくとも今はとても近いのではないかと。

それはもちろん先陣のいわゆる「アイドル」とされているグループや人達がいて少しずつ築いてきた基盤だと思うのですが、少なくともここ２～3年の私の聴いた印象では好きなバンドやアーティスト達と並べてもとても凄く聴きやすくなった。それは曲の出来はもちろん、歌い方や表現についてもより楽しめるようになってきて。


ハリーなんかは私はもはやアイドルとしては全く捉えておらず、むしろ最近の他のアーティストよりも、より刺激ある存在として作品を受け止めています。そういう方は私以外にもたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。


「アイドルして楽しんではダメ」と言う事では決してありません！それは大前提での話です。

あと「アイドル」という位置にいるからと言って、決して音楽的に面白くないかといったら絶対にそんなことはないと思っています。


単純に曲の良さや表現方法の面白さ、そしてそれを受け止める側の視野がどんどん広がって、「垣根的な物が無くなってきている事があるんじゃないか」と思います。これからこの傾向がどんどん進んでいくと、もっともっと業界自体が面白くなるんじゃないかな、と。
それって凄くいいことだと私は思っていて、今後も先に挙げたグループだけでなく、他にもいい曲があったりするかもしれないので「ますます楽しみだな～」と。
これは過去のBTSに関してのツイートの反応や、今年のTXTやSexyZoneについてのツイートに対するファンの方の反応で気づけたことなので、「ツイートして良かったな」と思っています。

私自身は得意じゃないジャンルってやっぱりあって、特に日本のコンテンツは本当に人気のバンドですら良く知らなかったりすることもありますし、普段チョイスするのはやっぱり洋楽のバンド系やアーティストが多いのですが、でもどんなジャンルのアーティストでも耳にして「いい」と思ったものはこれからも普通に感想を書いていきたいです。

なんか最後は決意表明みたいになってしまいましたが（笑）

おまけ


こういう視点でいくと、例えば「アニソン」とか「ボカロ」とかも本当に全然知らないしぶっちゃけどう聴いていいか分かんないけど（笑）、いいものあるかもしれないな～。





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