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「涙の女王」ついにハマった!キム・スヒョンの最高演技にガン泣きしまくった今年を代表するラブコメドラマ!

先月にこのドラマを観終わりました。

「涙の女王」

あらすじ等はこちら

この春に韓国の人気ケーブルテレビ局tvNで放送し、Netflixでも配信していた韓国ドラマです。

この作品、韓国ドラマファンの方なら放送前から期待が高かったのではないでしょうか。脚本はあの大名作「愛の不時着」を手掛けたパク・ジウン。
私も「愛の~」をきっかけに韓国ドラマにドハマった人間なので、もう楽しみで仕方なかったです!

主演は

キム・スヒョンとキム・ジウォン。両役者とも過去に出演作品を観ていたので、演技の様子や上手さはわかった上で、安心感があって観始められました。

そして

この「涙の~」を観る前にアメリカのドラマ「メディア王~」を観ていて、アメリカの財閥ドラマの後に韓国の財閥が出てくるドラマを観ることに。完全に偶然ですが(笑)。

というわけで、楽しみにしていたこの作品、観始めてほぼ毎日1話ずつ観ていたのですが、

ほぼ毎日泣いてたね(笑)

もーめっちゃ泣いたわ。さすが「涙の女王」ってだけありますね!!
週末に2話連続で観れた日には、合間にお茶入れて戻って観始めたらすぐまた泣き始めた私を観て、隣でswitchのゲームしていた夫が「はやっ!」とドン引いてました(笑)。

というわけで、何にそんなにガン泣いてたのか(笑)、感想を書いていきたいと思います!

※ここから先は思いっきりネタバレしてますので、結末を知りたくない方はご注意ください。

この2つのポスター好きです(笑)

1話からスケールのデカさとこの二人の相性の良さに大満足だったこの作品。私が何に最大に泣いたって

キム・スヒョンの最高の演技!!

この作品は私にはこれにつきます。
キム・スヒョンと言えば

私が韓国ドラマにハマった2020年にちょうど「サイコだけど大丈夫」と「星から来たあなた」を観て、その頃から人気俳優なのは分かっていましたが、両作品とも違う俳優の方に気持ちが行ってしまい。上手いけどハマりきれなかったんです。でもこの「涙の女王」では

ドハマったわー!!ヒョヌ最高!!

ついにスヒョンの演技にハマる時が来ました。このヒョヌのキャラクターが

最高ーー!!!!

もうドンピシャで最高でした!
1話はそれこそ妻のヘインに愛想をつかし、ヘインの余命を知れば、「これで別れられる」くらいに思っていたところまで追い詰められていた男が、話が進むにつれて

どんどん最高になっていく!!!

ヘインの病がきっかけでどんどんと距離を縮めていくヒョヌ。元々は優しくて頼りになる秀才なのに、変人に近いくらい強固な女ヘインとヘインの実家が凄すぎて見過ごされてきたところが、ヘインのピンチの時にどんどんと発揮されていくあたりの持っていき方がとても上手かったです。
私はヘインがイノシシに襲われそうになるところをヒョヌが助けるあたりから「やべー!」ってなりました!(笑)

キム・スヒョンは長年培ってきた実力をこのドラマで最大限発揮しているような感じがありました。
役へのなりきり方ももちろんですけど、ヘインが軸な物語ではあるものの、ヒョヌがどんなヘインも受け止めて、支えるようなところが凄く良かったです。
私はこのドラマでは感情の上げ下げは完全にヒョヌにさせられていたようなもので。

5話あたりで手術について説明を聞くためドイツに行くヘインを追いかけるあたりで「ヒョヌ最高説」が固まってきて、そこから全くブレることなく、最後まで最高でしたまさにキム・スヒョンのために作られたような最高のキャラクターでしたね!お見事です!!

キム・ジウォン演じるヘインのツンデレ具合と、病との闘いで揺れる演技もめっちゃよかったです!!ただ、やっぱり私は不時着のセリと比べちゃうと、ちょっとだけ物足りなかったかな~。ごめん!でも仕方ないんです、不時着は別格だからね(笑)。
でもほんとめっちゃめちゃ美しく、ヒョヌと並んだ時のヘイン最高!「やっぱり二人は一緒にいないとな!」と思わせる説得力が増していきました!

「一体あなたたちはこのドラマで何回泣いたんだよ!」と最終回でツッコミました(笑)。
まあ観てる方も同じくらい泣かされてるのですが(笑)。

私が最高潮に泣いてたのは10話でヘインが記者会見をして病気を公表するあたりで、もうガン泣いてました(笑)。
それからは14話ぐらいまで毎話なにかしらで泣いてたのですが、もう最後の方2話あたりは波が枯れ果てたのか普通に観てました(笑)。

このドラマ、韓国ドラマ歴数年の私でも「豪華なキャストでは?」と思うキャストで

この「愛の不時着」組から

「ヴィンチェンツォ」組(ジュンギのカメオ出演最高でした!)、

昨年の「グローリー」でも悪役が光っていたパク・ソンフンに、

ヒョヌの実家の父と母も「あ!この二人は!」と。

「愛の不時着」でもそうだったんですけど、どのキャラクターにもストーリーがあって主役の二人の物語だけじゃないので、物語の層が凄いのですが(笑)、「愛の不時着」の時もダンさんや第五中隊や、「いろんな人に泣かされていたな~」と思い出しました。まさかセリと隊長出てくるかと思いましたが、そこまでではなかったですね(笑)。

ラストは悪役のウンソンの復讐と悲しい物語が半分を占めていたものの、ヒョヌが死にかけることで、ますます二人の絆を確かめることになるあたりは最終回らしくてよかったと思います。

ラブコメって結構演技が大変な時が多いと思うんです。
表面的な美しさだけではなく、内面の人間らしさやダメなところ、キャラクターへの入り込み方も上手くないと、なかなか没入できない難しいジャンルでもあるんですよね。
容姿や演技力だけじゃなくて、作品が面白ければ面白いほど素の人間力が試されるジャンルでもあると思います。(今後たくさん語っていこうと思います笑)

韓国ドラマのラブコメって創りこみが凄いですよね。その創りこみが没入感を高めてくれるので、すごく世界観に浸ることができるのが「韓国ドラマのラブコメの最高なところだな」とこの作品を観て改めて思いました。

海外だといろいろな受け手のツッコミを真に受けすぎるので、どうしても没入できる作品が生まれにくいところが問題だと思うのですが、韓国ドラマはそこをしっかり細部まで創りこむことで、「これはこういうものですから!」という前提を作ってくれるので、作品へのツッコミが逆に無粋っていうか無になるところがいいんですよね。

特にこの作品は、もうすでに人気の主演役者二人を使って、その二人の得意な演技と相性を堪能しながら、(私は一気見でしたが)毎週ああだこうだと予想したり、泣いたシーンを思い出しながら、最終回までいろんな人と楽しむことができるのが、「古き良きいいドラマの楽しみ方だな~」と思いました。

私も毎日Thredsで「ヒョヌ最高」だの「どんだけ泣かせんだ!」だのと感想をつぶやいてたんですけど、同じような方がたくさんいて、「いいね」しまくりあって楽しかったです♪

今年後半も韓国ドラマのラブコメにはお世話になろうかなと思います!

気になった方はぜひ観てみてください!


おまけ

キム・スヒョンはこの作品で百想芸術大賞の主演男優賞にノミネートされていた!ほんとノミネに値するかと。受賞していたのは人気賞でした。

おまけ2

韓国ドラマといえば挿入歌。この「Falling」は私が大好きなハリー・スタイルズの曲にそっくりなのですが(笑)。この曲いい曲だったなー。

おまけ3

このカメオが楽しみすぎた。そしてやっぱ最高でした!

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