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「Mr.Brightside」って曲知ってる?世界中でアンセム化しているThe Killersの代表曲がどれだけ愛されているかについて

皆様はこの曲をご存知でしょうか。


The Killers 「Mr.Brightside」


タイトルでこのブログをクリックしてくださるような方ならもうご存知のような気がしますが(笑)、アメリカの人気ロックバンドThe Killersが2003年にシングルでリリースした彼らの代表曲です。

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この曲はリリース当時から人気を博し、一躍The Killersをアメリカはもちろん世界的に人気なバンドに押し上げた1曲で、The Killersファンはもちろんのこと、当時のロックや洋楽が好きな方なら「きっと一度は耳にしたことがあるのではないかな」と思います。

ただこの曲、リリースされてからもうすぐ20年が経とうとしているのですが、

今現在でもアメリカ、イギリスをはじめ欧米では非常に愛されています!!

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この曲及びThe Killersが世界的にどれほど人気があるかは、恐らく「日本にいるとなかなか分かりづらいのかな」と思って、今回バカみたいにほぼ毎日この曲を聴いている私が(笑)、どう愛されているかを愛を持って書いてみたいと思います。
私は既にこの曲に頭どうかさせられてる人なので(笑)、偏りがある書き方になるかもしれませんがそこはご容赦ください。

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この曲、リリース時から既に「あ、この曲The Killersの代表曲になるな」っていう雰囲気は大いにあって、


この動画はイギリスで行われる世界で一二を争う大型ロックフェス「グラストンベリー」の2004年のもの。私自身もこの曲から完全にthe killersのファンになったようなものです。それまでも彼らの存在や曲は知っていましたが、それくらいこの曲のパンチ力は凄いものでした。キャッチ―でドリーミングなギターのイントロから怒涛のロックサウンドとブランドンの最高のボーカル。シンセが使われたちょっと懐かしいような音とポップ感が絶妙なサビのメロディ、いつ聴いてもワクワクして心を掴まれてしまう曲でした。

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当時、The strokesやThe Whites stripesのような00sのロックバンドが盛り上がっていた時期な中、the Killersもデビューし人気を得ていたのですが、この「Mr.brightside」を収録したアルバム

the killers 「HOT FUSS」

このアルバムはthe Killersにしかない魅力を十分に発揮し、その人気を決定づけたアルバムで、ロック好きだけでなく一般的な人気も得て「Mr.bright side」と共にチャートでも高い位置にランクインしていました。

いわゆるオフィシャルとされているチャートだと、シングル「Mr.brightside」はUK、US(billboard)共にシングルチャートは最高位10位、アルバム「HOT FUSS」はUKチャートでは最高位1位、US(billboard)では最高位7位。

映画なんかでも

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このシーンはわりと有名だと思うのですが、2006年の恋愛映画「ホリデイ」でキャメロン・ディアスがワイン飲みながら熱唱するシーンに使われたり、

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これはほんとめちゃくちゃ懐かしいんですけど!(笑)、当時人気だったアメリカの青春ドラマ「theO.C.」にライブハウスに出演するバンドとして出演してたり。私観てましてこれ記憶にある!別に演技とかメンバーはしてなかったと思いますが(笑)

でもこの曲って、約20年弱経とうとしてる今こそ

「すげーな!!」と思わせる愛され方をしてるんです!!

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そもそもthe Killersが今も世界でめっちゃ愛されているバンドなんですけど、

凄く分かりやすい凄さで言うと、この曲、現行の音楽チャートにまだいるんですよ!!(笑)もうずーっといるの!!

だいたい100位前後なんですけど、世界ツアーやフェスのヘッドライナーになると大体の国で20位代から10位代まで上がるという感じです。

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ちなみに今週(2022年6月末)でいうと、billboardのglobal200というチャートでは161位、

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UKのofficial chartではなんと61位にいました(笑)最近UKツアーしてたから。とはいえ2022年の6月ですよ!

UKのチャートでは260週、丸5年(マジですか⁈)ランクインし続けるという記録を作りました。今現在は累計320週。2010年以前にリリースされた楽曲のの中で最高のストリーミング数を得ているそうです。

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(マジですか?って顔に見える)

そもそも常に100位前後ってことは、今はストリーミングが主流のカウントなことが多いので「一定レベルで常に聴いている人が多くいる」ってことじゃないのかなと思います。そういう曲ってもちろん日本にもあると思うんですけど、この曲もうリリースから20年も経つので「タイムレスで愛されている」と言ってもいいのではないでしょうか。

アメリカやイギリスだけじゃなくて、ヨーロッパやオーストラリアでも人気で、Spotifyの各国のチャート見ても結構上位にいることも。

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これも今年6月のSpotifyのオーストラリアのチャート。

じゃ、どういう愛され方をしているかというと、

これは先に書いたイギリスのグラストンベリーの2019年の同曲のライブの様子。ステージが変わりまして、っていうかヘッドライナーになっています。大変なる大合唱ですね!ギターはジョニー・マー。

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もちろんロックファンならthe Killers自体が欧米はじめ海外、特にイギリスでは尋常じゃない人気ぶりなのでご存知な方も多いと思います。アメリカのバンドなのに(笑)

そしてこの「Mr.Brightside」、面白いことにアメリカのミシガン大学の大学スポーツでアンセム化してました。

一番凄いのは大学アメフトの試合ですね。すげー人の数(笑)

これは同じ大学のホッケーの試合。もー「校歌ですか?」ってくらいに大合唱して歌う!!(笑)しかも会場が音楽切ってもサビが終わるまで観客が歌うのを止めないんですよね!(笑)

わりとロックがチームの応援歌になったり盛り上がるために歌われるのは観たことことありますが、これは規模がハンパないですね。ライブか⁈(笑)

こんな感じなもんだから面白くてちょこっと調べてみたら、

こういう結婚式とかでもよくかかるみたいで。パーティーアンセム的な側面もあるのか、結構人が集まったところにこの曲がかかるとつい合唱しちゃうみたいなかんじなのか。歌詞は嫉妬に狂う男の心情の歌なのに結婚式で歌われちゃうとは(笑)

(ちなみに私は自分の結婚式では「when you were young」を使った)

パブなんかでも


これは笑えながらもちょっと感動的で、動画のタイトルを見ると亡くなったお友達に捧げるみたいな感じでパブで大合唱になったり。亡くなった方が好きだったのでしょうか。こんな感じで歌われたり。


これはthe killersのライブではありません(笑)大人気のハリー・スタイルズの今年のイギリス・ウェンブリーでのライブ待ちの様子。この曲は元1Dのメンバー、ルイ・トムリンソンがお気に入りの曲として1D時代からファンにはお馴染みの曲のもよう。こんな女子達が思いっきり歌ってるのが珍しいな(笑)


「今リバイバルしている」という事ではないんですよ。たぶんロックファンでなくても日常的に一般の人にもずーっと愛されてるんじゃないのかな、と。

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「じゃ、the Killers自体は他国でどれくらい人気があるの?」ってところが気になる人もいると思うのですが、ちょうど今コロナ禍以降初のワールドツアーをしていてライブの様子が公式Twitterやインスタ、来場したファンがSNSにアップした動画がすぐ観れるのですが、会場規模も人の入りもハンパないです!!


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こんな感じ。ライブはだいたいが大型スタジアムで。

アイルランドは2万5千人来場。凄くない!?


マンチェスターのライブではなんと67歳のおじいちゃんがクラウドサーフィン(ダイブ)しちゃうくらいの盛り上がりぶりです(笑)これはネットでも話題になっていました。うわーマンチェスター(笑)ボーカルのブランドンがなんとか乗り切ったおじいちゃんをハグしに行ってあげています!優しい!

またイギリスでの人気はもはや「『the Killersってイギリス出身だっけ?』て半分くらいのロックファンにも思われてるかも」という錯覚が起きないでもないくらい凄い人気なんですが、圧巻だったのがサッカーチームのアーセナルのお膝元、エミレーツスタジアムでのライブ。
彼らの場合、グラストンベリーのトリもしてるしイギリスの野外人気会場のウェンブリーもとっくに公演済なので、「今回面白いとこでやるんだな~」って思ってたらアーセナルの公式Twitterがthe killesのライブのツイートしたりしてなんかもう「ホームバンドか?」って扱いだったり(笑)その時の観客の様子ですが、


大変なる人の海。何万人いるのかもう分からない(笑)近隣では騒音問題が発生したそうです。でしょうね。。。

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現在のチャートアクションもですが、何よりコロナ明けにも関わらずライブがこんなに人が入るってことは相当の人気ぶりです。デビューから20年経ちますが、本当に本当に凄いことだと思います。
その一翼を担っているのは間違いなく「Mr.Brightside」の曲自体の人気もあると思うし、バンドもメンバーがお休みしながらも決して脱退や解散はせず、大した説明もなくやや強引にも(笑)新しいスタイルで頑張っているという努力もあるかと。コロナ禍に発表されたアルバム2枚も最高な内容でした。

コロナ禍に兼ねてからthe killersの影響源のアーティストの一人、あのブルース・スプリングティーンとも共演も果たしました。(早く一緒にライブするとこ観たい)

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なぜthe killesが日本で人気がそこまで出なかったかは今までプロの評論家の皆さんがたくさん語ってくれていますし、ここでは話しません。悲しくなるし(笑)
「日本でももうちょっと人気出てほしいな」、とはもうほんと毎日のように思ってますけど、個人的にはもう「なんでこんなに日本では人気ないの?」とか考える段階は過ぎました。

だって今からでも全く遅くありません!!!いまだに世界でこんな人気なんだもん!!!

というわけで再度同じ動画ですが(笑)、興味をもたれた方はまずは「Mr.Brightside」を週に1回くらい聴いてみてください。ライブももはやこの曲1曲だけインプットしておくだけでもいいと思います。全曲の歌詞を覚えてなくてもだいたい口ずさめる単語レベルでも大丈夫かと(笑)いざ来日してライブ行く機会でも全然対応可能だと思います。
他にもこれ級のいい曲、ライブでノれる曲は腐るほどあるのです!

気になった方はお使いのサブスクのプレイリストを聴いてみてください♪

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ぶっちゃけ最先端を行ってるおしゃれなバンドでも、先鋭的な音でもないバンドなので、イケてるロックや音楽が好きな日本の方はダメな人も多いかもしれないです。けど、普通に「洋楽ロック好きだな~」くらいな人はもうちょっと熱くなってもいいはずだ!(笑)

日本でもうちょっと人気が出るにはフェスが一番手っ取り早いとは思うのですが、たぶん夏は恐らく各国で争奪戦なのは分かります。今まで私が行ったライブも秋と冬。なんとかねじ込んでいただいてヘッドライナーで獲得できれば恐らく一気に日本でもファンが増えると思うので一番ハッピーですが、それができるならもうしている気がする。(と思う)
もしプロモーター側が「現行メンバーが揃わないしな~」とか「ギャラのわりに日本で全然売れてないしな~」とか躊躇があるとすれば、「たぶん大丈夫」と言いたい!(笑)
2018年に来日した日本武道館ライブのスカスカぶりは、ライブは最高だったものの気持ち的には「スッカスカでごめん」と心苦しかったので、まずはフェスでのお声がけ強化でいかがでしょうか?
オーストラリアにも来てるんだから「ちょろっと日本も来れるかな〜」と。

違法動画ですみません。でも日本でもこんなに盛り上がれるのよ!!客電が最高だったな〜、この時。

なんとなくなんですけど、「Mr.Brightside」は少なくとも海外では例えば

Bon Joviで言うなら「Livin' On A Prayer」

ガンズでいうなら「 welcome to the jungle」

Nirvanaで言うなら「Smells Like Teen Spirit」

Oasisで言うなら「don,t look back in anger」

The White Stripesでいうなら「Seven mation army」(この曲もサッカーファンの人気凄いね)

というように、もうこれ級にアンセム化しているといっても言いのではないでしょうか。少なくとも海外の方30人以上集まった会場でこの曲を大音量でかけると合唱になるという説を検証したいくらいです(笑)
しかもthe Killersは欧米で今現在も絶大な人気を誇るバンドです。自身のツアーの動員数はもちろん、海外のロックフェスではトリを務めるのがもう当たり前のバンドで集客力も凄いです。

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私のthe Killersへの想いについては、過去作品のレビューと共に以下でたくさん書いているので興味が湧いた方はぜひ読んでいただければ。


どのシーンでもかかれば盛り上がること間違いなしな「Mr.Brightside」。日本でももっといろんな場でかかって、この曲がもっと愛されると嬉しいなと思います♪
後はほんと来日!!!頼むー―!!!

おまけ

ジョン・ボン・ジョビのカバーも渋くて良かったよ♪

2024.5.追記

全英公式に「no1になった事がない曲内でイギリス最大シングル曲に認定されました♪イギリスのthe killers愛最高ー!!(笑)


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