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健康に関する振返り

35歳を超えて、自分の体のことに非常に関心が行くようになりました。

健康診断の項目も増えたり、疲れが出やすくなったり、身体のことについて意識することが増えたように思います。一方で、全体的な生活習慣については、子どもが生まれたことをきっかけに明らかに良い方向に変わってきています。

幸い、例年の健康診断で気にすべき項目はありません。しかし、人生100年時代と言われ、折り返し地点ですらまだまだ先ですが、健康の要素として、よく挙げられる「食事」「運動」「睡眠」から、自分の健康について振り返っていきたいと思います。

1 食事について

「今、食べているものが10年後の自分の体を作る」と、何かの本で見たことがあります。これが本当ならば、20代のころは、ほぼ何も気にせずに食べたり飲んだりしていましたので、完全に落第点でしょう。

特に20代後半は、現場に近い部署に所属していたこともあり、週に数回は飲み会、懇親会があって、不規則な生活をしていました。朝は簡単に、昼も早く食べられるものを、夜は居酒屋メニューが多い…並べているだけで健康に悪そうです。

それが理由だったのか、30代の前半で血糖関係の値が高くなり、危険ではないが注意しろレベルに一時なりました。子どもが生まれ、健診の値も気になったので、食生活を改善しようと思うようになり、そこから、一気に転換が図られました。

まずは、糖質について気にするようになりました。無理のない範囲で、白い炭水化物(パスタや白米)から茶色い炭水化物(玄米や蕎麦)に転換し、たんぱく質と野菜を意識して取るようになりました。

食事もだらだらと食べず、決まった時間に取るようにして、寝る前2時間はものを食べないように心がけています。

もともと、タバコは吸わなかったのですが、酒は好きでも嫌いでもなく、飲み会があれば基本参加していました。コロナ禍が明けてからは平均して月に1度くらいのペースです。ただ、最近は飲酒も基本は体に悪いことが分かってきたので、さらに控えるかも検討中です。
お酒の望ましい量は?「飲酒ガイドライン」厚労省が案まとめる | NHK | 厚生労働省

ただ、食べることは基本好きなので、節制してばかりでも人生に彩がなくなることから、好きなことは止めないようにしています。甘いものが好きなので、2日に一度は適量を食べるなど、大きなストレスにならない程度に気にしています。

2 運動について

10年前から運動習慣はありました。大学卒業とほぼ同時にフットサルをはじめ、月に2回ほどのペースで結構激しい運動を行っていました。

筋トレは気が向いたらやる程度でしたが、職場のミニマラソン大会にも年に2回は参加していましたし、同年代と比較すれば運動はしていた方だと思います。

一方で、30代に入ったころに骨折をしたことで、今までずっと続いていた運動習慣が途切れてしまいました。鎖骨の骨折だったために、激しい運動はできず、家と職場を往復する最低限の稼働しかできませんでした。

骨折が完治して、自分の体を見直すと、筋肉が落ちて、見るからに薄くなっているのが分かりました。体重も落ちたのですが、やせたというよりも、虚弱になったといった感じです。

これではいけないと、ちょうど3年前から筋肉を取り戻すための運動を始めました。いくつかの本を見たところ、筋肉を効率的につけるには週に2~3回マシン等を使って集中的に行うことが好ましいと記載がありました。

地方公務員は、所属する自治体の市民センター・市民会館内にあるスポーツセンターを割引料金で使用できるという特典があるため、毎週2回は通うようになりました。

始めて数カ月は外見の変化ほぼなしでしたが、通うごとに、マシンの重量が上がっていくのがゲーム感覚で楽しめ、2ヶ月くらい経つと、スポーツセンターに置いてある体組成計の筋肉量の値に変化が見られるようになりました。

ちょっとした楽しみもあって、思いのほか長く続き、今では20代よりも代謝や筋肉量は増加しています。20代と運動の種類は変わりましたが、頻度が高まったためか、よい方向に表れているのではないかと思います。

3 睡眠について

食事、運動、睡眠の中では、睡眠の習慣が20代と比べて一番大きく変化しました。

以前は、平日は仕事が常に忙しくて、帰宅時間が夜遅くであり、休日も海外サッカーを見たり、気になっている本を読んだりと、夜中に寝るような不規則な生活をしていました。

そのせいもあって、10時間以上眠る日もあれば、3時間未満という日もあり、睡眠時間が安定せず、しっかりとした休養が取れていない日々でした。

30代になって、子どもが生まれて、子どもと同じリズムで寝起きをするようになってから、睡眠時間が休日と平日で大きく変わらないようになり、一日の行動時間が非常に安定するようになりました。

平日も休日も朝の7時±30分の間で起床し、23時±30分の間で就寝します。まとまった睡眠時間を確保し、このペースになってから、変わった劇的な変化として、日中に睡魔がほとんど襲ってこなくなりました。

昼休みに仮眠をとることもなく、外に出て散歩やちょっとした買い物など、自分の好きなことを過ごせる時間が増えたこともプラスだと感じます。

睡眠はともかく量です。質は二の次で、とにかく長い睡眠時間を確保することが何よりも大事であると思います。

20代の時は睡眠を削ってでもしたいことがあるだったのが、いまや睡眠以上に大事なものはなく、残った時間で何をするかに変化しています。


食・運動・睡眠と、10年前と比べて、自分の健康に対して敏感になるようになりました。やはり昔と比べて無理がきかなくなりましたし、ジムに行って筋肉痛が治るのに2日かかるように、回復にも時間がかかります。

こればかりは仕方ないものとあきらめるしかありません。一方で、ゲーム感覚で体に良いことを探すのは楽しみでもあります。

好きなものを好きなだけ食べるよりも、食べない日を置いた時の方が、美味しさは増すように思いますし、ジムで、より重い負荷をかけたマシンを上げられるようになったときは達成感もあります。

新しい枕を買って眠りに落ちるのが早くなったような気がするし、夜に食べなくなったことで、夜中に起きることも少なくなりました。

そうした日々の積み上げが、健康診断の数値として表れるのも嬉しいことです。30代前半に比べれば数値は明らかに改善しています。

日々の継続が大事なことであるので、これからも、健康の3原則は意識したいところです。

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