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7月。

あっという間に梅雨が明けて、
余韻に浸る間も無く夏がやってきた。

心が青色に染まってから、何度目の夏だろう。
すぐ隣にある大切な私の心象世界には、
どこまでも純度の高い夏の青がまざっている。

一年中音楽は大好き。
言葉は大好き。

それでも夏に心が残ってしまうのは、
縁取る音楽や言葉がいくつもあるからかもしれない。


◆◆◆◆

7月頭のこと。
一年ぶりに会った友人と、
朝から夜まで下北沢でおしゃべりした。


朝ごはんのようなお昼ご飯のような。
美味しかったプレート。

古民家カフェに行ったことがなかったので、
誰かのお家にお邪魔している不思議な感覚。
静かな店内はとても居心地が良い。

◆◆◆◆

私が行きたかった紅茶のお店。
芍薬のスワッグが可愛かった。
花がたくさん飾ってあって、パリをイメージした可愛いメニューがたくさん。

◆◆◆◆

二階にあったカフェ。
ブリュレチーズケーキ美味しかった◎


街をふらふらして、お店を見たりカフェに寄ったり。
一年ぶりに会った友人は相変わらず。
たくさん笑って一生懸命話して、
何かにいつも興味津々で夢中な明るい彼女。
その眼から世界をみたら、
きっとキラキラして見えるんだろうなっていつか思っていたのをふと思い出した。


好きな人のことや、好きな物のこと、自分のこと、
あれやこれやと一日中話をした。
彼女と話していると気が楽になる。
もっと気楽に、人を好きでいられる気がする。

誰と過ごすかは大切な選択肢。


物事のネガを捉えることに長けている私と
それを真っ向からひっくり返すことに優れている彼女

マイナスなことから学びすぎて、私自身がマイナスにひっぱられてしまうより、
明るい方へ、それを選んだ身体に、血液に、心に混ざってゆく感覚を大切にしたい。



夏は特に、
昔聴いていた音楽が一瞬でその日に心を引き戻してしまうことがある。
「限りある時間を君と過ごしたい」
あの日、その言葉に誰の顔を思い浮かべただろう。

そして今、誰を思い浮かべるのか。

選んで。選んでいい。


世界を狭くするのはきっと、半分以上は自分の先入観や思考回路。
閉じ込めてしまわないように、素敵な時間を探しに行きたい。
毎日の中に、特別がある。

#夏の片道切符 #エッセイ #下北沢 #夏 #カフェ #彼女

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