Kylie Minogue - "Can't Get You Out of My Head"

このところ個人的な事情で執筆がなかなか出来ない状況が続いているが、唯一SNSはTwitter、そして公式ブログの更新だけは出来る限り続けている状況だ。
ここ、noteは最近のSNS内の空気に違和感を感じている事の他、いわゆるSNS独特の「note民」のような抑圧から逃れたい感覚が強くなって来た為、今後の執筆の継続についても考えを改めるタイミングに差し掛かっているように思い始めている。

そんな日々の中でもSpotifyから配信される毎週末の新譜チェックは何とか続いており、先週末にこの歌姫 Kylie Minogue の『Can't Get You Out of My Head』にはしんしんと聴き入った。

正直なところ新作のリミックスについては、原曲や原曲がリリースされた時期に同時に公開された各リミックスを超えるものではなかったと思う。

だとしても、カイリー・ミノーグと言えばこの作品『Can't Get You out of My Head』は最早代表曲と言っても良い一曲であり、これだけ長く愛されるユーロビート曲もそうそう珍しいかもしれない。

同曲をYouTubeで検索すると実に多くの動画がヒットするが、私のオススメはやはり此方だ。⇩

フランスでの収録だと思うが、他の人種或いはフランス語以外の他の言語に対する強烈な嫌悪感をここまで露骨に示すフランス人を相手に、カイリーは完全にその場の空気を覆して行く。

最後の方ではフランス人（だと思うが）の男性キャスターを踊らせて、尚且つフランス人男優のしかめっ面を完全にほころばせるカイリー・マジックの鮮やかさが、彼女のショッキングピンクの衣装同様に圧巻だ。

この作品には複数のアレンジ、そして複数のダンス・バージョンが存在する。どこかマドンナの「Vogue」を思わせる此方の動画は楽曲のアレンジこそどこか大雑把で大味だが、映像はまるでフランスのファッションショーのようで私は好みだ。

楽曲のアレンジとパフォーマンスの洗練具合を見たければ、此方（直ぐ下）の動画もオススメだ。
あくまで好みの問題だが、私はテクノロジーの中にある種の人間臭さを感じるパフォーマンスが個人的には大好きだ。

さて、この記事で折角マドンナの『Vogue』に触れたので、とっておきの動画を探ってみたところそれが既に削除された後だった。

この『Vogue』と言う曲も原曲が良すぎるだけに、その後のマドンナ自身かあるいはプロデューサーによる改編（改悪）で、最近のパフォーマンスは楽曲もダンスもこねくり回し過ぎで良いものが見つからない。

だが、ギリのところで比較的新しいバージョンの良い動画が見つかったので、この記事の最後にカイリー・ミノーグ‥ ではなくてマドンナの『Vogue』の動画を貼ってお開きにしたいと思う。

※さながら「大勢のアマデウス + マドンナ」と言う感じで、なかなかシュールなパフォーマンスを楽しむことが出来る。

[Info.]
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