饂飩の味
ちょっと前の話になりますが、今月の4~5日、
香川の高松に行って来ました。
目的はことでんの撮影ともう一つ、讃岐うどん。
現地に着いたのは、4日の10時半ぐらい。
ちょっと早めのお昼は、出発前に下調べした上原屋本店。
栗林公園の少し南にある、人気のお店です。
で、注文したのが冷やかけの大に冷やあげ、天ぷら二品。
一番上の写真ですね。
冷たい出汁を一口飲むと、懐かしい味でした。
みりんを煮立てて仕上げた、自然な甘さの出汁。
ガキの頃、堺東にお出かけの時、
お昼ごはんによく食べたうどん店の味でした。
よそに買収されてその店の味は失われたけど、
この出汁はそれと全く同じ味です。
懐かしいなぁ。
今や大阪に本格的な讃岐うどんを出す店は、少なくありません。
コシのある麺は、本場を越えてる店もあるぐらいです。
でもね、出汁が甘くないんですよ。
昆布と鰹でとった味なんです。
確かに丁寧で、いい仕事です。
でもコレは、大阪うどんの出汁なんですよ。
讃岐うどんには、やはりあのみりんを煮立てた甘い出汁でないと。
単独だとちょっと強いぐらいの甘さが、麺のコシに負けない味なんです。
久々に味わった一杯は、また食べたくなる一杯でした。
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