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#240 HERO

今まで見たドラマで一番好きだったものは池袋ウエストゲートパーク。

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ドラマが放送されていたのは2000年の4月、当時の僕は9歳でした。

なぜかこのドラマの各場面が猛烈に脳裏に焼き付いていて、今でもたまに見返す大好きなドラマです。


その次に好きなドラマがHERO。

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キムタク演じる型破りな検事の話です。

最初のドラマは2001年の放送、2作目は2014年の放送でした。

2001年、当時10歳だった僕は、「検事」のことも知らなければ、「被疑者」の意味も良く分からなかったけど、ドラマが好きで毎週見ていたことを覚えています。

でも、本当に悪い人は誰なのか、何が真実なのかを探している人が検事だということは分かっていて、なぜHEROというタイトルなのかを理解し、腑に落ちたことも覚えています。

最近Amazonプライムで劇場版が見れたので見返してみたけど、やっぱり面白い。


そもそも、検事の一日ってどんなスケジュールなんだろうとふと気になりました。

なんとなくですが、久利生みたいに現場に赴く検事はほぼいないという話は聞いたことがあります。


一日のスケジュール


8:30 出勤
出勤後は忙しくなる前に担当事件の調査資料を読み込み、公判準備を行う。


10:00 取り調べ
本日1回目の取り調べ後、検察事務官と協力して供述調書を作成する。


12:00 ランチ
弁当を持ち込む人や外食など人それぞれ。今日は立会事務官と近所の飲食店へ。


13:00 事務処理
午前中に行った取り調べの調査書類を作成する。


15:00 取り調べ
午前中とは別事件の取り調べを行う。


17:00 事務処理
午前中の事件について上司に起訴する旨の報告。その後、該当事件についての起訴状を作成する。


20:00 明日の準備後、帰宅
翌日の取り調べのための調査書類の読み込みと準備を行い帰宅。

参照:https://careergarden.jp/kenji/ichinichi/


検察官は国家公務員の身分のため、一般的には9時~17時の勤務形態、そして転勤が2年~3年おきにあるみたいです。

たしかに久利生検事も青森→城西→石垣島→札幌→山口→城西と転勤をしていましたね。

そして、一日のスケジュールを見ると、ほぼデスクワーク!

脚本の福田氏、はヤメ検の弁護士(検事を辞めて弁護士になった人)に取材した際、検事の仕事は99.9%がデスクワークで、検事自らが事件を捜査することも可能だが外には一歩も出られないと答えられたという。そこで、「実際に捜査権を行使する検事がいたらどうなるんだろう?そしてその検事が出かけてしまったら、その検事がその日に抱えている何十件という案件はどうなるんだろう」とドラマの内容を着想したことからHEROは始まりました。


検察官の人数

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参照:https://www.nichibenren.or.jp/library/pdf/document/statistics/2019/1-3-4_2019.pdf


弁護士って、こんなにいるんですね・・・。

対して検察官の人数・・・。

久利生みたいに現場に「おでかけ」していたら他の仕事が回らなくなる、と言われるのも納得のいく数字でした。



見返すと面白いドラマシリーズでした。。

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