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家族の風景

姪には胎内記憶があり、不思議なことを具体的にすらすらと話しているようだ。

まさにこんな感じで。

信じるか信じないかはあなた次第だが、そうだとした場合、我が家が選ばれないのは頷ける。

妻とよく話していることだけど、お互いなんだかんだ「自分が一番」で、たとえ家族であろうとも自分のペースを乱されることに大きなため息をつき、時として怒りを覚える。

だから子育てをされているみなさんのことを心から尊敬している。

そんな我が家にもチワワのカタチをした激カワ愛息子がいる。

ちょっと可愛い過ぎやしませんか?美形にもほどがある!

と、本気で思っているくらい親バカなのだけど、迎えてからしばらくは、それこそペースを乱されまくり、いろいろな葛藤が正直あった。

でも、今はいい塩梅である。目に入れても痛くない。

子育てをされている方々も徐々にいい塩梅になっていくのかもしれないが、それでもやはり我が家が選ばれないのは頷けるし、そこにネガティブはない。夫婦共々。

さて、母が月曜日に入院した。

身体が不自由なゆえの転倒によるもので、骨折はしていないし歩けるが、当たり所が悪いなど様々な要因が重なり、手術をし、入院して治した方が良いという判断に至った。

転倒からの入院は数年に一度ある我が家の恒例行事で、「あー、またか」と、バタバタはするものの比較的冷静に対処する。毎度大事に至っていないのが不幸中の幸い。

とはいえ、こういったことがあると、前述のような葛藤がマグマの如く湧き上がり、噴火する。

翌日にはほぼ鎮火はするものの、家族と親子の在り方を考えさせられる行事であることは間違いない。心や脳でリトル大介たちによるシンポジウムが開催される。

いずれにしろ、もし万が一、みなさんの親が何らかの理由で五体不満足になった場合は是非とも相談していただきたい。特に片親の方。

いい相談相手になると思う。妻も。

そんなこんな、伊藤家は今日も元気です。

では、ここで1曲おお聴きください。ハナレグミで『家族の風景』


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