ワーケーション中に陥ったトラブル集
ワーケーションは旅の一種ということでやはり予想しないことがたくさん起きます。笑い話レベルのトラブルならいいのですが、場合によっては致命的なこともあります。
そこで今回は自分が今までのワーケーションでどんな困ったことが起きたか、どんな対策をしているかなどをお話ししていきたいと思います。
電車がなかなか来ない🥲
東京から比べたらそりゃそうだろ話なんですが、地方では電車のペースがだいぶ違います。東京では電車は5分〜10分ですが、地方だと大体1時間に1本ペース。そして周囲に時間をつぶせるカフェ的なスペースが少なく時間を読み違えるととんでもなく待ちます。
写真は米子鬼太郎空港から境港に向かう時です。
飛行機の到着が少し遅れ、到着後に少しぼんやりしてたらバスも出てしまいました。でも近くにJRの駅があるから大丈夫!と思っていたら次の電車が1時間。OH、周囲にコンビニも何もない。チーン。
基本的に事前に調べすぎるのは旅のダイナミズムがなくなるみたいな感覚があって、なんも調べずに行ったらなかなか困りました。
空港内にはカフェもあるのですが、なまじ10分ぐらい駅まで歩いてしまったので戻るのも不本意で結局行きたいと思っていた場所まで歩いていきました。スタンドバイミー状態です。スーツケースをゴロゴロしながらだと案外遠く感じました。。
急いでいたら困ったのですが、そこまでではなかったので楽しい街歩きができました。困ったことと言えば強烈に腹へったぐらいでしょうか笑
ローカルバスがよく分からん🥲
またもアクセス話です。東京では交通機関の選択肢が多いので困ることはないのですが地方ではそうはいきません。
地方ではバスが便利なことが多いので普段よりバスをよく乗ります。
ですが、この初めてのエリアのバスに乗るのがなかなか不安を感じます。写真は下関市の唐戸市場の近くから乗れるサンデンバス。こちらに乗って関門環境を歩いて渡れる関門人道トンネルに向かったのですが、全体的に不安感がいっぱいでした。
乗り方が分からん
自分はほとんどバスに乗らないのでバスに乗る時はいつも不安です。
電車の乗り方って難しくないですか?
前払いか後払いか、一律料金か距離料金か、交通IC使えるか、Suica使えるか、行き先のバス停に止まるか。いつもめちゃくちゃ不安です。
これが怖くて昔はバスが便利と分かりながらもバスに乗れませんでした。 おんなじ感覚の人いませんか?笑
行き先が聞き馴染みがない
地元の地名が聞き馴染みがないので行き先名が合っているのか不安になります。この唐戸から乗ったバスは関門人道トンネルに行きたかったのですが、降りるバス停は「御裳川」。
そもそも地名が読めない。。(正解はみもすそがわ)
バスの運転手さんに「〇〇に行きたいのですが止まりますか?」と聞きたくてもこの御裳川が読めないから聞きづらい。ということでバスの待ち時間はいつもめちゃくちゃググってます。
アクセス案内サイトで出てなこい
移動について調べる時はGoogleマップをメインで使っているのですが、ローカルバスはGoogleマップに出てこないことがあるんですよね。
また境港なんですが、この鬼太郎感満載の「はまるーぷバス」は出てきませんでした。
実際はこの画像と時刻表をダウンロードして穴が開くほど見ていました。
このバス 境港を周るのに実に良い場所を巡回してくれてるんですよね。実にありがたい。街を歩いていて「あれなんかバス走ってるじゃん」って実際に見てから発見しました。やっぱり街は歩いてみないと分からないですね。この辺りは事前に調べるのは難しい気がします。
ただこういうローカルバスは廃線になっていたり、運行ダイヤが変わっていたりする場合もあるので注意が必要です。
店が空いてない🥲
これもよくあることなんですが、地方でここ行きたい!と思って行ったお店がやってないというパターン。
メンタル的にダメージでかいですよね。特にワーケーションでは平日を活用することが多いので、不意に定休日に当たることも多いです。写真は正確にはワーケーション関係ないのですが、地方の登山帰りに行った飯能のうどんの名店「浅見茶屋」さんです。
子ノ権現帰りの定番のコースなんですが、見事定休日にぶつかりました笑 昼食をここで食べようと腹を空かせていたので絶望ですよ。
一応ちゃんと調べて行ったんですよ。でも当時食べログは毎週の休みしか記載がなく、見事それ以外の休みの日にピンポイントで当たってしまいました。。
そもそも営業日や営業時間が少ない
具体例として浅見茶屋さんを挙げちゃいましたが、このパターンはどの地方でもめちゃくちゃあります。
経験則なんですが、地方では基本的に営業日営業時間が少し少ない気がします。アクセスが少し遠いお目当てのお店がお休みだと他の選択肢が選びづらく途方に暮れてしまいます。
もちろん「休むな」なんて話ではないですよ。
こっちの都合で行ってるわけですし、営業中に行くのは当然です。ただ都市部と比べてこういうことが多いので注意しましょうという話です。
WEBサイト SNS更新してない
東京だってそうじゃん!と言われたらもちろんそうなんですが、地方だとリアルがより重視されていて、オンラインでの情報発信の精度が低い気がします。
そのWEBサイトを見て実際に行ってみたらそもそも「営業していない」なんてことがよくあります。
希望的な話なんですが、店舗をされている皆さま、気の利いたオシャレな画像をアップするとかは二の次でいいので営業日時だけは頑張って更新してもらえませんでしょうか。。
施設の回線速度が遅い
この記事で存分に書いていますが地方だとwifiが遅いことが多いです。
これもあくまで経験則ですが、地方だと30Mbpsぐらいあれば早い方と感じます。「wifi使えます!「ワーケーションできます!」と積極的にワーケーション誘致をしている施設でも10Mbps以下のところが結構あります。
いわゆるコワーキングスペースだと100Mbpsを越えているので安心なんですが、市営のところや宿泊施設は大体微妙ですね。まずはその地域のいろんなワークスペースに行ってwifiの速度を測ってからそこで行う作業を決めたりします。
途切れ途切れになったりしてどうにもダメだーって場合もあるのですが、その場合はテザリングを使うようにしています。まぁそのテザリングの電波も怪しいとお手上げなんですが。。
宿が取れない🥲
これは八戸でワーケーションした時の話なんですが、この時はすさまじい忙しさから解放されたばかりで完全な放浪をしたくて宿もその場で決めるというスタイルにしてみました。それが完全に裏目に。。
これもまためずらしく土日をまたぐワーケーションだったのですが、週末の宿が取れない!正確には取れたとしてもめちゃくちゃ高い。それまで泊まっていた金額の3倍以上。いやいやいや、さすがに高くて無理ってなりました。
原因はこれです。
「三沢基地航空祭」
この地域では一大イベントのようで、三沢に限らず八戸、青森市内の宿も高騰していました。まさかこんなことになるとは、、
で、どうしたかというと、もっと滞在したかった八戸を後にし、ローカル線の「青い森鉄道」で青森市内で安く泊まれるホテルに移動しました。のどかなローカル線にも乗れたし、ねぶたの家ワ・ラッセにも行けたので結果は問題なかったんですけどね。
バックアップ・事前準備
自由に行動できるのがワーケーションの良いところですが、いくら自由と言っても最低限調べるのはやはり必要と思います。また最悪こうなったらこうしようみたいな対策はしているつもりです。
自分の場合は対策は
アクセスが悪くても急ぐ旅じゃないしというスケジューリングにする
お店も空いてなきゃ近所のスーパーでおい惣菜でも買う
wifiもダメならテザリングでできる仕事にする
みたいな感じでゆるーく考えています。
最悪餓死はしない、野宿にはならない、取引先に迷惑はかけないみたいな最低ラインを決めています。
まとめ
致命的なんてそうそう起きない
自分はボーイスカウトで野宿もしていたり、地方で登山もしているのでトラブルには結構慣れてます。バス来ないとか日常茶飯事です。山の中で2時間途方に暮れるとかよくあります。その経験から日本国内でするワーケーションでは致命的なことはほとんど起こらないと思ってます。
そもそもこの程度はトラブルとは考えていません。それはそれで日常ではあまり起こらないドキドキ感を味わえて楽しいなとすら感じています。
そもそもトラブルってそんなに悪いもんじゃない
途中からお気づきだったかも知れませんが、こんなもんトラブルでもなんでもなく、むしろこの状況に直面したことでから得られるものがたくさんあります。
電車が来なくて歩いたことで街並みをたくさん見れた
ローカルバスで地元の方の生活の様子が知れた
Googleサービス万能じゃないことが分かった
知らないイベントや名物を体験できた
全トラブルを回避できたらそれはそれで面白くないんですよね。快適=楽しいでありません。自分はむしろこんな事態を楽しんでいる節があります。初見でどこまで対応できるか自分の対応力が試せるのは面白いと思ってます。
予想外のことで得られることは案外多いです。トラブルを心配してワーケーションしないのはもったいないなと思っていますので、これからワーケーションをしようと思ってる人は臆せずチャレンジしてみましょう!
このドキドキ感はやみつきになりますよ。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?