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【再放送記念】ワーケーションであまちゃん聖地巡礼

たまにはタイムリーな記事を書きたいと思います。2023年4月10日現在盛岡にワーケーションに来ていまして、さっそくですがその話を書きたいと思います。

タイトル通りではありますが、私なかなかのあまちゃんフリークでして、過去にオンデマンドで4回ぐらいあまちゃんを見ています。また今はNHKでちょうど再放送が始まったばかりとのこと。そんな自分が岩手に来たとあっちゃ行かないわけには行きません。

ということで、盛岡に到着した翌日からさっそく久慈へと向かいました。

盛岡から久慈までは案外遠い

気軽に借りれるカーシェアはワーケーションの強い味方

この日は天気はバッチリ晴れ。近所のカーシェアで車を借りて朝から久慈へと向かいます。まずは盛岡から北に進み、その後山を越えます。同じ県内だから小1時間で着くだろと、そう思っていた時期が自分にもありました。これしっかり2時間以上かかります。。

あろうことか全部下道で行きました

盛岡市内を抜けて国道455線をひた走ります。

途中雪に飾られた岩手山がドーンと見えたりします

少し経つと牧場が見てきて牧歌的な風景が広がります。のどかで実に癒されます。岩洞湖を越え、葛巻町を越えるといよいよ久慈です。

北限の海女がお出迎え


昼食からあまちゃん尽くし

予想より時間がかかってお昼になってしまったのでそのまま昼食にしました。たまたま立ち寄った道の駅くじのレストラン「山海里」さんが結構有名なところとのことで「あまちゃんセット」を頂きます。

道の駅の中にあるお店です
まめぶもセットのお得なセット ファン丸出しで少し恥ずかしい、、
あまちゃんセット 2,270円

ボリュームたっぷりのあまちゃんセットが到着。これが噂のまめぶ汁かーということでまめぶから頂きます。

ぱっと見はただのお雑煮
この白い団子がまめぶ

「あ、甘い?しょっぱい?」
口の中で緊急会議が始まりました笑 汁はしょっぱいのに黒砂糖の甘さとクルミの香ばしさが絶妙です!作品中であのイジられ方も分かる気がします。ただ個人的には嫌いじゃないです。さぁ気になる方はLet'sまめぶ。

海鮮丼の方はオーソドックスながらボリュームたっぷりで美味しいです。しめ鯖の酸っぱさが味を引き締めます。

時間がなくて見れませんでしたが、この道の駅くじはかつてあまちゃんハウスがあった場所で、作中でユイちゃんがミス北鉄コンテストに参加した会場だそうです。

駐車場がまさにその場所でした


駅前はあまちゃんの世界が広がる

道の駅くじから駅前までは徒歩圏内

そんなこんなでお腹を満たしたら今度は駅前へ。
久慈は人口3.4万人ということでかなりの田舎を想像していたのですが思ったよりちゃんと街でした。駅前は飲食店もホテルもあります。関係者もみんなここに泊まってたってことですよね。感慨深い。

おしゃれなお店もちらほら
ところどこで見れるシャッターアートがかわいい

てくてく歩いていくと出ました「北三陸駅」あらため「三陸鉄道久慈駅」!
奇しくも駅長と同じ「だいきち」がここに来てしまいました。

勉さんの琥珀の圧が強い
構内にも愛のあるアートがたくさん
ウニ弁当も売ってます
展示コーナーもあります

駅は無人改札なのでホームにも入ることができます。ホームにいくとまたさらに見慣れた光景が。ドラマのシーンが蘇ってきます。

階段から今にも若かりし春子が駆け降りて来そうです
このカラーリング痺れます

また駅前と言えばあれですあれ。そう、北三陸観光協会が入ってるビル。今でも健在であまちゃんの看板が飾られていました。お店は営業していないようですが、この建物が見れるだけでちょっと感動します。

看板もそのままでした

あと北三陸駅のすぐ隣には近代的なJRの久慈駅が並んでいるのですが、そのさらに横に久慈市情報交流センター YOMUNOSUという施設があり、そこにはあまちゃん関連の展示物がたくさんあります。

かすり半纏やフォトコーナー
イラスト展示がトンネル状に
出口にはアメ女の衣装も 左はマメりんが着ていた印象が強い
大きなイラストボードも
フルバージョンの北三陸今度こそなんとかすっぺポロシャツも

ここに飾られているイラストがほんと可愛くて素晴らしいんですよね。青木俊直先生という方が書かれているそうです。一体何枚書かれていたんでしょうか。全部じっくり読みたい、、

アキのブレイクのきっかけになった「見つけてこわそう」のシーン
東京編のシーンなどもあります
青木俊直先生ありがとうございます

あと個人的に面白かったのが設定資料。仕事柄こういう舞台裏の専門家の頑張りが観れると楽しいです。実はお仕事で脚本家の宮藤さんとご一緒したことがあって、その時もその仕事っぷりに感動したんです。またこうしてお仕事の様子が見れるのは嬉しいですね。

色合いな年代感など細かいこだわりがたくさん


袖が浜(小袖海岸)に向かう途中にも

いつまでも展示物をじっくり見たかったのですが、日が落ちる前に全て回らないといけないということで、後ろ髪を引かれながらも駅前を後にしました。次は袖が浜に向かいます。位置関係はこんな感じです。

車だとそんなに遠くないです

この道、あまちゃん街道からは道幅が狭く運転が慣れていない方だと結構怖い感じです。慎重に行きましょう。

ただここからの景色がものすごい。運転中写真が撮れないので見たい方は自分の足で行って見ましょう!

途中車を停めるところがあって何枚かは写真を撮りました。雰囲気だけでも伝わると、、

天気が良かったので海と空のブルーが綺麗でした
変わった形の岩が続きます


袖が浜では興奮しっぱなし

四苦八苦しながら運転していると袖が浜あらため小袖海岸に到着!
海女さんの看板がお出迎えしてくれます。

ここから左に進むとロケ地

あんまり枠のはっきりしない駐車場に車を停めるとあの作品で何度も見た光景が広がっていました。ちなみに観光客は自分を含めて6名ぐらい。まだ再放送の効果が出てないんですかね。

ちょっと寂しいですが、テンションは爆上がりです。

じぇじぇじぇの記念碑
海女センター

海女センターを越えると脳内にあのシーンが蘇りました。素潜りの練習場だ!階段を降りたところで牡蠣をなかなか拾えず苦戦していたところが目の前にあります。

そしてその先にはあのオープニングや自転車で飛び込んだ展望台も。ファンには垂涎の空間がそこにはありました。

海女センターの目の前
そもそもこの景色自体が美しい
透明度の高いコバルトブルーの海
漁港らしく船が並ぶ
夫婦岩が印象的な地形
例の灯台(立ち入り禁止で近くまでは行けません)

海女センターでは懐かしい小物と絶景が見れる展望台

一通り堪能した後は海女センターの中も見ることにしました。こちらは1階がお土産やコーヒーの売店、2階、3階は展示コーナー、屋上は展望台となっています。

この日はあまりお客さんがいなく少し入りづらい雰囲気でした、、
このあたりの海女の歴史が分かる資料も展示
あの看板だー!
南部ダイバーの潜水服
関係者のたくさんのサイン
パラパラ漫画が最高だった鉄拳さんのサイン
ひっそりとゴーストバスターズの声が聞こえてきます
展望台から見る景色も絶景
袖が浜の絶景が一望できます

ストーブさんの監視小屋はまた今度

星よりひそかに〜 雨より優しく〜

名残惜しいですがそろそろ帰ろうと駐車場の方に向かうとどこかで見た景色が。そうだ、あの坂。橋幸夫の「いつでも夢を」を歌いながら歩いていくあの坂だ。

ベテラン海女たちが歩いていく後ろ姿がかっこいいんだよなー そこにも記念碑があったので写真だけご紹介します。

あ、ストーブさんの監視小屋は坂を15分ぐらい上がったところなんでまた今度。ストーブさんってそういう位置付けでしたよね笑

記念碑が置かれてました
この坂の先に監視小屋があります

帰りは宮古経由で

あまちゃん堪能しました!
袖が浜すげー楽しかったです。作品また見たくなりました。まだまだ見たかったのですが、車の返却時間もあるので帰りは宮古経由で盛岡に戻ります。

途中の景色も美しいです

宮古まで2時間、盛岡までまた2時間。長え、、
車の中でYouTubeで関連動画やらサントラやらNHKオンデマンドの紅白の回やらを聴きながら1日中あまちゃんづけで帰りました。

総移動距離350Km。
自分の距離感の見立てが一番あまちゃんでした。


まとめ

もはやただのあまちゃんオタクの戯言のような記事なんですが、一応ワーケーション的観点からお話しします。

久慈はホテルもあるし、ワークスペースになるようなカフェも、交流館で開放されているデスクスペースもあります。ワーケーションもやろうと思えば全然できるかなという印象です。

交流センター内のスペース

あまちゃんの聖地巡礼はほんとに1日じゃ足りない!盛岡に滞在する1日を割り当てる程度じゃダメでした。

特に交流センターのイラストをもっとじっくり見たかった。シャッターアートをもっとたくさん見たかった。ウニ弁当も食べたかった。今回の記事に乗せ切れていないものも現地に来るとたくさん見れます。

ということで、皆さん久慈であまちゃんの聖地巡礼ワーケーションをされる際には久慈で1週間程度は時間を確保することをお勧めします!

以上あまちゃん聖地巡礼でした。

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