女性にありがちなトレーニングの先入観。 それ、間違ってます。。。。
プログラム開始を控えたお客様からご質問。
「トレーニングで筋肉がついて脚が太くなりませんか?」
以前にも同じような記事を書いたことがあります。
でも、やはり、まだまだこの手の質問は多い。。。。
”ウェイトトレーニング=マッチョな男子のもの”
というステレオタイプな認識。。。。。。。
イメージは分からなくもないです。。。。
実際に、ジムでウェイトトレーニングしてる人たちって、
体格がいい方が多いですからね。
でも、実際に、ウェイトトレーニングは、
女性や高齢者がすべきトレーニングだと、
僕個人は強く思っているし、
お客様が女性や高齢者がお客様なら、
絶対にウェイトトレーニングを組み込みます。
(エクササイズや強度はアレンジします、もちろん)
ステレオタイプなダイエットの意識を否定。
冒頭の質問をいただいた方。
20代の女性。
正直、ダイエットは必要ないくらいのスタイルです。
でも、ご自身の脚にちょっとコンプレックスがあるよう。
もちろん、理解できます。
若い世代の女性が健康面で困っているケースはレア。
ほとんどは美容とかスタイルにこだわる。
そして、この世にコンプレックスを持っていない人間なんていない。
でも、細くなることや体重を減らすことだけに執着すると、
それは健康被害にもつながるし、
はたして”美しいスタイル”なのか?と疑問符がつきます。
正しい知識や認識を作ることが重要。
適正体重などの算出(BMI基準でいいと思います。)。
そして、体型を考慮して、適正な周囲計などを提示。
あとは、姿勢などをきれいに保つと
正直、それだけでかなりスタイルはよく見えます。
筋肉量を増やすのは至難の技
ウェイトトレーニングは確かに筋肉量を増やしくれます。
でも、見るからに”ゴツく”するのに、
どれだけのトレーニング量、負荷が必要か。。。。
これ、実際にかなり難しいことです。
週2回、90分のトレーニングセッションだけで、
筋肉量を爆発的に増やせるなら、
ボディメイクのコンテストに参加している人たちは、
苦労しないですよね。。。。。
特にトレーニング初心者は、
神経系の発達が先にくるので、
実際に筋繊維が太くなるのはそのあと。
真剣に筋肉を太くしていくなら、
そこには、結構な時間と、とてつもない量が必要です!
まして、それが女性となると、
アナボリックホルモン(性ホルモン)の関係で、
さらに筋肉が大きくなるのが難しい。。。。
初心者の方がいきなり、脚が太くなる。
そんなことは絶対にありません。
女性や高齢者はウェイトトレーニングをすべき。
このような理由から、もともと筋肉が大きくなりにくい女性の方、
また、加齢により筋肉量が減少していく高齢者の方は、
積極的にトレーニングプログラムにウェイトトレーニングを取り入れるべき。
筋肉量の低下=筋力の低下は、将来的な転倒などのリスクに。
また、女性の方は、どこかのタイミングで閉経を迎えます。
そうなると、さらにホルモンバランスは崩れ肥満になやすい。
この時に、一定の筋肉量がある、
また、トレーニングの習慣があると、
更年期障害の症状の軽減や、
肥満率の低下を期待することはできます。
若いうちからの積み重ねが、
歳を重ねたときに活きてくるのです!!
ウェイトトレーニングは、骨にも外的なストレスをかけてくれます。
このメカニカルストレスは骨密度の維持にも効果を発揮。
姿勢を保持しているのは、背骨を支えている筋肉たち。
これを維持することで、いつまでも綺麗な立ち姿、歩き姿を保ちます。
今もきれいに。
そして、年齢を重ねても若々しくある。
そのために筋肉量は絶対に必要な条件と言えます。
まとめ
最近は、フィットネスアイコンになるような、
女性芸能人やモデルの方も多数いらっしゃいます。
動画などを見ると、それなりのトレーニングボリューム。
あれくらいやっていても、筋肉でたくましいという印象はないですよね。
みなさん、きれいなスタイルを維持されています。
繰り返します。
ウェイトトレーニングで、そう簡単にゴツくはなりません。
ダイエットのためにも、
スタイル維持のためにも、
積極的にウェイトトレーニングを活用してください!