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とりあえず、トレーニングを始めてみる。そのためにホルモン分泌を促してみよう!

こんにちは。Dice Trainingです。
岩手県でトレーニング指導を生業にしています。
アメリカ留学中にNSCA CSCSを取得。
留学中のインターンシップも含めると、
トレーニング指導に携わって20年以上になります。

夏を前にして体験のお申し込みや
お問い合わせをいただいています。
大変、ありがたいこと。

体験でお会いするお客様から、
「自分一人だと、どうしても続かない。」
「正しい動作かどうか不安になる」
「ジムに行っても、マシンの使い方がわからない。。。」

などのお言葉をよく聞きます。

これらを払拭するために、
パーソナルトレーニングを
試してみようという気持ちもよくわかります。

でも、僕個人が思うことは、
多少間違っていても、
「とにかく、まず始めてみる!」
を優先して欲しいということ。

トレーニングのやり方を学んでも、
実際、日々、定期的に運動をしないことには、
身体は変わっていきません。

しかし、ぱっと始められる人もいれば、
なかなか行動に移せない人もいますよね。
それぞれにどんな特徴があるのでしょうか。

行動を始めることは、その人の”気質”が影響している。

人それぞれ”気質”があります。
個性や性格とも言い換えることができるかと。
諏訪東京理科大学教授:篠原菊紀先生によると、
”気質”は大きく分けて3つに分類できるそうです。

●新奇探索傾向気質
⇨新しい刺激を求める。
●損害回避傾向気質
⇨リスクを避け、パターンで生活したい。
●報酬依存症気質
⇨友人等と一緒にいるのが好き。

ご自身の傾向はどうでしょうか?

新奇探索傾向気質の傾向がある人は、
新しいことを始めることに抵抗感が少ない。
やったことのない運動にも挑戦すると思います。

損害回避傾向気質に傾向がある人は、
なかなか行動には移さない。。。
しかし、一度パターンかしてしまえば、
それを続けることが得意です。
なので、日常生活の中に、
馴染みのある運動を組み込んでしまえば、
運動習慣の継続が見込めます。

報酬依存気質の傾向がある人は、
コミュニティをうまく活用です。
運動好きな友人がいれば、
その人と一緒に身体を動かせばいい。

自分に合った取り組み方で、
運動を始めるきっかをまず持ちましょう。

”気質”にはホルモン分泌が影響している。

これら3つの気質は、
体内で分泌される”ホルモン”と
関連があるようです。

新奇探索傾向気質:ドーパミン 
損害回避傾向気 :セロトニン
報酬依存気質  :ノルアドレナリン

やる気ホルモンとも呼ばれる
”ドーパミン”の分泌を促すと、
新しいことに挑戦する気概が高まります。

ドーパミンの分泌が促される
主な5つのシチュエーションは以下の通り。

① 小さな目標設定をして達成していく
②好きな音楽を聴く
③タンパク質を摂る
④適度な昼寝
⑤有酸素運動

「時間を決めて、
 好きな音楽を聴きながら、
 ちょっと散歩。
 朝食からタンパク質を取り、
 お昼休憩で仮眠をとる。」

この流れでO.K.です。
「1日の空いている時間にちょっと散歩する」
という目標を組み、
食事内容をちょっと意識。
達成できそうじゃありません?

行動によりドーパミンが出やすい状況。
今日もできた!という目標達成感で、
さらにドーパミンが分泌。

行動を起こすための、
正のスパイラルを作っていきます。

まとめ

「私は意識が低いから、なかなか始められないし、続かない。。。」
とおっしゃるお客様、多いです。
性格は先天的な部分は確かにあります。
今回の記事で触れたように
”3つの気質”に分類されたりもしますしね。

でも、日々の行動をちょっと変えるだけで、
ホルモンの分泌を促し、
負のスパイラルから抜け出すことは可能。
後天的に自分の性格を修正することはできます!

できることを日々の隙間時間に当て込んでみましょう。
・決めた行動を行なったという達成感。
・好きな音楽を聴きながら行動する。
・できればそれを身体活動に。
・食事からタンパク質をしっかり補給。
これらを網羅すると、ドーパミンが出てきます!
やる気が出てくるから、新しい行動にもチャレンジしやすくなる。
ホルモンをうまく活用して、
負のループから脱出しましょう!


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