見出し画像

歳の近い兄弟 → お父さんEasyモード

始めてのゲームに挑戦するとき、いきなり設定でHardモードは選択しない。やっても面白くないから。
コツがつかめてから、さらに難しいモードにも挑戦する方が楽しい。

子育ても同じだ。
Easyモードに設定した方がいい。

子育てにおいて、Easyモードにできる方法がある。
2人目は、少し期間を開けてから・・・という人が少なくない。
「年の近い兄弟」のメリットも知ってもらいたい。


お父さんの難易度設定を下げる仕掛け

我が家の構成は「年齢の近い男児2人」だ。
この構造は、我が家で今のところとても良く機能している。

もし子供が一人の家庭で、二人目のタイミングに悩んでいるなら、
特に、「お父さん大好きー」と言いう地位を獲得する近道なのだと、
知ってほしい。

現実問題として、仕事の都合で・・・という大人の都合は無視する。

仕事よりもプライベート!と言える人向け、
子供たちから好かれる方が人生満足度が高いわ!と感じる人向け、
「俺は良い父親といわれたい!」と邪な志しをもっている人、
Best Father賞にノミネートされたいと考えるような他人の評価を気にする人向けの話だ。
(一般人はノミネートされない)

そしておそらく、子供に好かれる父を目指すことは、パートナーからの評価も上がるので、最終的に、家族全員ハッピー、最幸の道だ。
私はこの志向を持ちたい。

メリットもある

意図的に踏みとどまっている、二人目以上を検討中のお父さんへ。
ここでは、年齢の近い兄弟の良さを語りたい。

<メリット1>

まず、我が子は兄弟の年齢が近いので、おかげで二人は友達のように遊べる。親の遊び相手としての役割が軽減されるのは、ありがたい。

「ぶっぶー!」と遊ぶ様子はかわいい。BUT、一緒に「ぶっぶー!」と遊ぶのは疲れる。

幼児あそびを長時間するのは、正直、大人にはきつい

一人っ子や、年齢の離れた兄弟だと、子供は家で遊び相手や話し相手として大人を必要とする。

うちは男子だからトーマスごっこが多いが、めっちゃある。
女子の場合は、ままごとや人形ごっこが多いらしいが、大半の父にとって、人形ごっこ、お食事ごっこ、女の子トークの相手や、お料理ごっこや、飼い犬役を長時間続けるのは疲労が大きい。
しかし、それを嫌がると、お父さんを楽しむというゴールは遠のく
このお父さん道は険しい道だ。

人柄によるが、うちのパートナーはその遊び相手には向いていなさそう。
一般的な大人にとって、長時間の子供遊びはストレスになりがちだ。

楽しく一緒に過ごしたい気持ちなんだけど、どうしても、、、ね

大人はある程度で飽きて切り上げてしまうから、兄弟がいると、子供にとってもHappy。同世代と遊ぶとエンドレスごっこ遊びができる。

ごっこ遊びは成長過程として、第三者目線や相手の気持ちを想像するとても大切な遊びなのに、「成長の機会を親の都合で制限する」ことになる。
良くない。わかっている、頭では。

子供遊びは専門家(兄弟)に任せるべし。

お父さんは大人の遊びを提供しよう。

<メリット2>

競争相手としても、年齢の近い兄弟はとてもふさわしい。
とくに弟(妹)にとって年齢の近い兄(姉)は、手ごろな手ごわい相手だ。リスペクトもあるが、虎視眈々と勝利を狙う様子は、見ていて面白い

年齢が近いと、ちょっと勝てそうな感じがするようだ。
兄弟は習い事などを同時に始めるので、弟は兄をライバル視しているので、同じ年齢になんて勝って当然だといわんばかりの意識高い系に育つ。

この兄の役割を父が担うのはとてもむつかしい

適度な手加減で、手加減していることも伝わってもダメ。
同世代の中ボスを家族内に設けることで、父は憧れの”かなわない”存在になっていれば良い、とても助かる。

長男(長女)のライバルがいないが、彼らは負けられないプレッシャーにさらされている。年齢が近いと、油断したら負けかねない。
下からの突き上げで、彼らは伸びる。

ライバルと憧れの二役を担うのは困難。
父親の役割は軽減される。

<メリット3>

人気のお父さんを目指すなら、若さは大切だ。
若いだけで有利だ

老えば老うほど、参観日に「お父さん若いね」とか「かっこいいね」とか、運動会で「お父さん速い!」とか言われてお父さんの株が上がるチャンスを失う。

抱っこは、やればやるほど、抱えた分だけ人気は上がる。
多少のイザコザも秘技「長時間抱っこ」でちょっと挽回できる(ような気がする)

数年の加齢でどの程度自分が劣化するかわからないが、維持するのは結構大変。
特段何の努力もせずとも、年齢が多少若いだけで回りの人たちが子供に父を褒めてくれる。こんな特典は利用するに越したことはない

周りからのインプットが、お父さん評価を作り上げる要素としてデカい。

お父さんは楽になる

親とは、かくあるべし!

兄弟を作れるチャンスがあるなら、もう作ったらいいじゃん、という話。
経済的とか身体的とかの事情が許されるなら、思い立ったが吉日、
『「いつかやろう」は馬鹿ヤロウ』ですよ。

お父さんは、そもそも慎重派なんて面白くなーい。

しかも、兄弟の年齢が近い場合、しんどさは軽減される。
楽しいことは減らない。

まさにEasyモードでプレイできる。

楽しいぞ、お父さん!


追伸
なお、3人になると、1人があぶれてお父さん中級モードに難易度上がる
ご注意ください

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?