見出し画像

クロアチア探検part2ザグレブ

こんばんは。今日はせっかくなのでクロアチアを探検した時の話をしていきます。一か所目はザグレブです。あいにくの曇天でした。

ザグレブはクロアチアの首都です。オスマン帝国の侵攻より首都移転が起こったので、確かにほかの有名な古代都市と比較すると劣るのかもしれませんが、それ以上に魅力があふれるところだったと感じています。

教会たち

まずザグレブ大聖堂をみていきます。残念ながら現在工事中で5月いっぱいまでするそうです。近くからとったこの写真からもわかるようにその豪華なつくりに圧倒させられました。このザグレブ大聖堂の建築は11世紀から始まりました。タタールの進軍により破壊され、13世紀末にゴシック様式で再建されました。オスマン帝国の進軍で城壁を作ったのち、塔の建築は17世紀末にバロック様式で建てられました。19世紀末での大火事でネオゴシック様式に建て替えられました。このように激動の時代をこの協会は過ごしていたことがわかります。中が見たかったので非常に残念です。

ザグレブ大聖堂

次に見たのは聖マルコ教会。この写真からわかることは二つあります。一つは屋根がめちゃくちゃかわいいこと、もう一つは工事中であること。どちらも正しい感想ですね!
もともとロマネスク様式で建てられ、14世紀には礼拝堂とアーチがゴシック様式で建設されました。19世紀末にボレによってネオゴシック様式様式へと立て替えられました。
可愛い屋根はブタペストから寄贈された色瓦のモザイク模様で有名。左はクロアチア・ダルマチア・スラボニア王国の紋章、右側はザグレブ市の紋章があります。
ちなみに協会向かって右側には国会議事堂、左側は政府の重要機関がいくつかあり見ていてとても面白かったです。いずれも入れませんでしたが。

聖マルコ教会

ザグレブ・マーケット

私は特に何も買いませんでしたが野菜や花であったり、お土産も売られており見ていて非常に面白かったので参考までに。

ドラツ市場

失恋博物館

失恋博物館は日本人でも十分楽しめます。なぜなら、日本語訳のガイドを見ながら鑑賞できるからです。ここでは多くの人の失恋にまつわるものが置いてあります。面白いと感じるものから涙を誘うものまでさまざまです。
2010年から始まった新しい博物館です。2018年には東京にも来たらしいです。

失恋博物館

ザグレブ駅へもどる

駅のほうへ戻るとこのような機関車がありました。私は、気になって近くまで寄りました。これはホロコーストの犠牲者となる人がここから出発したということを示しているのだそう。私が今いるプーラにもホロコーストの犠牲者をしのぶ記念像はあり、胸が締め付けられる一枚です。

ホロコーストとウスターシャ政権の犠牲者の記念碑の近くにあった機関車

おまけ~モスク~

ここまではザグレブの有名な観光地であったと思います。
私はイスラーム教徒ではないですが、その文化に関心があります。モスクを訪ねてみたいと思って訪れてみました。その道中にはハラルフード専門店があり、ここにイスラームの方が多く住んでいらっしゃるのだなということがよくわかりました。
クロアチアはオレンジ色の瓦の屋根で有名ですが、このあたりはプレハブのような感じでクロアチアの建物の中では異彩を放っていました。

モスク周辺の住宅

モスクは御覧の通りとても大きく立派です。クロアチアでは最大といわれています。1987年に建築された、比較的新しいモスクといえるのではないでしょうか

ザグレブモスク

以上です。ここまでご覧いただきありがとうございました!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?