人が成長するには出会いも大事ですが、そこからいい習慣を作れるかがより大事だと思いました

コンサル出身のベンチャー企業社長のYouTube動画を見ました。

人を育てる時に、「ここまでやるのか」とリソースを大きく投下した時に、それを受けて人は急激に成長するという話がありました。

何かを学ぶ時に、人から学ぶのは読書や体験と同様に重要なことです。いい出会いがあると、刺激をもらえて、自分で努力するようになるというのは頷けます。

動画の中で、深夜から早朝までプレゼンの練習に付き合ったという話がありました。
あまり効率的ではなくて、こういう働き方をすると身体を壊してしまいますが、とことん練習するという点は賛同できます。

一方で、いかに粘り強くやり切るかは、自分も大事にしている価値観です。

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しつこくしつこく、粘り強く、目の前のことをやりきるのだ。みんな、時間とか人材リソースの都合に責任を被せて、やりきることの面倒くささを避けている。もっともらしい〝合理性〟を盾にして、実力や努力が足りなかっただけの事実から目をそらしている。

やりきる力 堀江貴文

いわゆる、グリッドという考え方です。

動画の中で、1万時間の法則にも触れられていました。1000時間ごとにステップアップしていくそうです。
新しいものを学習する時、1日1時間やるとすると、1段階上がるのに、約3年かかる計算になります。
気が遠くなりそうですが、一定時間を毎日コツコツやり続けることが大事ということかなと思います。

実体験として、読書ができるようになった、ということがあります。
1日30分から1時間程度、寝る前に読書をする習慣を数年前に始めました。
小中学生の頃は読書がとても好きだったのですが、高校の頃から部活や勉強に忙しく、読書をしなくなりました。
社会人になってから、必要に迫られてビジネス書を読むようになりましたが、なかなか読み進められず、読み終えてもあまり頭に入っていないような状態でした。
新書や古典など、硬い本はほぼ読み通せず、トライしては途中で投げ出すということを繰り返していました。

しかし、「読書を毎日続けることである時急に読めるようになる」「自分でやると決めたらそのルールをとにかく守る」ということを会社の人から聞いて、一念発起して毎日読書をするようにしました。
たまに疲れて字面を追えない時もありましたが、そういう時は読みやすいエッセーやマンガを織り交ぜて、極力習慣を継続できるようにしました。
これまで文章をじっくりと行きつ戻りつ読んでいたのが、ある時急に文章をすらすらと読めるようになりました。
これか!と我意を得たりという感覚がありました。
時間や気持ちに余裕がない、というのは誰しも思うところかと思いますが、1日の中で一定時間これにリソースを投下すると決めてコツコツと数年続けるというのは、習慣化してしまえば意外とできてしまいます。
成長するためには良い習慣をひたすら続ける、ということが重要なように思います。

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