チームのコラボレーションを生む超重要な考え方は、「誰がどんなセンスを持っているか」を理解すること

以下の音声配信が勉強になりました。

オーガニックなセンスは「カオスな環境で生きる力」「危険を察知する嗅覚」みたいなものと理解しました。「現場感」も当てはまるかもしれない。
一方で、テクニカルなスキルは、「複雑なエクセルの操作ができる」「きれいなパワーポイントが作れる」みたいなことと理解しました。

学びになったのは「オーガニックなセンスもテクニカルなセンスもどちらも持ち合わせている!」と自分は勘違いしていたかもしれない、ということです。そしてそのことが、他人と一緒に仕事をすることにネガティブに作用していたのかもしれないということです。

配信の中では「オーガニックなセンスがある人と、テクニカルなセンスがある人が対立せずに協力することが大事」という見解がありました。

たしかに、会社組織で「オーガニックなセンスに強みがある人」「テクニカルなセンスがある人」の双方がいるように思います。そして、それぞれに対して、「あの人はわかっていない」という感覚を持ちがちな気がします。

一方で、私自身は「オーガニックなセンスもそこそこあり、テクニカルなセンスもそこそこある」というポジショニングだと考えています。突き抜けた能力のある人に対しては、「オーガニックなセンスもテクニカルなセンスもどちらもすごい人」は素直にすごいと認められるのですが、どちらか片方の能力を持つ人に対して、わかってないな…という感覚を持ってしまっていたように思います。
そういう感覚は相手に伝わるものかなと思います。むしろ、相手の弱い部分を補うような動き方をするのが望ましいです。

対応できる仕事の領域が広くユーティリティ性がある人・ジェネラリストタイプの人は、相手の強みを尊重して、弱い部分を自分が補うような心がけができると仕事をうまく進むのかなと考えました。
すぐには実行が難しいかもしれませんが、まずは相手はどういうタイプかを考え、どこが自分がサポートできることなのかを考えると良いのかなと思います。

余談ですが、マイクロソフトでは成長型マインドセット・グロースマインドセットを組織文化として推奨しているそうです。

それにより、「失敗から学ぶ」という組織文化ができたそうです。
そして、「他人に貢献する」という評価軸を明確に定めることで、チームワークを醸成しているそうです。
マインドセットをどう持つかによって行動も変わり、多様な人とコラボレーションをして働けるのかなと思います。
仕事相手をどのように捉えるかの一つの軸として、「オーガニックなセンス」「テクニカルなセンス」という分け方は非常に有用なように思います。

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