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初めて記事を書いてみた | 週末エッセイ

僕は今、AGILE COSMETICS PROJECTというスキンケアブランドでインターンをしている。

そこで取り組みたかったことの一つに、「記事を書く」があった。

今まで営業、企画、新規事業立ち上げのインターンを2年ほどやった中で、「記事を書く」という仕事だけしたことがなかった。
だからやってみたかった。

しかし正直な話、僕は「記事を書く」ことがすごく苦手だ。
自分の考えを言語化し、さらに読み手が理解できるように書くことはすごく難しいと思っている。
週末エッセイを始めたのも「記事を書く」練習をしたかったという理由が1番大きい。

そのくらい苦手意識がある僕が、実際「記事を書く」仕事をした感想を書いてみようと思う。

構想を練る難しさ

記事を書く感想と言ったが、書く前の構想を練るところから僕は苦戦している。

なんとなくこういうテーマで書きたいというものがあったとする。
しかしそれを、なぜ(why)、誰に(who)、何を(what)伝えるのかが明確にならないと、いい記事出来ないと思っていた。

テーマから考えるべきなのか、誰(who)から考えるべきなのか。
自分はアイデアを考えるのが好きだからテーマから考えるのが得意だ。
しかし、テーマから考えて他をないがしろにしたら、書いている途中で道に迷ってしまうのではないか。

という具合に構想の段階で、僕の頭の中はごちゃごちゃになった。

そこで、とりあえず思い浮かんだテーマごとのwhoを集めて、チャートのようにした。
この方法はなかなかよかったと思っている。

なぜなら共通点が見つかったり、このテーマとこのテーマは一緒にできる
といった新しい視点が見えるようになったからだ。

「記事を書く」前の、構想段階で1週間かかってしまった。(一日中取り組んでいるわけではないが)

出だしから苦戦する未来が見えてしまった。

一生懸命書くと陥る罠

出だしから苦戦をしたが、そのあとは書きたいテーマを書いていたため、スラスラと話は進んだ。

内容の2/3ほど進んだ時に、僕はある疑問が浮かんだ。

この記事は、誰にどんなことを伝えたくて書いているんだ、、、、、

と。

なぜこのような疑問が浮かんでしまったのか、原因は今でこそわかる。

「記事を書く」という時に、僕は初心者のくせに、多くのことを意識しすぎたのだ。

僕が書いているときに、意識していたことを並べてみる。

・起承転結
・面白い言回し
・わかりやすい例
・読み手の感情を逆手に取る内容
・新しいつながりが見えるか

これらが意識するべきかは別にして、僕は一生懸命になるあまり、意識したことを全て同時にやろうとした。

その結果何が起こったか。

意識したことがあらゆるところに散らばっていて、全く統一感がない文章が出来上がっていた。

そして、笑いを取りたい、新しいテーマにつなげたいなどの高度なことにも意識したため
誰に(who)むけて書いているのかがずれてしまっていた。

ズレに気がついたのが全体の2/3の部分だったため、僕の頭の中は混乱した。
自分で最初から読み返しても、記事の内容が理解できず、どこから書き直せばいいかもわからなくなった。

結果的にその記事は一度中断して、他のテーマの記事を書くことにした。

まだ多くのことを意識しながら書くことができないことに気がついてからは、1つ1つ意識したことを実践することにした。
そして、一度書き終えたら次に意識したいことを加えていくという形で最終的には完成することができた。

書き始めて、面白くしたいという一心で全体が歪んでしまうのが見えなくなる
ということには、これからも気をつけようと思う。

誤解されない表現

今回最も難しかったことは、言いたいことを誤解されずに伝える表現力です。

個人的なnoteであればまだしも、ブランドの公式noteで何かあったときの被害は大きいことは僕でもわかります。

とくに今回、僕が取り扱ったテーマが、「男性」「外見」という両方とも炎上リスクが伴うワードでした。

簡単に僕が記事で伝えたかったことを説明すると

スキンケアは自分に自信をもたらせてくれる。
男性でスキンケアを使う人は少ないため、ぜひ自分に自信をもち、自分を好きになるためにスキンケアを使ってほしい。

というものでした。

まず誤解されやすいのは、「外見」がカッコ良くなければ自信を持てないのか
という点だ。

僕が伝えたいことは、
「スキンケアは外見もちろん整えてくれる、一方で自分で自分を綺麗だと思える。満足できる。それが素敵である」
ということであるが、たしかに捉え方によっては、外見を整えなきゃいけない

となる理由もわかる。

また、男性に向けて書いているからこそ、「世の中の男性は」や「男らしさ」といった表現を使いがちになるが、ジェンダーレスな社会になってきている今、そう言った話題で断定した意見を言うことはリスクが伴う。

すごく理解できるが、自分の中でどの表現はOKで、どの表現はNGであるかの区別がつかない。

記事を書いているときに最も気を使い、最も難しかったことだ。

自分の思いを伝えながらも、周りの人が誤解しない表現を使う。
どちらも妥協せずに何度も書き直すことは、すごく大変だった。

まとめ

「記事を書く」ことはすごく楽しかった。

"週末エッセイ"を続けられている理由でもあるが、自分の考えていること、自分の思いを文字にして届けることはすごく素敵なことだ。

もう一つ感想をあげるとしたら、ライターさんがすごく偉大だった笑

僕の伝えたいことを残しつつ、わかりやすく読みやすい表現を何度も提案してくれた。

最終的に書いた文章は、僕では作れない表現がいくつも並んでおり、伝えたいことがスッと入ってくる記事になっていた。

ライターになろう!

とは思わないが、この人たちから文章を学びたいという気持ちは芽生えた。

思いを文字におこし、人に伝える。

という、シンプルだがすごく難しいことを今後もやっていこうと思った。


もし僕が初めて書いた記事に興味がある方は、こちらを見ていってください!

自分を好きになるためのメンズスキンケア


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