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肺ガン?わたしが?
とつぜんの話だった。
定期診察を受けていたにも関わらず、2年間胸部レントゲンを撮っていなかったので、医師が
「今度の定期診察の時に、撮っておきましょうね。」と言われ、その後
「追加で、胸のCTを撮りましょう。」と言われ、いざ診察室に入ると、医師が少し参った感じで、
「ちょっと心配な影が写っているから、大きな病院で精密検査を受けてきてくれる?」
と言うので、写真を見せてもらうと、確かに、これまで見たこともない5センチ台のできものが写っていた。
C型肝炎を患っていただけに、ガンになるなら肝臓?と言う、漠とした想いはあったが、タバコももう数十年前にはやめていて、それほどひどいヘビースモーカーでもなかったので、肺にガン?と言うのがなんとも納得できなかった。
ひとりの友人に打ち明けた時、以前その友人のパートナーがスモーカーではなかったにも関わらず、肺ガンで亡くなったと話してくれた。
スパスパ切り目なく吸い続けているその友人は、今のところガンの心配はないそうで、なんとも不思議な気がする。
友人たちに打ち明ける?娘にどうやって話をする?今のところ、それがわたしの大きな悩み。
大切な決断を、これからして行かなくてはならないのだと思う。タイムリミットがわかれば、それに向けて現実的な生き仕舞いをしなくてはならなくなる。そう言うひとつひとつのことを、ひとり静かに淡々と進める事が苦手なわたし。
そうだ!!noteに書いて、同じ境遇、同じ体験をした方にも知恵を貸してもらってはどうか?と思いついた。今日、自分が何をした、と聞いてもらいたいとも思った。
来週から、具体的な検査が始まる。PET検査は、全身にどれくらいのガン細胞が広がっているのかを確認する検査。その後は、細胞穿刺検査。ガンがどのような種類のものかを病理検査で調べる。そして、脳のMRI検査。
全身に広がっていれば1年生存率は2〜3%。肺だけなら、手術しても、5年間生存率は20〜30%。どちらにしても、そう長くはないらしい。
手術を受けるのか否か、まだ決められないが、余計な検査を副作用を心配しながら受けなければならないのかと思うと、気が重くなる。化学物質過敏症のあるわたしは、病院にいることだけでリスクだらけ。検査中の薬品にも反応する。
色々思っても仕方がありませんね。
さあ、家の片付けを始めましょう。具体的な片付け。残された娘にできるだけ迷惑をかけずに済む、片付け。
日々の現実や想いをこの場所に綴らせてください。
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