第26回(2022年10月度)社内プロコンの結果|札幌開発のイベントレポート
新卒エンジニアが同僚とプログラミング学習する社内プログラミングコンテストも2022年10月度で26回目となりました。
今月も結果をレポートにして共有します。
プログラミングコンテストを試して見た経緯やメリットについては以下の記事に詳しく記載がありますのでご確認ください。
ルールの説明
プログラミングコンテストのプラットフォームとしてTOPSICを利用しています。TOPSICはAtCoderと同じ問題が出題されるため、競技プログラムを勉強した方にとって馴染みやすいプラットフォームです。
配点は難易度 × 10点。制限時間は1問当たり難易度 × 10分です。
プロコンを行っている理由
新卒で入社してソフトウェアエンジニアとしての長いキャリアを歩む上で、プログラミングできて得意な方だと思ってもらえると、過ごす時間の中で理解できる幅が増えて可能性が広がると考えているためです。
今回の結果
参加者は計40名です(入社1年目が18名、入社2年目が22名)。
出題は5問です。内訳は難易度1が1問、難易度2が2問、難易度3が2問。合計難易度が11のため、110点満点で制限時間110分です。
使用言語の分布
特に変化はありませんでした。今月回から参加の9月入社の方はPythonを利用しています。
回答の傾向
1問目は基本的な文字列操作の問題でした。
2問目は標準入力を工夫して行い、配列操作することで解ける問題です。応用問題を解く上で大事な要素が詰まっている問題でした。
4問目は苦戦した方が最も多かったです。数学的な要素を含む全探索の問題で、素数判定を行うことで処理が軽くなりました。条件を満たす整数を1つだけ出力すれば良かったので、そこに気づく事も一つのポイントでした。
5問目は数字の組み換えを繰り返すタイプの問題で、言語によって解き方やコーディング量が異なりました。
平均点は59点でした。今年の中で最も高い数字です。ここ数ヶ月の難しい問題を解き直しした方は目に見えて結果が出たと思います。
今回の取りまとめと次回の話
満点は6名でした。おめでとうございます。今月は全体の平均点が新卒2年目が1年目を大きく上回るという、2年目の底力が目立つ回になりました。
また、コンテストに合わせて月に一度、解き直し会を始めました。分からなかった問題を同期や先輩と相談しながら解き、次のコンテストや学習に備えましょう!
前回の結果
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以上となります。ご拝読ありがとうございました。