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三苫選手は本当に諦めない男なのか?

日本VSスペインで二点目のゴールをアシストした三苫選手のライン間際での折り返しがラインを割っていないか?

このプレイが世界中で大きな話題になりました。

今世界的に一番有名な日本人かもしれない三苫選手ですが、これだけ大きな話題になったのは中継でのボールを追ったカメラでのリプレイで明らかにボールがラインを割った瞬間が流れたからです。

ですがラインを割ったのはボールの底の部分であり、問題は球体のボールを真上から見てどの部分もラインと接触していない時間が存在したのかなんですね。

一番わかりやすかったのが、イギリスの某新聞が一面で報じたほぼ真上からの三苫選手の足とボールが触れた瞬間の写真でした。

ボールはギリギリでラインを割っていませんでした。

この一連のプレイですが三苫選手の好アシストも神がかっていましたが、あの瞬間ゴール前に飛び出していた田中選手もまた神がかっていました。

この三苫選手のプレイに諦めないことの大事さを教えられた人は多いと思いますが、三苫選手は本当に諦めない不屈の魂を持った男なんでしょうか?

もし三苫選手が諦めない男として賞賛されるとしたら、判定に抗議しなかったスペインチームは批判されなければいけないのでしょうか?

そしてもし判定でゴールが認められなかったとしたら、諦めない男の三苫選手は認められるまで若しくは退場になるまで審判に抗議を続けるような男なのでしょうか?

諦めない気持ちは最後まで諦めないほど価値があります。

早々に諦める事は非難される事すらあります。

ですが結果が出た瞬間から結果を認めること、そして相手を認める事、切り替えて次の行動にうつすことこそ称賛されるのです。

最後まで諦めない不屈の闘志と、結果を受け入れて直ぐに次の行動に切り替えるメンタルの強さを兼ね備えているからこそ称賛されるのです。

という事で三苫選手はたしかに諦めない不屈の闘志を持った男でしたが、実は結果を受け入れて駄目なときは駄目と直ぐに諦めて切り替えられる強いメンタルを持った男でもあるのです。


最後まで読んでいただきありがとうございました。

それでは失礼します。

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